義父が新調したノートパソコン(富士通FMVA53MR Windows 8.1モデル)のセッティング依頼あり。
ノートPCに加えて、デスクトップPCとプリンターを含めて無線LANによるホームネットワーク環境を構築するために、BuffaloのWHR-1166DHPを購入しました。
接続が簡単で初心者にもおすすめの無線LAN機器 WHR-1166DHP
新調したノートにはac対応の無線LANは搭載されていませんが、将来を見据えてこのモデルにしました(現時点でAmazonでも現在人気度1位の商品です)。
大きさも縦159mm、奥行131mm、幅55mmと非常にコンパクトです。
ちなみにac対応するためにはPC側に別途、無線LAN子機(11ac対応)を装着すれば、高速無線通信が可能となります。
もしプリンターやHDDを接続してネットワーク化したい場合はUSB口が1つあるWZR-1166DHP2がおすすめです。
接続できる口の違いはこちら。 左側がWZR-1166DHP、右側がWZR-1166DHP2です。
スマホやタブレットからは無料で提供されているアプリ(QRsetup)から無線LAN機器に添付されているカードからQRコードを読み込むだけで自動的にプロファイルがダウンロードされて設定完了。
PCの場合も添付CDROMのナビゲーターソフトなどを使わずとも、ノートPCの無線LANが認識している無線LAN親機を選んで、セキュリティキーを入力するだけで即座に暗号通信が可能となりますので、初心者でも迷うことなく無線LANの設定ができます。 今回は無線の干渉にも2.4GHzよりも強い5GHz/WPA2-PSK(AES)で接続しておきました。
注意点としては付属のLANケーブル(ストレート)は短めのLANケーブル(0.5m)です。
設置場所によっては長さが足りないため、用意しておく必要があります。
使い勝手が少々悪い?Windows 8.1
今回一番とまどったのは初のWindows 8.1。
デフォルトでは使い勝手が悪いので、従来のスタートボタンを別途インストールすることで表示させて、初期画面をデスクトップスタイルに。
ただ上海やソリティアなどのWindowsではなじみのあるゲームをWindowsストアから無料ダウンロードしてインストールしたものの、すべてゲームはWindows 8.1特有の画面、「スタート画面」から起動する必要があります。
そのために使い慣れた「デスクトップ」スタイル画面と8.1特有の「スタート画面」を切り替える必要があるのですが、少々わかりづらい。 切り替えるためには「チャーム」という操作パネルを表示する必要があります。
マウスを右上端にもっていくと表示される「チャーム」が表示されます。
チャームとは「検索」「共有」「スタート」「デバイス」「設定」の5つのメニュー項目が並んで表示される操作パネルのこと。 チャームは、スタート画面だけでなく、どのアプリを実行中であっても呼び出すことができる機能です。
デスクトップに戻るにはスタート画面のデスクトップアイコンか、もしきは画面左下にマウスをもっていくと表示されるデスクトップアイコンを押すことで、デスクトップスタイルへ切り替わります。
今回の設定した環境はこちら。
補足として、自宅で同機器におきかえてスピードテストをしてみました。
現在の自宅の親機は2年以上前に購入したBuffaloのWZR-HP-G450HUです。
無線LANの規格はIEEE802.11n / IEEE802.11g / IEEE802.11bの対応のみ。
残念ながら受信側(WLI-UC-G450)がac対応、5GHz対応の無線LAN機器ではないため、2.4GHz/IEE802.11nでの接続になります。
現在の環境では無線接続したリビングのPCで14~16Mbpsしかでなかったものが、WZR-1166DHPを親機として同じ2.4GHz/IEE802.11nで接続した場合、32~43Mbpsの速度が夜間の時間帯で安定してでました。
置き換えるだけで、×2倍のスピードアップ効果があり、時々原因不明の切断があるため置き換えを検討中です。
今のところ、上位機種でUSB3.0の口が1つある、WZR-1166DHP2かUSB2.0とUSB3.0の2つ口のあるWZR-1750DHP2が候補です。