毎年この時期は筍寿司が定番です。あっさり味で何杯でもおかわりできる美味しさ。
今年は恒例の筍堀イベントがなかったので、地元スーパーで朝どれ筍を買いました。
筍の灰汁抜きは面倒ですが、圧力鍋なら簡単です。
母直伝の筍寿司の作り方
子供のころから食べ続けている母直伝の筍寿司のつくりかたをご紹介します。
正直、これ以外の食べ方で美味しい筍の食べ方ってある・・・?というほど、私のなかでは一番好きな一品です。
ポイントは筍をゆがいただし汁で蕗を煮ることです。
そして、朝採れ筍を使ったほうがもちろん美味しいです。
【材料】
・筍 (事前に灰汁を抜いておく)
・米 3合
・合わせ酢 (酢大さじ4~5+砂糖大さじ3+塩小さじ2/3を混ぜ合わせてさっと煮る)
・蕗 (薄切り)
・木の芽(山椒の葉) 適量
・紅刻みショウガ 適量
・錦糸卵 適量
・ちりめんじゃこ 適量
<茹でるだし汁>
・だし汁 1カップ
・砂糖 大さじ2
・お酒 大さじ1
・醤油 小さじ2
・塩 小さじ1/2
【作り方】
①筍はゆがいて皮をむき、水にさらし、そのまま一晩おいておく。
②米は適量よりも水を1/2カップ減らして、昆布と酒を加えて炊く。
③蕗は生のまま茹でて皮をむき、水にさらしておく。
④①の筍を薄く切り、だし汁に砂糖、酒、醤油、塩を混ぜ合わせたものでしばらく炊く。
少し煮汁が残るまで煮含める。しばらく放置し、その後ざるにとる。
※筍を煮ただし汁は⑤でつかうのでとっておくこと。
⑤③の蕗を薄切り(5mm程度)にして、④の筍の残り煮だし汁でひと煮立ちさせて冷ます。
※蕗の緑を保つためにも長く火にかけない。
⑥②の炊きあがったご飯を別の器にうつし、合わせ酢と④の薄切り筍、⑤の蕗、ちりめんじゃこを加えてよく混ぜ合わせる。
⑦最後に錦糸卵、紅刻み生姜、木の芽を飾り付けてできあがり。
春の食材を堪能
今回は筍だけではなく、沖縄から初ゴーヤもゲットできたので、野菜天ぷらにしてみました。
ほろ苦さがビールに合いますね。
ゴーヤなど天ぷら
そして、筍寿司と筍&ワカメのお吸い物。
残った筍とで筍のマヨ木の芽和えも。食べ過ぎ!?
さらに、せりのお浸し。 せりは生で食べるよりはお浸しにして鰹節&ポン酢でいただくのが一番美味しいと思います。
今週はワラビ、筍、せり、ゴーヤといった旬な食材をたくさん堪能できたので満足。
レシピはシンプルだけれども、それほど凝らなくても素材のうまさを味わえるのがよいところですね。