これまでいくつかの大容量モバイルバッテリーを購入して防災用途で備えていました。
当たり前のことなのですが、大容量バッテリーともなると、iPhoneが10回程度充電可能な20,000mAh以上のクラスでは、フル充電には半日仕事になります。
そのため事前に充電しておくことは欠かせず、わが家では月1回程度チェックの意味も含めて、放電されたバッテリーを改めて充電するようにしています。
とはいえ、これは結構面倒なのも事実。
というわけで、普段は充電しなくてもさっと出して即充電できる環境構築のために太陽光発電できるモバイルソーラーチャージャーを入手しました。
最近ではアウトドアだけではなく、防災用途でも数多くの持ち運び性に優れたものがでているようで選択肢は広いです。
Amazonで調べてみると、Anker、RAVPoer、X-DRAGON、CHOETECH等がリストアップされています。
今回はその中から、Ankerの最新の太陽光充電できる「Anker PowerPort Solar Lite(15W)」を試す機会を得ましたのでご紹介したいと思います。 ちなみに商品バリエーションとして、太陽光パネルが2枚の15W以外にも、より強力な21Wモデル(パネル3枚)もあります。
アウトドア・災害時にも役立つ、Anker PowerPort Solar Lite
私にとっては初めての太陽充電パネルですが、これまでの他商品と比べても一線を画す商品です。
まず驚いたのは軽量、コンパクトさ。
重さは実質355g。
折り畳み時28×16cm,展開時48×28cmなので、鞄やリュックに忍ばせておけるサイズ感です。
ソーラーパネルは2枚ですが、エネルギー変換効率の高いパネルになったこともあり、従来のものよりもパワーが落ちているわけではありません。
太陽光に照らせばすぐに最大2.1Aの出力を使った高速充電が可能です。
↓広げてみてもそれほど大きく感じない。ストラップホールドがパネルの4隅についているので、こちらでリュックなどに固定することができます。
丈夫な素材でアウトドア使用に万全
耐久性のあるPETポリマーのソーラーパネルと丈夫なポリエステル布地なのでアウトドアでの利用もばっちり。
また頑丈性だけではなく、デザインもスタイリッシュで防水性のある黒色のポリエステル布地の質感・手触り感はなかなかのもので気に入っています。
ポリエステルなので多少汚れても拭き取ればよいので、気になりません。
PowerIQ対応でスマホもタブレットも高速充電可能
Ankerお得意のPowerIQ技術に対応している高速充電可能な充電ポート(最大2.1A出力)は2つついていますので、普段はスマホやタブレットを充電するだけではなく、モバイルバッテリーも並行して充電しながらも使えます。
↓ナイロンポケットの中にはUSBポートがあり、ケーブルを接続してこの中にスマホをいれて充電することもできます。
ただ外出先だとスマホに対する太陽光の熱が心配ですが、大丈夫なんだろうか・・・
↓太陽光が照らされる方向にパネルを向けると赤色LEDランプが点灯し、すぐ充電開始。
実際に使ってみると、室内では太陽光にパネル側を向けないとランプが点灯しない、または点灯しても点滅するなど不安定です。
室内でも光があればよいというわけではなく、充電効率からいっても曇天よりも太陽がサンサンと照っているアウトドア環境での利用が適しているように思います。
太陽の明るさにもよるので環境にも左右されますが、最大2.1Aの出力があるので一家に一台あるとアウトドアだけではなく非常緊急時には間違いなく役立つアイテムです。
常に防災グッズと一緒に備えておくことをおすすめします。
わが家では満充電したAnkerの大容量バッテリーとこのソーラーパネルがあるので安心しています。
備えあれば憂いなし、わが家の防災アイテム!
LEDランタン、ソニーの防災ラジオ、Ankerの大容量モバイルバッテリーと今回のソーラーチャージャー。
ランタンとラジオにUSB給電できる仕様であればよいのですが、いまのところよさげな製品がないので、当面でこれで運用中。