水耕栽培は2011年の秋から開始して、毎週末新鮮なサラダ菜を収穫しています。
特に秋から春にかけては心配の種である害虫もつくことなく、安心して育てることができています。
※これまでの水耕栽培の記録はこちらからどうぞ!→ 水耕栽培
昨年の春から夏にかけては何度か失敗をくりかえしましたが、今年は自宅内で水耕栽培で育てようと考えています。 初めての水耕栽培入門 私の購入した水耕栽培装置のイエナ(iena)は三栄水栓製作所さんから発売されている装置で、自宅内でも外でも日光がとれる場所であれば美味しい野菜を手軽に育てることができる水耕栽培のキットです。
価格は1台¥16,800円と少し高めですが、比較的葉物野菜であればだれでも簡単に養液補充だけで育てることができるのでおススメします。またグッドデザイン賞も受賞したそのデザインはちょっとしたインテリアにもなります。
水耕栽培とは何か?についてはこちらをみていただくとして、ここのところ新規ビジネスとしても企業が積極的に植物工場ビジネスに参入しているためか、家庭用の安価で且つおしゃれな装置がいくつかでではじめてきています。
その中から私が個人的に気になっている商品をピックアップしたいと思います。
省エネ・省スペース設計のハイテクLED水耕栽培装置 アイティプランター (クラウドガーデン)
デザインも美しい、LEDと養液循環ポンプを内蔵プログラムが自動制御する省スペース室内設置型の植物栽培装置、「アイティプランター」です。 電気代は1ヵ月わずか40円。LEDにより日光のない場所でも育てることができるのがポイント。大きさも30センチ四方のキューブ型ですので、邪魔になりません。
タンク容量は1.5リットルあるため、10日程度であれば水分を補給する必要はなく、あとは自動栽培プログラムに水と光を適切にコントロールするので安心です。
またPC(Win & Mac)用の専用アプリケーションがitpManager ver.2が提供されており、USBでPCとアイティプランターを接続することで、USBカメラで植物の生育状況を撮影したり、装置そのものをコントールすることが可能です。
価格は29,800円と若干高めですが、こういうハイテクキットは男心をくすぐりますね・・・ 詳細はこちら
箱庭栽培(HAKO NIWA)
株式会社エスキュービズムアグリエナジーユニティさんが開発した家庭用の水耕栽培装置がこの「箱庭栽培」です。
水槽、LEDライト、タイマーなど自作もできそうですが、すべてがそろっているので初めてLEDで水耕栽培をやってみたい方にはおすすめです。
「箱庭栽培」はケース、LEDライト、液肥、種などがセットになっており、上からLED光を照射、、ケースの中で液肥を用いて種から無農薬野菜を育てることができます。 成長までは3~4週間程度とのことで、このあたりはイエナと同じ。 種はベビーリーフやハーブ、レタスなどおよそ50種類で、栽培に必要な光量の関係から、葉モノに特化して販売していくそうです。 また透明なガラスケースでの育成なので、観葉植物のような観賞用としての利用も想定しているとのこと。 主要ターゲットは都市部に暮らす30代などの若い層にしていて、近日中に専用のSNSを開設してユーザー間で栽培方法などの情報をやり取りする場をつくっていく計画です。
ベーシックタイプは15,800円ですが、他にミニ、スタンダード、ラージと商品ランナップがあります。 価格帯はケースの大きさによって5,800円~44,800円ですので、気軽にはじめることができそうですね。
お手軽低価格なアクアプランター・フロート(栽培革命) + 植物育成LED 「お陽さまのLEDスタンド」
この水耕栽培装置(栽培革命)はたったの2,980円。キューブ型フロートとエアーポンプがセットになっています。
1ヵ月あたりの電気代は24円。栽培装置も18センチ×18センチ×高さ13.5センチと非常にコンパクトなので、キッチンの片隅でも栽培できそうですね。 またアクアプランターにぴったりな植物育成ライト・お陽さまのLEDスタンドを使うことで、室内でLED水耕栽培も可能です。定価7,980円ですが、市価6,000円前後で購入することができます。 栽培革命とLED照明で1万円以内ですぐに水耕栽培をはじめることができます。
NASAのコンセプトにヒント得た未来型家庭菜園「グリーンホイール」
イタリアのデザイン会社が考案した近未来的な水耕栽培装置です。 記事によると年内には製造開始したいとのことですが、この仕組みから想像すると数十万円はしそうな水耕栽培装置ですね・・・ ※デザインリベロが開発した卓上サイズの室内用回転式菜園「グリーンホイール」
米航空宇宙局(NASA)の技術者は1980年代、宇宙ステーションに水耕菜園を作り、ハーブや食用植物を育てることを構想していた。
このアイデアが実現することはなかったが、イタリアのデザイン会社デザインリベロがそのコンセプトを基に、卓上サイズの室内用回転式菜園「グリーンホイール」を開発した。
グリーンホイールはベビートマトやバジル、マイクログリーン(野菜の新芽)栽培用のヤシの繊維を敷いた回転式の小さな鉢だ。中央に発光ダイオード(LED)照明が設置されており、内側の容器が1時間ごとに1回転することで光が植物に均等に当たるようになっている。また土台には給水ポンプが組み込まれており、そこから水が供給される仕組みだ。 記事はこちら
似たような仕組みのものが既に販売されています・・・ OMEGA GARDEN(オメガガーデン)はこちら
【参考記事】まるで観覧車のように回転させて野菜を栽培する植物工場システムを開発(オメガ・ガーデン社)