先週末は関西に帰省。京都は3連休のためか激混みでした。久しぶりに家族で夕食をということで私がもてなすことに。この週末は日中は暖かかったものの、夜は寒かったので、一番手ごろな(簡単でおいしい)鍋をしようと近所のスーパーで食材を探す・・・・
今回の食材は福井県のアンコウです。関東では私はまだみかけたことがないのですが、関西にはありました!
アンコウは「西のフグ(河豚)、東のアンコウ(鮟鱇)」と言われている高級魚ですが、スーパーで1パック980円(アンキモ入り)とお手頃価格だったので2パック購入して鍋をすることにしました。
それにしても白菜が高い!!!1/4サイズで約200円とは、毎年この季節になると鍋奉行になる私には痛いところです。
〆はとき卵をとじて青ネギ、きざみ海苔を散らした雑炊が絶品ですね!
お好みでポン酢をちょろっとたらしてもウマウマです。^-^
ただ、アンコウ鍋が大好きだといっても、実は私は白身以外は敬遠気味。。。 コラーゲンたっぷりの部位は正直触感が苦手だったりするのです。 ただ〆の雑炊はすべてのエキスが凝縮されており、雑炊するならばフグ鍋、アンコウ鍋、シジミ鍋と上位3つ以内にはいるとぐらい好みです。
材料はシンプルに、アンコウ以外には白菜、シイタケ、エノキ、ネギ、春菊、絹豆腐。
アンコウは沸騰したお湯に一度通して、冷水にてよく洗って滑りや血を取り除きます。この手順がおいしい鍋をつくるためには大切なので、手抜きせずにやっておきましょう。
最初に、アン肝を包丁などでたたいて、ペースト状にしたものを鍋の底に塗って、弱火で乾煎りします。焦がさないように程よく色がかわってきたら、酒・みりんなどを加えてさらに混ぜ、最後にだし汁(昆布ベース)、醤油を注ぎこみます。
あとはアンコウを投入してダシがでるのを待つだけ!白菜をいれると水分がでてくるのでだし汁はほどほどに。
醤油やみそ、だし汁は味をみつつ調整できるので最初は少なめにいれて味見しつつきめちゃってください!
(味噌汁よりも味付けが濃い程度がよいです)
あくをとりつつ、しばし待つ・・・・・・・・・
【材料(2~3人分)】
・あんこう切り身、アン肝入り(300-400g) 2人ならばスーパーで販売されている1パック、3人~4人だと2パック程度。
・だし汁(昆布) 1500~2000cc
・味噌 100g~150g
・みりん 50cc
・お酒 50cc
・醤油 50cc
・おろし生姜 1かけ
<鍋の具材、お好みで>
・白菜
・長ネギ
・絹豆腐
・マロニー
・エノキ
・シイタケ
【作り方】
①あんこうの下処理をします。
・あんこうを一度水で洗った後、軽く塩をふって30分以上おいておきます。
・鍋にたっぷりの湯を沸かし沸騰させて、あんこうをサッとくぐらせて、表面が白くなるまで火を入れます。
・白くなったら、ザルに上げ流水で冷やし、表面の滑りや血合いを取り除きます。
②次にダシをつくります。
・あん肝を包丁などでたたいてペースト状にしたものを鍋底にぬります。
・弱火で焦げないように乾煎りして色がほどよく変わったら、酒、みりんなどを加えてのばしながら煎ります。
・醤油、味噌、だし汁を少しづつ味をみつつ加えて混ぜます。
・全体的に味噌汁よりも濃いめの味付がちょうどよいと思います。
③アンコウをはじめ、具材を順次投入していきます。白菜をいれると水分がでてきますのでちょうど良い味になります。
④具材を食べ終えたら、あとは〆の雑炊です。
・冷ごはんを2人ならば1-1.5杯程度、4人ならば2-3杯程度いれて煮込みます。
・とき卵(2人ならば1つ、4人ならば2つ程度)を回しいれて、鍋にふたをします。
・卵が半熟状態になったら、お茶碗にとりよせ、きざんだネギ、海苔をふりかけて出来上がり!o(*^▽^*)o
・お好みでポン酢を少したらして食べるとなおおいしいです。