4月ということで新年度を迎えて、新たな気持ちで本格的に語学を勉強してみようという方も多いと思います。昔はラジオ放送の語学講座というとラジオを録音しないといけなかったり、もしくは毎月CDを購入して勉強しなければいけなかったのですが、ここ数年NHKは積極的にネット展開をしています。
最近ではNHKの語学番組WEBサイトで過去1週間のバックナンバーもストリーミングという形式で聞くことが可能となっています。ただラジオ本放送の補完という位置づけのためか、各ユーザーがダウンロードしてお手持ちのiPodやiPhoneに転送して聞くことが現時点ではできません。
以前よりその存在は知っていてときどき利用していたのですが、この度語学学習の再チャレンジということで使いはじめた便利な無料ソフトをご紹介したいと思います。
まず1つ目のソフト。こちらはもともと私が利用していたアプリです。
◆有限会社高梨IT製作所「NHKラジオ語学番組キャプチャーツール」
http://www.takanashi-it-factory.com/ 修正版Up!
【このアプリケーションソフトの説明】
2009年からはじまった、NHK ラジオ語学講座のストリーミング配信番組(FLV形式)を、 瞬時にダウンロードして同時にiPod等で視聴できるMP3形式に変換してくれるソフトです。アプリケーションソフトで番組を選択することにより、各講座サイトで公開されている1週間分の放送回を一気に全部ダウンロードして、自動的に mp3ファイルに変換してくれます。変換されたMP3形式のファイル名に講座番組名、放送日まで自動的にリネームするので、どの回の講座だったのか大変わかりやす
いです。
【対応しているラジオ講座リスト】
今日現在のところ対応している語学講座は以下の通りで、全部で13講座です。
– 基礎英語1
– 基礎英語2
– 基礎英語3
– 毎日5分間トレーニング
– ラジオ英会話
– 入門ビジネス英語
– 実践ビジネス英語
– まいにち中国語
– まいにちフランス語
– まいにちイタリア語
– まいにちハングル講座
– まいにちドイツ語
– まいにちスペイン語
↓ ダウンロードしたい講座を選択して、1講座ずつ指定フォルダへダウンロードしていきます。
↓ ダウンロード先のフォルダも自動的に分けてくれます。
↓ ご覧の通り、自動的にわかりやすいファイル名をつけて、FLVからmp3形式へコンバートしてくれます。
【最新バージョンダウンロード先はこちら】
NHKラジオ語学番組キャプチャツール Ver.0.11
最新情報はこちらのブログでチェックしましょう。
◆WinCaptureStream
そして、もう1つのアプリはこちらのWinCaptureStreamです。
このCaptureStreamは上のキャプチャーツ-ルよりも多くの番組をダウンロードすることができるだけではなく、過去のアーカイブも1週間という制限はなくダウンロードすることができます。こちらは16講座に対応しており、ファイル名だけではなく、タイトルタグも自由にカスタマイズ可能です。
※11/04/04 【Qt版】Windows用緊急対応版をアップ!
http://www42.atwiki.jp/cachestream/pages/21.html 修正版UP! 4/14
またこちらでは、私にはまったく技術力もなにもないのですが、cronで自動で取得できる方法を紹介されている方がいますので参考までに。
↓ ファイル名を自分で設定できます。
↓ タイトルタグもカスタマイズできます。
一方で、NHK語学講座のテキストは書店で購入する印刷物だけではなく、いま流行りの電子書籍(ebook)コンテンツとしてネットで購入することが可能となっています。
PC向けサービスだけではなく、iPhoneやiPadからでも専用アプリ(電子初期店舗の専用アプリ)を無料ダウンロードした後で、欲しい語学講座テキストを有料でダウンロード購入することが可能です。iPhoneであれば現在のiOsでバックグラウンドでの再生が可能ですので、実際に語学講座を聞きながら、テキストを読める環境を構築できます。
Fujisan.co.jpではNHK語学教材デジタル版を販売中です。最新号は1冊350円で、過去のものも購入可能です。
※iPhone, iPadが3月25日から対応しているようですが、PDF形式ではなくFujisan Readerという専用アプリを使って閲覧します。バックグラウンド再生しながら教材をみるスタイルが可能です。ただ・・・・私自身はこのアプリ非常に使いづらかったのでおすすめできません^-^;
電通もMANGASTORE(マガストア)にてNHK語学テキストを有料販売しており、こちらも専用アプリで閲覧します。
電子書店の老舗パピレスではこちらでテキストを販売しています。ほんの一例にすぎないと思いますが、今後いろいろな電子書店で購入することができるようになってくるでしょう。 課題はそれぞれの電子書店でフォーマットが統一されていないため専用アプリでみなければいけなかったりする制限があることです。
使い勝手を考慮すると、書店で購入したテキストを自炊(自分自身でスキャナーを使ってPDFなどの汎用フォーマットでデジタル化すること)するしかないのかもしれません。