つい先日、楽天が7月よりネットスーパーに参入するというニュースが流れていました。 楽天はこれまでも東急ストアや紀伊国屋など一部のスーパーのプラットフォームとしてサービスを運用していましたが、どうやら自社で本格的に生鮮食品を扱うとともに楽天のお取り寄せグルメを武器に本気で参入してくるようです。
ただ7月からのサービス開始は東京都の一部、練馬区からスタート・・・ということで、全国展開はまだ時間がかかりそうです。
かくいう私もネットスーパーは時々使っています。基本的にはスーパーへ買い物にいって食材をながめたりするのが大好きなので常用はしませんが、天候が悪い時や急な病気の時は便利です。また重い荷物になりそうなものも自宅まで配送してもらえるのは、嬉しいですね。
これから買い物難民の共働き世帯や高齢者が増えることもあり、ますます需要も増えてくると思います。
ネットスーパーの最大の利点はほぼ24時間注文可能な「利便性」とわざわざスーパーまで出向かなくてもよいので「時短効果」があるという点。
富士経済研究所の昨年度調べによると、2011年度のネットスーパー全体の売上は781億円(対10年度比+37.3%)との見込みであったが、 2015年度の市場規模は2006年度比で11倍超の1,076億円に成長するとのこと。
(少し古いデータで恐縮です)
現時点で最大規模のネットスーパーはイトーヨーカ堂で、2001年のサービス開始以降、売上高2010年で300億円、会員数は86万人。23都道府県、全国で135店舗でサービスを展開しています(日経記事参考)。
最近のメディア媒体資料をみると2012年2月末時点で113.4万人の会員を獲得しており、毎月平均で+2.3万人増加と順調に推移しているようです。注目するユーザー層は乳幼児のいる主婦会員がメインユーザーであり、専業主婦39.2%についで、会社員が28.7%を占めています。
1回あたりの平均注文金額が5,600円で、主に重たいもの、嵩張るもの、生鮮食品(セール品)がよく購入されるようです。 ※イトーヨーカドーネットスーパーのメディア媒体資料はこちら
セブン&アイHDは今年度グループ傘下のネット店舗を統合化する発表をしました。
今後、「セブンネットショッピング」、「ネットスーパー」(イトーヨーカ堂)、「赤ちゃん本舗」(子供用品)等が1つのサイトで購入することができます。
◆イトーヨカドーのネットスーパー会員数の推移(2009年~2012年)
◆国内主要ネットスーパーのサービス比較 【出典:通販新聞2012/1/12記事】
◆国内食品宅配市場の推移(FY07~FY15)
というわけで今日の記事の本題ですが、イトーヨーカ堂のネットスーパーで嵩張るお米や乾物系、調味料を注文してみました。 注文は午前9:30で第8便(18:00-20:00)の配送指定です。 送料は私の住む地域のイトーヨーカ堂ですと7,000円以上お買いものすれば無料となります。今回はもちろん7,016円で送料無料です。
※お米もそれぞれスーパーの袋に個別にいれられ、配送されてきます。