スチームクリーナーってご存知ですか?
スチームクリーナーは、本体内部のボイラーでお湯を沸かし、発生した高温のスチーム(蒸気)を吹き付けて汚れを落とすクリーナーです。
高温のスチームを吹き付けるため、主に油汚れに威力を発揮するだけではなく、除菌効果もあります。
またスチームクリーナーの用途は多様です。
台所の流し周りのぬめり取りや、ガスレンジ周りの油汚れ等を、洗剤なしで落とすことができますので安心です。
洗剤を使用しないため、洗剤臭や手あれの心配もありません。
その他、お風呂場等のタイルの目地のカビや洗面所周りの汚れ落としにも使うことができます。
高温のスチームで除菌効果も期待できます。
さらにエアコンのフィルターや車のシート、天井についたタバコのヤニ、絨毯・カーペットのシミや汚れ落としなど工夫次第で幅広く使える万能なクリーナーがスチームクリーナなのです。
私がこの「スチームクリーナー」を購入するきっかけとなったのは、2年前の年末の大掃除でした。
特に台所まわり、換気扇は頑固な油がこびりついており、重層などにつけおきして歯ブラシでゴシゴシこする繰り返し・・・・大変な労働を伴うものでした。
現在、スチームクリーナーは小型のハンディタイプのものから、掃除機程の大きさがあるまで多種多様なタイプが販売されています。
代表格はドイツのケルヒャー(Karcher)のスチームクリーナーやフランスのメーカーであるエレクトロラックス社のスチームクリーナーが有名ですが、私が選んだのはケルヒャーのSC1002というモデル(現在このモデルは生産中止)です。
◆年末大掃除の頑固な油汚れに最適!ケルヒャーのスチームクリーナーはこちら
◆ケルヒャーのスチームクリーナーの口コミをみる
◆下の写真はケルヒャーSC1002の全体像です。
ホースは本体についていてはずすことはできませんが、先端のブラシ部分は交換可能です。油がこびりつくので使う場所に応じて交換するとよいかもしれません。
このタイプ(SC1002)は約0.8リットルの水をいれることで数十分で沸騰してスチームを使うことができます。
ガスレンジであれば1回の注水でOKで、換気扇も掃除する場合はもう一度水を追加する必要があります。
これよりも小さいサイズ、ハンディータイプではあっという間に水がなくなってしまいスチームがでなくなってしまいますので、大きさは最低でもこのコンパクトサイズ以上があれば水の補給の手間と時間(補給するためにはクリーナーが人肌程度に冷めるまで待つ必要があります)を考えると、保管場所さえ問題なければ効率的だと思います。
◆スチームクリーナーはボイラー式がおススメです。
ケルヒャーのスチームクリーナーはボイラー式のスチーム発生方式を採用しています。
ボイラー式はクリーナー内のタンクを密閉して水を加熱し、高温・高圧の蒸気を発生させます。
スチームが噴射するようになるまで、数分(目安として1リットで7~8分)かかりますが、ボイラー内で圧縮されたスチームが、勢い良く噴射されます。
ボイラー内のスチームは最高140℃~145℃(参考:ケルヒャー)という高温になり、噴射時で約100℃の温度になりますので利用の際にはやけどをしないように注意が必要です。
またボイラー式は加圧することでスチームを勢いよくだすため、パネル式に比べてより温度が高いスチームを発生させることができるため、頑固な油汚れがとれやすいといえます。
SC1002を購入したときには、すでにオプションも豊富で掃除機のようにとり回しがきく、車輪付のタイプも販売されていました。
ただ我が家には収納スペースがあまりないため、基本的にガスレンジの油汚れ落としを目的にSC1002を購入したので結果敵には大変満足のいくものでした。
参考までに車輪付のタイプはホース一体型ヘッドで延長パイプもついているため、最近TVショッピング等でも話題になっていた「シャークスチームモップ」のように日常的な床掃除にも使えるので、そちらの用途でも使いたい方はホームラインとしてラインナップされている新商品SC4.100CやSC3.000タイプのスチームクリーナーを選択されると良いかと思います。^-^
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◆いざ、お掃除開始・・・ ケルヒャーでいつも戸惑うのは電源オンオフのスイッチです。”〇”がオフ(切)で”I”がオン(入)です。
オレンジのランプがついている間は内部を温めている状態でまだ使えません。
緑のランプが点灯するとスチームの準備ができた合図となります。
◆お見せするのが恥ずかしいですが、焦げや油汚れが目立ちます。
ゴム手袋をしてスチームをあててブラシでこすっていきます。
写真をとることを忘れましたが、我が家では100円ショップで買った雑巾をスチームノズルの先端にまいて、汚れにスチームを当てつつゴシゴシとこすっていきます。
◆スチームは強力です。そしてとても熱い!ので誤って噴射しないようにしてください。
火傷に注意です。
焦げたところはおいておいて・・・・油汚れはきれいにとれました。スチームをあててこすり、汚れを落とし、最後はきれいな雑巾でふくだけです。
これまでの苦労はなんだったのか・・・と思うほど、スチームクリーナーは強力です。
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