韓国料理の定番メニューのひとつ、「サムギョプサル」。
サムギョプサルとは、「サム=3」+「ギョプ=層」+「サル=肉」のことで日本でいえば三枚肉(バラ肉)です。
豚バラ肉をスライスしたものを表面がカリッとなるまで焼いて、キムチやニンニクと一緒に葉物野菜に包んで食べる韓国スタイルの焼肉です。
今回はフライパンで簡単につくる「サムギョプサル」をコウケンテツさんのレシピでつくってみました。
コウケンテツさんならではの表面はカリッと香ばしく、中はジューシーに焼くための”2つのコツ”が家庭でもおいしくできるポイントです。
カリッと香ばしい「サムギョプサル風」のレシピ
【材料(2人前)】
- 豚バラ肉(塊)・・・300g程度 ※今回は豚肩ロース肉でつくりました
- ニンニク・・・2片(スライス)
- 白菜キムチ・・・100~150g程度(お好み)
- ごま油・・・小さじ1
- 塩・・・適量
- 粗びき黒コショウ・・・適量
- サラダ菜、大葉、サンチュ、えごま等お好みの葉物野菜・・・適量
【作り方】
- 豚バラ肉(塊300g)の脂が多い面に格子状に切り込みをいれる。
表に返して、繊維と同じ縦方向に7mm幅に切り、切り込みをいれた脂の面を下にしてもとの形に戻す。dalahastあらかじめ切り込みをいれたらもとの形に戻します。
こうすることで余分な脂が落ちて、旨味だけが残ってカリッカリッに仕上がります。
また肉の繊維にそって切ることで、食べた時に肉がやわらかくジューシーに感じるようになります。 - フライパンにごま油を小さじ1、弱めの中火で熱して、1の豚バラ肉を切り込みをいれら脂の面を下にしてじっくりとこんがり焼き上げる。
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厚切り肉を焼くときは、比較的弱い火(弱めの中火)でじんわり火をいれていくことがポイント。
脂面を下にしてじっくり焼くことで余分な脂が落ちて、その脂で豚バラ肉の表面がカリッとした香ばしく焼けます。 - 脂面がカリっと焼けたら、1枚ずつはがし広げて並べ、塩少々、スライスしたニンニクを加えて焼く。
- 肉の縁が白っぽくなってきたら、裏返して同様に焼く。裏面はさっと焼く。
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肉を焼くときは片面8割、裏返して2割の時間配分で焼くことがポイント。カリッとジューシーになります。
- ニンニクは色づいたら取り出し、裏返したらすぐにトングで豚バラ肉をつかみながらキッチンバサミで食べやすい大きさ(半分程度)に切り、取りだしたニンニクと器にもりつける。
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このタイミングで切り分けることで、ジューシーな仕上がりになります。
- フライパンに残った脂で、白菜キムチ(食べやすいサイズにきっておく)をさっと焼き、5の器にそえる。
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キムチを焼くことでさらに酸っぱさと辛みがなくなり、豚バラ肉の脂をすって旨味がアップします。
- 最後に豚バラ肉に粗びき黒コショウを適量ふり、お好みの葉物野菜、塩を適量そえて完成。
- お好みの葉物野菜に豚ラバ肉、ニンニク、焼きキムチ、塩(お好みで)をまいていただく。
オススメ度:★★★★★