もともと固定電話はほとんど使うことはなかったのですが、インターネットのプロバイダーがITSCOMに変更されることになり、あわせてケーブルテレビの電話に乗り換えてみました。
KDDIケーブルプラスとは?
CATVのテレビ回線設備とKDDIの通信ネットワークを活用した、NTTの回線を使用しないIP電話サービスです。
これまでのIP電話ではできなかった緊急電話に発信できるようになっています。
導入工事は30分程度
週末は工事予約が混んでいるということで、申込日より予約は約2週間先となりました。
今回設置されたケーブルプラス電話用のモデム(EMTA)はNECの「CM6550TV/A」です。
スペックはこちら。
マルチメディアコンセントの大元のほうに設置したので、電話回りはすっきりです。
電話はこれまで通り、電話LINEに接続したまま使用しますので、見た目かわりありません。
コスト削減効果は?
NTT固定電話から乗り換えメリットを計算してみました。
①電話代
<現在:NTT>月額固定 1,836円(税込) + ナンバーディスプレイ432円(税込) =2,268円
<ケーブルプラス切り換え後> 1,330円(税込) + ナンバーディスプレイ432円(税込)=1,762円
⇒ 電話代だけで考えると、月あたり506円、年間で6,072円(税込)のコスト削減です。
②ケーブルモデムの電気代
CM6550TV/Aの消費電力は仕様によると、最大10W以下。
簡単に試算すると、1日あたりの消費電力は0.24kWh、1日あたりの電気代は6.22円。
1ヶ月では30日換算で7.2kWh、約187円となり、年間で約2,270円です。
③NTT固定電話休止工事費用:2,160円(税込) ※NTT東日本より別途請求
ということで、初年度は月あたり139円削減(③を12か月で按分)、年間では1,642円のコスト削減になります。
2年目以降は月あたり317円、年間3,802円のコスト削減になります。
※私の住むエリアは加入電話区分がプッシュ回線の3級取扱所ですので、税抜で1,700円です。
※いずれも電話番号ごとにユニバーサルサービス料3円(税抜)/月が別途必要。
※電気代の値上げ・値下げは考慮せず
切り替え後のデメリットはあるのか?
最近?では110,119などの緊急電話は問題なくかけることができるようになっているので、モデムを別途設置しなければいけないこと以外は特に私の利用範囲においては問題はないようです。
切り替え後の注意点
今回は番号ポータビリティをする(現在の固定電話番号を引き続き使用する)ことにしたため、NTTへの休止手続を行う必要があります。
NTT加入権は5年間停止処理をKDDIが初回は代行で行うため、数週間後にNTTより、 「休止連絡票」の通知が届きます。 こちらは再度NTTを利用再開する場合に必要なものなので大切に保管しておきます。
またNTTの加入電話の利用休止期間は原則5年となっています。
6年後に延長申告を忘れないようにしないと権利が失効してしまうため注意。
引っ越す可能性のあるひとで同じ電話番号を継続して使いたい場合は、忘れずに停止処理を継続します。
今後はスマートバリューへの切り替えを検討
現在、NTTドコモとソフトバンクのスマホ契約をしていますが、次のiPhone6が発売されるであろう秋頃のタイミングで、auのスマホに乗り換え予定です。
ITSCOM×auのスマートバリューサービスは、ケーブルプラス加入+ITSCOMインターネット加入+auスマホ加入で、最大2年間スマホの割引(1,410円税抜)が適用されます。 3年目以降は永年934円(税抜)/月割引になります。
家族もauであればそれぞれ適用されるのでお得です。