Amazonが日本国内でもKindle（現時点で投入モデル不明）を販売して本格的に電子書籍サービスを開始することをアナウンスしたばかりでしたが、追随する形で楽天も本日正式に今年1月に買収したカナダの電子書籍リーダーKobo Touchを7,980円と破格の価格設定で電子書籍サービスを7月19日から開始することを発表しました。
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既に国内では私が所有していたSonyのSonyReaderをはじめ、タブレットのiPadなどを含めれば各社多様な電子書籍端末が販売されていましたが、肝心のコンテンツに魅力的なものがなく(特に新書比率は米国と比較しても圧倒的に少ない）、自炊派が主流でした。
今月末に発売が予想されるAmazonのKindleとあわせて発表される電子書籍ストアへの参入出版社数が気になるところです。
【楽天 kobo】
・電子書籍リーダー: kobo touch （PC,スマフォ,タブレットにも専用アプリで近日対応）
・電子書籍ストア： koboイーブックストア 7月19日サービス開始
※日本語で約3万冊、日本語以外の言語も含めると240万以上のタイトルの電子ブックがラインナップ
【kobo touch仕様】
・外形寸法は165×114×10mm(縦×横×厚み)、重量は185g
・最大1,000冊を収納可能（内蔵メモリー2GB/使用可能容量1GB)
・microSD/SDHC対応のカードリーダを搭載（32GB対応、リーダーの左側）
・ディスプレイサイズは6型 E Inkの電子ペーパー「Pearlディスプレイ」を搭載 （16諧調グレースケール）
・スクリーンはタッチパネル、キーボードもタッチスクリーンキーボード
・メモ、辞書機能搭載（後日ファームウェアアップデート対応）
・1度の充電で約1カ月間利用可能
・カラーはブラック、ブルー、ライラック、シルバーの4色
・背面はソフトキルティング仕様
・対応フォーマット：EPUB3.0に対応するほか、PDFもサポート
・日本語フォントは2種類（モリサワ）で、11種類の文字フォントを搭載 、サイズは１７段階
・日本語の縦書きやルビ表示に対応
・JPEGやGIFファイルも閲覧可能
・IEEE 802.11b/g/nの無線LANを搭載
・WiFi以外にUSB接続可能（リーダーの下部）
・プロセッサはFreeScale i.mX507
・自分が読んだ本の履歴や、読書量、時間帯など読書ライフがひと目でわかるソーシャルリーディング機能「Reading Life」を搭載。Facebook連携あり。
※参考URL（海外kobo仕様）：http://www.kobobooks.com/touch_compare
予約は7月2日よりスタートしていますが、楽天会員であればポイント還元が受けられるようで、プラチナ会員で3,000ポイント、ゴールドで2,000、シルバーで1,000、その他で500ポイントの還元は嬉しいですね。日頃楽天で購入する機会が多く、プラチナ会員ですので実際4,980円でkobo touchを購入できることになります。
kobo touchのデザインやカラーリングは女性にも人気がありそうなので、楽天会員のコアユーザーである女性を取り込むことは間違いないのではないでしょうか・・・
それにしても安すぎますね。^-^;
iPad2,New iPadを購入して以来稼働率が低くなってしまったSony Reader PRS-650はすでに売却してしまいましたが、今月でるKindle（Fireなら即買い）とともに購入してしまいそうです。
Sony Readerは質感でもすごく気にいっていましたが、Kobo touchは約半額で同等以上の機能を持つ電子書籍リーダーですので、自炊派はもちろん、これから電子書籍を楽しんでみたいという初心者にもおススメのデバイスだと思います。なによりEPUBだけではなく、PDFも対応しているのは大きいですね。^-^
気になる各社電子書籍端末とサービスの比較は順次アップデートしていきたいと思います。
