旬のホタルイカをつかったシンプルな炊き込みご飯をつくりました。
毎年気づいたときには旬を逃していたので、ようやく今年作ることができました。
この時期ではわが家定番の「タコ飯」もさっぱりして美味しいですが、こちらの「ホタルイカの炊き込こみご飯」はたくさんのイカをまるごと一緒に炊き込むため、出汁をいれなくても旨味十分。
何杯もお代わりしたくなるほどです。
ホタルイカの旬は3月~5月。
主な産地は富山県と兵庫県。
普段は深海で生活しているホタルイカが産卵のために海岸付近まで集まってくることから、この時期に市場に並びます。
dalahast
この時期のホタルイカは身がプリっとして鮮度もよいので、市場でみかけたらぜひつくってみることをオススメします。
「ホタルイカの炊きこみご飯」のレシピ
【材料(2合)】
- お米:2合
- ホタルイカ:180g(1パック相当、150~200g)
- 生姜:15g(10-20g)
- 醤油:大さじ2
- みりん:大さじ2
- 調理酒:大さじ2
- 大葉:数枚(みじん切り)※三つ葉、アサツキなどでもよい
【作り方】
- <お米の浸水>
お米2合を研いで、1.5合の水を加えて30分から1時間ほど浸水させておく。 - <ホタルイカの下処理>
ホタルイカは、①目、②口、③軟甲を丁寧に1つずつピンセットや骨抜きを使って取り除きます。
③の軟甲はひれのついているほうに軽い突起状のものがあるので、そこを起点に骨抜きでつかみ、下から上にむかって引き抜くときれいに取り除くことができます。
dalahast少し面倒に思いがちの下処理ですが、慣れればスピードアップしてすぐに下処理は終わります。
この下処理こそ、ホタルイカを食感よくおいしくいただくための最も重要なポイントです。 - 1の浸水が終わったら、醤油大さじ2、みりん大さじ2、調理酒大さじ2を加えて、2合の目盛りまで水を加える。
- その上に千切りした生姜と2の下処理をしたホタルイカを並べて、炊飯器をセットして炊き上げます。
- 炊き上がったら、しゃもじでざっくり混ぜ合わせてから、器にもりつけ、お好みで大葉の千切りなどをのせていただきます。
オススメ度:★★★★★
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