正月になると必ず食べていたのが若狭にある田中平助商店の「小鯛の笹漬け」。
一塩小鯛を三枚におろし、甘酢に浸し笹の葉を挟んで、杉樽に詰めたものです。
商品化されたのは戦後の1950年代からとのことで歴史がありますね・・・
(一塩ものとは鮮魚と塩魚の中間のものをいうそうです)
幼少の頃から年末になると、いつも父親に連れられて大阪空港(現伊丹空港)によく買いにいったものです。
昔は地方のアンテナショップもネット通販もなかったので、地方の名産物が集まる空港に買い出しにいくのです。
そして、この小鯛の笹漬けは今は亡き、祖父母が住んでいたのが空港の近くだったこともあり、魚好きな祖父の好物であったことから3世代にわたって食べ続けています。
お正月に最適な平助の小鯛の笹漬け
昨年、ふと思い出してネットで調べたら、お取り寄せができることがわかったので、早速注文することに。
ネットでの注文も可能ですが、実家を含め送付先が複数あったこともあり、FAX注文用紙(PDF)をダウンロードして印刷、それをFAXして注文しました。
年末は非常に混み合うということで、11月末までに注文したほうがよいそうです。今年は12月4日で注文フォームも閉じられていました。繁忙期には1日に300個しか生産できないそうです。
小鯛の笹漬けの内容・賞味期限
田中平助商店さんの小鯛の笹漬けは、1つの樽(180g)には小鯛が9匹はいっています。※以前は200gで10枚程度でした。
ほのかな甘酢の香りが食をそそります。
肉厚のある小鯛がこの田中平助商店さんの特徴。
小さいに樽にはぎっしりと小鯛が詰まっています(写真は1樽180g200gタイプ)。
2樽セットで3,700円(内税)3,360円です。
賞味期限は製造日より7日間ですので早めに食べましょう。
小鯛の笹漬けのオススメの食べ方
そして、オススメの小鯛の笹漬けですが、我が家でも実家でも基本的に「押し寿司」や握り寿司にして食べます。
酢飯をつくって、桧の押し型に酢飯をつめこみ、その上に小鯛の笹漬けを並べてつくる、押し寿司は欠かせない正月の一品となっています。
もちろん、そのまま小鯛の笹漬けにわさび醤油につけてお刺身のように食べたりもします。
小鯛の身が分厚く、お酒のあてにも最高ですね。
実家には祖父が手作りした形見の大きな桝形の桧(ヒノキ)の押し寿司型があり、毎年それを使ってたくさん押し寿司をつくっています。
我が家にはないため、一時はスパムおにぎりメーカーの型でつくったりしていましたが、2年目以降は「押し寿司型(檜)」を購入しました(12/29追記)。
押し型があるとないとでは、押し寿司の酢飯の固さや作業効率が全然違いますので、ぜひ押し寿司型は用意しましょう。
小鯛の笹漬けの押し寿司のレシピ
小鯛の笹漬けの押し寿司の作り方はこちらの記事を参考にしてください。
小鯛の笹漬けを購入する(ネット通販)
小鯛の笹漬けははこちらの田中平助商店さんの公式サイトにて販売中です。
わが家では毎年11月頃に注文して年末に届けていただくように手配しています。
公式サイト:田中平助商店
ちなみに田中平助商店さんの小鯛の笹漬けは、あの俳優の大和田伸也・美帆さんもお取り寄せしているとのことでTVで紹介されていました。
確かにそのあたりに売っている小鯛の笹漬けとは一味違います。
ぜひお試しください。