待ちに待ったAndroidベースの7インチタブレット、NEXUS 7の国内発売が8月26日に発表されました。
発売日の28日に入手するべく、ヨドバシ.comで予約しました(ポイントは1%)。
◆2012年モデルから2013年モデルは実質値上げ
Wi-Fi版 16GB $199 /19,800円 → Wi-Fi版16GB $229 /27,800円
Wi-Fi版 32GB $249 /24,800円 → Wi-Fi版 32G $269 /33,800円
3G版 32GB $299 /29,800円 → LTE版 32GB $349 /39,800円
残念ながら円安が進んだこととNexus7そのもののスペックアップにより、2013年モデルは全モデルと比べて、価格が約4割増となっています。
もともと旧NEXUS 7を購入予定だったのですが、今年の春ごろから発売が噂されていたこともあり、ずっと待ち望んでいたものなので即決しました。
◆NEXUS7(2013)を購入した理由
私が購入したモデルはNEXUS 7(2013)の32GBモデルとなります。
構成は、液晶: 7インチ(1920×1200ドット)IPS液晶、 OS: Android 4.3、 CPU:Qualcomm Snapdragon S4 Pro 1.5GHz(クアッドコア)、ストレージ:32GB、メモリ:2GB、重量:290g、バッテリー駆動時間:最長9時間(動画視聴時)、10時間(WEB閲覧時)。
外出先で利用する場合は基本的にプリペイドのモバイルルーターGP02(3G回線)とiPhoneのテザリング(LTE)があるため、ランニングコスト的に負担の大きいLTEモデルは今回スルー。
ただSIMロックフリーは海外にいったときや国内の格安SIMを利用できる点で魅力的な価格(32GとLTEでは6,000円の価格差)ですね・・・ 最後まで悩みました。
そもそもNEXUS7を購入した理由としては、スマホにかわって主に通勤中、旅行中の情報収集機器として利用することを想定。
iPad(3nd)だと普段持ち運びには嵩張りますが、かばんに入れても邪魔にならない程よいサイズ。
自宅では主にベッドサイドでNAS/クラウドにあるコンテンツの視聴・閲覧、およびブログの投稿ツールとして活用予定です。
◆NEXUS7(2013)を3日間使ってみての感想
<良かった点>
①コンパクト
・7インチは想像以上に小さく、私の小さい手でも余裕でわしづかみで固定できます。
・重さもWiFiモデルでわずか290gで旧モデルよりも50gも軽くなっています。
※ちなみにiPad(3rd)は652g, iPadminiで308gと比較しても軽量です。
②高解像度
・画面はIPS液晶のため、iPad3(Retina),iPhone5, Xperia A(docomo)/VL(au)と同じ明るさで見やすい。遜色なし。
・解像度は1920×1200ドットのフルHDのため、画面が綺麗なのは言うまでもなく、小さい文字もみやすい。
③バッテリーの持ち
・公称10時間。ミニUSB経由3.5時間で満充電できるとのこと。 3日使って、それほどバッテリーの減りが早いという印象はない。むしろiPad3のほうがヘリが早いです。
<いまいちだった点>
①動作やや不安定?
・まだ3日目ですが、使っている段階で何度かフリーズ。再起動で回避。
②魅力的なアプリが少ない
・使えるアプリケーションがiPhone/iPadよりは少な目。タブレット用に最適化されているものは少ない印象。
・Androidマーケットはまだ未成熟。規制もゆるいせいか、あまりよろしくないアプリがたくさん陳列されている状況。
③NFCは今のところ読み込みのみ?
・NFCがお財布携帯のようにチャージできない。カードの残高記録などはアプリで閲覧可能だが、チャージができない。
④カメラ&ステレオスピーカー
・正面・背面ともカメラ付ですが、背面(アウトカメラ)が500万画素とスマートフォンと比べるとどうしてももうちょっと頑張って欲しかった点。メモがわりにつけるのでないよりはましといった程度。 正面(インカメラ)に至っては120万画素ともうちょっと頑張って欲しかった。
・旧モデルのスピーカーはアナログだったようでステレオ化でよくはなったが、それほどすごい!という音ではありません。もっぱらコンテンツを視聴するときは、BluettoothでMusic Receiverを接続したコンポやヘッドホンへ飛ばして聴くので気にはしていません。
⑤マイクロUSB
・NEXUSに限らず、Android系スマホになってから、その差込にくさには閉口。
幸いNEXUS 7(2013)にはQi(チー)対応なので、専用充電台を買えばケーブルの口が劣化する心配はないかもしれません。但し、場所はとりますが・・・
⑥拡張性
・Googleのデバイスなので本末転倒ですが、デフォルトでSDカードスロットなどがあるとより便利。
自宅ではNASやクラウドサービス(Dropbox, Google Drive, SkyDrive等)と連携していますが、それで十分かも。
以上、あえていまいちだった点を多めにあげましたが、それをカバーするだけの魅力的なタブレットです。
全体的にさくさくと動くので不満はなし。
NEXUS 7(2013)は常時携帯するのに適した万能タブレットで、もう私は手離すことができない状況です。
◆購入したアクセサリー
①ASUS純正カバー Nexus7(2013) 専用プレミアムカバー(ブラック)
・本体を保護するためのカバーだけではなく、折りたたむことで簡易スタンドとしても機能します。
・ワイヤレス充電(Qi, チー)対応で、カバー装着のまま充電OKです。
・ただ純正にも関わらず、スマートスリープ機能に対応していないところが難点。 何故??
※尚、画面左側下にマグネットに反応してスリーブ機能がON/OFFすることを確認済み。
薄いマグネットシートを買って、カバーに細工するべきか検討中です。
・ポリカーボネートのため耐衝撃性はあるが、NEXUSへのはめこみはやや弱い感じ。がっちりガードするにはやや心もとない。
・重さは105g※程度なので、本体290g+で395gの重さになるものの、本体がスリムでホールドしたすいため、片手でも十分にもてる。
・価格が3,980円とやや高かったことはマイナスか。 みため500-1,000円程度。
②液晶保護カバー ラスタバナナ RastaBanana G481NEXUS
Nexus 7 (2013年発売モデル)専用 グロスタッチガードナー 光沢防指紋フィルム
・Phone/iPadもRetinaになってからはグレア光沢ありの保護シートを愛用しています。やはり画面の美しさ重視で。
今回は防指紋付きのものをチョイス