韓国風うどんをカルグクス(칼국수)といいます。
「カルグクス(カルクッス)」のカルは包丁、グクス(クッス)はうどんの意味です。韓国では庶民的な家庭料理としてなじみがあり、小麦粉を練った生地を薄く伸ばして巻いたものを、包丁(カル)で細く切って麺に仕上げたことからその名前の由来となっています。
今回、近所のスーパーで美味しそうなアサリが手に入ったのでランチに早速作ってみました。
ただし、今回は時間短縮ために麺を最初からつくるのではなく、稲庭うどんの乾麺がストックにありましたのでそれで麺の代用とするご家庭ですぐできるお手軽アサリのカルグクスです。
煮干しから取るだし汁にアサリの旨味があわさり、とてもあっさりしているのに深~い味わいのスープは病みつきになります。
そして、付け合せのソースは定番の「ヤムニョンジャン」です。こちらもスープの味を二度楽しめる魔法のソースで簡単につくれますのでぜひ合わせてどうぞ!
韓国では一般的には鶏ベースのものや今回のあさり、その他海鮮系のカルグクスがありますので、次回は鶏肉ベースでつくってみようかな、、、と思っています。
韓国風タレ「ヤムニョンジャン」を加えると、また違った味が楽しめます。O(^-^)O
【カルグクス材料(二人前)】
<だし汁>
・煮干し(ハラワタを取り除いたもの) 2匹分
・昆布 5~10cm程度
・水 4カップ
・調理酒 50cc
・鶏がら顆粒だし 少々
・醤油 大さじ1/2
・塩 少々
<具材>
・稲庭うどん(乾麺) 100g×2束
・アサリ 300g程度
・キュウリ、もしくはズッキーニ 1本
・人参 彩に少々
・白ネギ 1本
・エノキ 一束
・にんにくのみじん切り(1かけら、お好みで) 少々
【カルグクス作り方】
①キュウリとネギは斜め薄切り、人参は短冊切りにする。エノキはほぐしておく。
②アサリは薄い塩水につけて砂抜きする(15-30分程度)。
③鍋に水、調理酒、昆布、ハラワタをとった煮干し、顆粒だしをいれて火をかける。
④煮立ったら、醤油と塩で味を調えた後、①の野菜の具材と②アサリを鍋にいれる。
※生の青唐辛子をスライスしたものをいれて煮込んだりしてもおいしいです。
⑤アサリの口がひらいたら、別鍋で湯がいておいた稲庭うどんを加えて煮込む。
次につけあわせソースのヤムニョンジャンのつくりかたです。
【ヤムニョンジャン材料】
・醤油 50cc
・すりおろしショウガ 少々
・すりおろしにんにく 少々
・韓国唐辛子粉 小さじ1 お好みで
・ごま油 大さじ1
・白ごま 少々
・白ネギ みじん切り 少々
※使う分だけつくってもよし、つくりおきもOK。他料理にも使える韓国万能タレです。例えば、冷奴に刻んだキュウリをそえて、ヤムニョンジャンをかける等など・・・
【ヤムニョンジャン作り方】
すべての材料をよく混ぜるだけ!(醤油とごま油をまわしかけて混ぜるだけ!)
チョンマル マシッタ!