春到来とともに近所の知人の山で毎年筍掘りに参加しています。
昨日の雨とはうってかわって今日は快晴で、絶好の筍掘り日和。
例年に比べると筍じたいが少ないとのことでしたが、本日の収穫は写真の通り、大量に掘り起こしました。
早速自宅に持ち帰り、灰汁(あく)抜きにとりかかります。
持ち帰りの量が半端ないぐらい大量なので、筍の灰汁抜き(あく抜き)には毎年相当の時間をかけています。
我が家はそれほど大きな鍋(業務用鍋)を持っていないので、標準的な鍋を使って、筍のアクを抜いています。
1本当たり1時間かかるため、効率的に灰汁(あく)を抜けないかと思案していたところ圧力鍋で筍の灰汁を抜く方法を知り実践しました。
【圧力鍋で簡単!筍の灰汁抜きの方法】
必要なものは、米ぬかと鷹の爪(1本)。
そして主婦&主夫の見方、万能な圧力鍋!
1.筍の皮をむく
筍の周囲の厚い皮はすべて取り除きます。
薄皮は2~3枚程度残します。
2.筍の切れ目をいれる
次に筍との先端は斜めに切り落とし、縦に1本軽く切れ目を入れておきます。
そうすると火の通りがよくなり、筍の芯までしっかりと茹でることが可能となります。
また筍が大きい場合は、縦半分に切ると良いです。
3.圧力鍋に米ぬかと鷹の爪、水をいれる
圧力鍋の中に筍、米ぬか、鷹の爪を入れて、筍がひたひたにかぶるくらいの水を入れます。
4.圧力鍋で加圧する
圧力鍋での目安時間は高圧力で15~20分程度です。
加圧後、自然冷却して、完全に圧力鍋のピンが下がったら蓋を開けます。
5.薄皮を取り除く
冷めたら(一晩おいておく方がよいです)、薄皮を取って出来上がり!
6.冷蔵庫で保存
保存する場合はたっぷり水に浸した状態で約1週間は冷蔵庫で保存できます。
米ぬかがない場合は、よく米のとぎ汁を使ったりしますが、それ以外に水3リットルに対して、「小麦粉大さじ3・酢大さじ3・塩30g」で灰汁(あく)が抜けます。
小麦粉は水でといたものを使います。
次回は我が家定番の筍寿司等のレシピをご紹介したいと思います。今週は1週間筍づくしだな・・・
春の食材をつかったレシピ
春の食材、タケノコ・ウド・ワラビを使ったレシピはこちら。