連日、鍋ネタ投稿。今日はとり野菜みそ鍋です。
石川県ではかなりメジャーなみそ鍋だそうで、石川県出身の美容師さんから教えていただきました。
ベースに使うまつやの「とり野菜みそ」にはノーマルな味噌味、ピリ辛、トマト味、とんこつ味の4種類がありますが、個人的にはシンプルなみそ味が好みです。
にんにくがたっぷり練りこまれた味噌は美味しくないわけはありません。
白菜もたっぷり、体もホクホク温まります。^-^
この「とり野菜みそ鍋」のスゴサは味だけではなく、その見た目。
初めてこの鍋を見た時のインパクトは圧巻です。
なんといっても盛りだくさんの野菜がこれでもか!これでもか!という程、鍋に盛られています。
これだけ盛っても、最後は白菜から水分がでてしんなりして落ち着きます。
あとはただひたすら食べるだけ。
まつやの公式サイトによれば、その歴史は古く、ルーツは江戸時代にまでさかのぼります。まつや初代当主の松屋和平は北前船の廻船問屋を営んでおり、北前船の航海は長く過酷なものなので、体を壊してしまう船乗りが多かったようです。
厳しい航海を無事に乗り切るためには、船上で栄養価の高い食事を摂らせることが必要不可欠。そこで、当主自ら考案し、調合したのが、現在の「とり野菜みそ」の基となった味噌でした。その味噌を使い、魚や野菜を入れて鍋で煮込んだところ、不足しがちな野菜もたっぷり摂れ、栄養のバランスも良いとり野菜みそは船乗りたちに大変喜ばれたそうです。
私は最初、商品名の「とり野菜みそ」の「とり」は鶏肉のエキスがはいっている味噌だと勘違いしていましたが、そうではなく「野菜や栄養を摂る」という意味からきている言葉とのこと。
この味噌鍋の良いところは、名前の通り、たくさんの野菜を食べることができるという点。具材も肉、魚介類問いません。闇鍋最高!と思えるオススメの調味料です。
(個人的におすすめ具材はシンプルに鶏肉と白菜です)
鍋の〆は野菜エキスが抽出されたダシで食べる饂飩(うどん)がおすすめです。
※とり野菜みそは「まつや」だけではなく、同じく石川県の川森食品からも販売されているようです。こちらが美味しいとの口コミもあるので次回は川森食品さんのものを取り寄せてみようと思います。商品名もまつやは「とり野菜みそ」で川森食品は「とり鍋みそ」とのこと。
※私の失敗はとり野菜みそをベーシックなみそ味とピリ辛タイプを箱買いしてしまったこと。
もちろん鍋以外のメニューにも使えますが、一家族で一冬で消費するのはつらい・・・賞味期限は6か月程度ありますが、他の家族とシェアしましょう。