既に調理済の塩サバを使った簡単レシピ、池内千波さんの「塩サバと野菜の簡単かき揚げ」。
カボチャの甘味とほっこり感、いんげんのシャキシャキ食感。塩サバの香り。
3つの要素をつなぐのが片栗粉と卵白ですが、天ぷら粉を使わないで「沈殿片栗粉」を使ってカリッと揚げるテクニックが素晴らしい。
他の揚げ物にも活用できますね。
塩サバの塩分だけで味付けしたかき揚げはそのまま食べても美味しいですが、蕎麦やうどんのつけあわせにしてもあいますよ。
ヘルシーな塩サバと野菜の簡単かき揚げのレシピ
ポイント 味付けは塩サバの塩分だけというシンプルさ。
ポイント 沈殿片栗粉の水分が衣に適度の湿り気を与え、よりカリッと仕上げることができる。
【材料(2~3人前)】
・塩サバ:1枚(200g)
・かぼちゃ:100g
・さやいんげん:4本
・片栗粉:大さじ3
・卵白:1個分
・サラダ油:適量
・酢橘(すだち):適量(あれば美味しい)
【作り方】
1.ボウルに片栗粉大さじ3と水をいれて、そのまま15分程静かにおいて水と片栗粉を分離する。ボウルの底に片栗粉を沈殿させたら、上澄みを捨てて沈殿片栗粉をつくる。
2.塩サバ1枚を7mm幅で細切りにする。かぼちゃも薄切りに。さやいんげんは塩サバと同じ長さに切り分ける。
3.フライパンに1㎝程度の油を170℃に熱する。
4.ボウルに2の塩サバ、かぼちゃ、さやいんげんをいれて、1の水を切った片栗粉と卵白(卵1個分)をいれて混ぜ合わせる。
5.スプーン等をつかって一口大にまとめて、3のフライパンにいれて、4~5分程度揚げる。
6.皿に盛り付けて、すだちがあれば添えていただく。
塩サバの塩分があるので、そのままでも十分おかずとしても食べることができます。
すだちを絞ると、ほどよい柑橘系の香りと酸味が加わってさらに美味しくなります。