豆鼓（トウチ）は蒸した大豆に麹を加えて発酵させて、さらに塩漬けにしたもので、独特の風味と甘味が特徴の調味料です。
この豆鼓にニンニクなどを加えてペースト状にした「豆鼓醤（トウチージャン）」は特に肉や野菜の炒め物にはぴったりで、日本の味噌と同じく使い勝手がよい調味料で自宅に備えておくととても重宝します。
今日は豆鼓醤をベースに、ゴーヤと新玉ねぎをつかって夏らしいスタミナのつく炒め物をつくってみました。
豆鼓醤がない場合は、味噌でも代用可能です。
白いご飯がすすむ、おいしい一品です。
ゴーヤと豚バラの豆豉炒めの作り方
【材料（2人前）】
- 豚バラ肉（薄切り） 100g
- ゴーヤ 1/2本 125g
- 玉ねぎ 1/２個 100g
- にんにく 1/2かけ
- 豆鼓醤（トウチージャン）大さじ１（今回はペーストを利用、豆鼓粒の場合は粗みじん切りにする）
- 酒 大さじ 1/2
- 醤油 大さじ1/4
- 青じそ 3-4枚
- 油、ごま油
【作り方】
- 豚肉は食べやすい4㎝の長さに切る。
- ゴーヤは縦半分に切り、ワタと種を除き、横薄切りにして水に5分さらして水気をきる。
- 玉ねぎは縦薄切りにする。ニンニクはみじん切り、豆鼓が粗みじん切りにする（今回はペーストを利用）。
- フライパンに油を少し熱し、豚肉をいれて焼き色がつくまでよく炒める。
肉からでた脂をペーパータオルでかるくふく。 - ごま油大さじ1/2、豆鼓、ニンニクを加えて炒める。
- 香りがたったら、玉ねぎとゴーヤを加えて、玉ねぎが軽く透き通るまでいためる。
さらに酒、しょうゆを加えて炒め合わせる。
- 器にもり、ちぎった青じそを散らして出来があがり。
オススメ度：★★★★
- 甘辛い豆鼓の味つけでご飯がすすむ
- ほろ苦いゴーヤと甘い玉ねぎの食感が楽しい組み合わせ
- コッテリした中にも爽やかな青じその香りがアクセント
