塩焼きした鮎を土鍋でお米と炊き込む「鮎飯」。 鮎のほろ苦い風味がたまりません!
天然鮎は産卵期~成長期にあたる11~5月は禁漁期間で6月が解禁日となります。
特に鮎の旬は成熟して「土用鮎」と言われる7~8月で、まさに今は旬で食べごろです。
子供の頃は解禁の時期になると、母方の実家にいけば、叔父が自ら銛で獲った大量の鮎があり、よく塩焼きにして食べたものです。
今晩は塩焼きで食べるのではなく、土鍋でご飯と一緒に炊き込むことで、美味しい鮎飯をつくってみました。
調理時間は約20分程度。 もちろん炊飯器でも炊くことはできますが、土鍋でつくることをおすすめします。
本日の付け合せは、「茄子の田楽」、「オクラの生姜マリネ」、「キュウリの塩麹辛子漬け」、「玉子豆腐のすまし汁」。
オクラとキュウリはZIPLOCKをつかって漬け込んだ簡単レシピです。
土鍋でつくる鮎飯(鮎めし・鮎ご飯)のレシピ
それでは、鮎飯(あゆめし)の作り方です。
【材料(2合分)】
・鮎 2匹
・米 2合
・青シソ(大葉) 6枚程度 ※細切りにして水にさらす
・生姜 千切り 2片程度
<ご飯を炊く出汁>
昆布カツオ出汁 400ml + 薄口醤油 40ml + 酒 20ml + みりん 20ml (計480ml)
・塩 少々
【作り方】
①鮎は水で軽く洗ってぬめりをとる。 水をはったボールの中で、鮎の肛門あたりを押して糞をだしておく。
②軽く塩をふって、グリルで軽く塩焼きにする(表4分、裏3分程度)。
③米は良く研いで、30分程度水に浸しておく。その後、ざるにあげて水分をよくきる。
④土鍋に米を敷き、千切りにした生姜と上の配合でつくった出し汁をいれ、軽く混ぜてなじませる。
⑤まず、土鍋に蓋をして中火にて沸騰させ、沸騰したら、塩焼きした鮎を米の上に並べ蓋をする。
⑥中弱火で3分炊き、その後弱火で5分炊く。※ここまで10分程度。
⑦この段階で蓋をとって水分がなくなっているか確認し、もし水分が残っている場合は1~2分程度、弱火で炊く。
⑧最後に約10秒程度、強火でおこげをつくる。
⑨その後、火をとめて、手ぬぐいなどを土鍋の蓋と土鍋の間にはさみ、約10分間蒸らす。
⑩鮎の頭と骨を丁寧にとり除き、しゃもじで軽くご飯を混ぜ合わせる。
⑪小さめの丼に軽く盛り付け、千切りにした青シソをのせて出来あがり!
土鍋ご飯はふっくら炊きあがるのでお米がより美味しく炊き上がります。 ^-^