室内ではLED水耕栽培キットのGreenFarmを使って、まる1年経過しました。
室内では主にハーブ類を中心に1年を通して育ててきましたが、昨秋以降はほぼ放置状態でバジルとコアリンダーを栽培しています。
さすがに半年近くも放置状態だと栽培層や栽培プレートについたカルキや液肥などの汚れがなかなか取りづらくなって、見た目もよろしくありません。GW最後になって次の栽培へ向けて掃除することにしました。
ただバジルの4株だけは元気に育っていていまでも毎週タッパ一杯は収穫できるため、いったん自作の水耕栽培器(完成度と性能は保証外^-^;)に移行することに。
自作水耕栽培器へのセッティング
容器や作り方などについては上記に引用した以前の記事をご覧いただくとして、今回も基本同じです。
今回のプラス要素としては、ポンプが1個余っているのでそれを流用することと、鉢カバー上部に遮光用の発泡スチロール版をとりつけること。
もちろん容器などは100円均一で揃えることもできるので、見た目重視でない場合はもっと安価につくることはできると思います。今回は室内で置いておきたかったので、ハイポニカの栽培層がぴったりはいるサイズ、且つインテリアに合うプランターをみつけてきました。
栽培槽にはダイソーのハイドロボール(中粒サイズ)をチョイス。ちなみにダイソーには小粒タイプもあります。
この季節、園芸シーズンなのか防虫ネットをはじめ園芸用品は品薄状態で、探すのにダイソーやセリアを何軒かハシゴしました。
キッチンのゴミ袋用ネットをつかって、栽培鉢にハイドロボールをセットします。
ダイソーの発泡スチロール板をプランターサイズにカッターとハサミでくり抜き、遮光板を制作。
それを4枚に分割してはめ込みやすい仕様にしてみました。
あとはポンプ用の穴をあけてポンプをセットし、水位計を自作して差し込むだけです。
水位計は竹ひご+発泡スチロール・浮き・魚型の醤油入れなどいくつかのバリエーションがあるので、どれがしっくりくるのか悩み中。ハイドロ専用の水位計も売られているので、見た目重視ならばそれでもよいかもしれません。
遮光板の拡大。加工がなんちゃって加工なので、ドアップは勘弁・・・
くり抜いて分割することで、種からではなく、大きく成長した苗を植え付けるのも簡単です。
100円均一ショップは水耕栽培のグッズ宝庫
GW中は100円均一ショップをハシゴして、水耕栽培グッズをいくつか揃えました。
こちらはキッチンや冷蔵庫の中を整理するための仕切り付きプラスチックケースです。
水耕栽培の培地スポンジをいれて、発芽させるために使えそうということで購入。
こちらは水耕栽培界では有名なレタスおじさんこと、伊藤龍三さん考案の「防虫ネットカプセル」です。
こちらの商品はセリアでゲットしたものですが、100円均ならどこでもありそう。
サイズはメッシュBOXが35*35*57センチ。カラーはいろいろありそうですが、残念ながらオレンジ色しかなく、キャンプの時のゴミ箱などにも利用できるということでこの季節は品薄になっているかもしれません。
事実、近所のセリアでみつけることができたのは3店舗中1店舗で、しかも在庫1でした。
特大ネットのほうは必ず、円柱型の「特大糸くずシャット」タイプを買いましょう。メッシュが1mm程度で防虫にはむいています。サイズは直径42*幅54センチと特大サイズ。
メッシュBOXはナイロン生地がついている2面をくり抜き、ワイヤーだけ残します。
それを洗濯ネットの中で広げると・・・即席防虫ネットが完成!
メッシュBOXのくり抜いたほうを横にして、洗濯ネットのファスナーが真ん中にくるようにすれば、横から水やりや収穫ができます。これでたったの200円税抜とコスパ最高。
※下の写真はくり抜く前のメッシュBOXです。
このように水耕栽培は高い水耕栽培器を購入しなくても、100円均一ショップで揃えることが可能です。
液肥槽も100円均で売っている、プラスチック製の四角いトレー型のざるとゴミ箱をつかったり、培地もスポンジとハイドロボール、そしてお茶袋で格安でつくることができます。
↓こちらの入門書などを一読すれば、だれでも簡単にスタートできますのでおすすめ。