我が家の冬の定番の1つはおでんです。そしてここ数年、はまっているのがオイスターソースを使っただし汁でつくるおでんです。
作り方はすごく簡単です。
水2000ccあたり、オイスターソースを大さじ2程度。そして塩小さじ1。
手を抜くのであれば本だしのような顆粒だしを加えるとよいですが、我が家は昆布とかつおでとっただし汁に醤油やみりんで味付するのではなく、オイスターソースを使います。
もちろん出汁をベースにしながらもオイスターを追加したり、おでんの具セットについてくるスープを加えてもOKですが、その場合はその他調味料を減らします。
また2リットルのお水ではオイスターの量がこの配分がちょうどよく、お好みで追加する時は味をみつつ調整してください。
あまりいれすぎると、、、、おいしくなくなってしまいますので注意!
色合いはこんな感じです。意外に色が濃いです。
美味しいおでんのベースとなる出汁の準備ができたら、次は早速煮込んでいきます。
おでんを美味しくつくるコツ
家庭でおでんを美味しくつくるコツは、具材を煮込みすぎないことです。
また、火加減はぐつぐつと煮立てるのではなく、大きなお鍋に出汁をたっぷり入れて、弱火でコトコト煮込んでいくことがポイントです。
煮たててしまうと煮崩れや煮詰まりの原因になってしまいます。
おでん汁が濁ってしまうため、弱火でじっくり煮ることが大切です。
もし煮詰まった場合は味をみながら、お水や出し汁を追加しましょう。
次に具材を入れる順番は、煮えにくいもの、味のしみ込みにくいものから順に煮ていくとよいでしょう。
種ものの入れる目安(計45分)はこちら。
①大根、牛筋、卵、卵、こんにゃく、ちくわぶ、結び昆布など⇒0~30分
②餅入り巾着、ちくわ、さつま揚げ、つみれ、ウィンナーなど⇒30分~40分
③はんぺん⇒40~45分
※最初から煮込む大根は味をしみやすくするために、下茹でしておくとよいでしょう。わが家では大根は圧力鍋で生米と水をいれて事前に加圧して柔らかくしています。
※揚げ物は煮込む前にざるにいれて、さっと熱湯をかけて油抜きするとよいでしょう。
入れる順番で書いたように、練り物をいれるタイミングがポイントです。
最初からぐつぐつ煮込むのではなく、最後の仕上げに投入します。
練り物の煮込む時間は最後の約15分~20分程度が目安。
時間がある場合は、練り物をいれる前までおでんを仕込んでおき、いったん火をとめて冷まします。
食べる直前に温めなおしてから、上記時間帯で練り物を煮込むと美味しくできます。
煮込みすぎると練り物の旨味がでてしまって(汁にとらててしまってパサパサになる)種そのものが美味しくなくなってしまうので注意しましょう。
また煮込むときは土鍋の蓋はせず、蓋をとって煮込むことがポイントです。
オススメのおでんの種
おでんの具としては、わが家では必ず欠かせないのが定番の大根や卵、練り物以外に、①牛すじ串、②たこ串、③さつまいも(皮つきでよく洗って泥をおとしておきます。そうしないと苦いです・・・)の3つです。
特にさつまいもは大変甘く、とろっとした食感でスィートポテトのような甘さ! これには皆びっくりです。
その他の具としてはお手製の巾着(餅、マロニー、鳥ミンチ、椎茸、ぎんなん等入り)も加えます。
また、シンプルにトマトやブロッコリー等の野菜おでんもおすすめですよ。
変わり種としては柿もなかなか美味しいです。
皮をむいて、煮込むだけです。
サツマイモはざっくり皮付きで、トマトはゆでたものを冷水につけて皮むき、ダイコンは角をとって事前に生米と一緒に茹でておきます。
練り物は事前にさっと湯通ししておきます。
蛸串と牛すじの串は必須です。^ー^
牛すじ串の仕込み方
牛すじ串の仕込み方法はこちらの記事を参考にしてください。
出汁しみ込む車麩
北陸地方の車麩もおでんの種としても出汁がしっかりしみ込み美味しいです。
はんぺん入り鶏肉団子
※2019/2/11追記
最近はまっているのは、鶏肉団子にはんぺんを混ぜ合わせたものです。
はんぺん入りなので食感はふわふわに仕上がります。
作り方は、鶏ひき肉250gあたりはんぺん1枚(100g)をボウルの中でこねて混ぜ合わせるだけ。
途中でつなぎ用の片栗粉(小さじ1)を加えて、しっかりとはんぺんの白いものがなくなるまで、練りこみます。
練りにくい場合は少量の水を加えるとよいでしょう。
おでんの出汁を仕込んでいるときに、鶏肉団子をスプーンを使ってまるめて落とし、火を通します。
白くなったらやく2~3分程度煮込んだら取り出し、粗熱をとります。
ここで仕込んだ鶏団子は練り物と同じく、最後の15分~20分の時間帯で投入して、仕上げます。
オススメのおでんの〆(しめ)
おでんの〆は我が家では「カレーうどん」と「豆茶」(とうちゃ)です。
具が残っている残っていないに関わらず、エキスがしみ込んでいるおでんだし汁で作るカレーうどんは絶品です!
一方で豆茶(とうちゃ)とは、残ったおでんだしで別途豆腐を煮込み、それを暖かご飯にのせて、だし汁たっぷり注ぎ、きざみネギをふりかけて食べるもの。
おでん屋でだされているのをみて知りましたが、いわゆるおでんのお茶漬けという感じです。豆腐は絹ごしがつるっとして、ご飯にマッチします。
豆茶はおでん当日に食べることは多く、カレーうどんは翌日のランチとして食すことが多いです。 どちらもおいしいのでぜひ作ってみてください。^-^