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【Archer BE550レビュー】 Wi-Fi7対応&マルチギガビット接続可能!コスパ抜群のトライバンドルーター

5.0

「大容量ファイルの転送が遅くてイライラする」、「オンラインゲームのラグが気になる」、「テレワークやオンライン会議で通信が安定しない」、そんなお悩みをお持ちのあなたにオススメのルーターが、TP-LinkのWi-Fiルーター「Archer BE550」です。

「Archer BE550」は、最新の無線通信規格Wi-Fi 7に対応し、8K/4K動画のストリーミングやAR/VRコンテンツも快適に楽しめます。

さらに、複数のデバイスを同時に接続しても高速で安定した通信が可能となり、ストレスフリーなネット環境を提供します。

ミドルレンジながら、拡張性・機能性と価格のバランスが優れており、初心者から上級者まで幅広い層におすすめのモデルです。

※PR記事:本記事はティーピーリンクジャパン株式会社から商品を提供いただき、個人的に使ってみた感想を中心にレビューをしています。

「Archer BE550」の製品概要

注目のポイント

  • 最新規格のWi-Fi7に対応(トライバンド)
  • メッシュWiーFiにも対応
  • マルチギガビット接続(2.5Gポート×5)
  • USB3.0ポート搭載で簡易NASも構築可能
  • アンテナ内蔵で設置しやすいスクエアデザイン
  • Tetherアプリで初心者でも簡単設定

こんな人におすすめ

  • Wi-Fi7に対応した機器を所有している方
  • 2.5Gpsの光回線を契約している方
  • ゲーミングPCやNASを有線でマルチギガビット接続したい方
  • 将来をみすえて、無線LANルーターの買い替えを検討している方
  • 高性能でコスパにすぐれた無線LANルーターを探している方

製品仕様について

公式サイト(製品仕様) Archer BE550

製品名 TP-Link Archer BE550
本体サイズ 76 × 231.7 × 203 mm
本体重量 1100g
無線通信規格 Wi-Fi 7(be)ax/ac/n/a/g/b
Wi-Fi速度 BE9300
  • 6GHz:5760Mbps(802.11be)
  • 5GHz:2880Mbps(802.11be)
  • 2.4GHz:574Mbps(802.11ax)
Wi-Fi性能 トライバンド、2×2 MU-MIMO、OFDMA、エアタイムフェアネス、DFS、6ストリーム
動作モード
  • ルーターモード
  • ブリッジモード (アクセスポイントモード)
有線WAN/LANポート
  • 2.5Gbps WAN×1
  • 2.5Gbps LAN×4
USBポート USB 3.0×1
※対応フォーマット:NTFS、exFAT、HFS+、FAT32
※対応機能:FTPサーバー、メディアサーバー、Sambaサーバー
Wi-Fiセキュリティ WPA, WPA2, WPA3, WPA/WPA2-Enterprise (802.1x)
ネットワークセキュリティ セキュリティ・ペアレンタルコントロール機能「HomeShield」対応詳細
VPNサーバ・クライアント
  • Open VPN
  • PPTP VPN
  • L2TP VPN
  • WireGuard VPN
メッシュWi-Fi EasyMesh対応詳細
利用間取り目安 4LDK
電源 12V ⎓ 3.3A
システム要件 Internet Explorer 11/Firefox 12.0/Google Chrome 20.0/Safari 4.0以上のJavaに対応したブラウザ
ルーター管理 TP-Link Tether (iOS, Android)、Web管理画面(GUI)
パッケージ内容
  • Archer BE550本体
  • 電源アダプター
  • LANケーブル(10Gbpsで通信できるCAT6A規格)
  • かんたん設定ガイド
LANケーブルはCat6Aケーブルを同梱。
規格上、10Gbpsまで対応可能です。

「Archer BE550」の製品レビュー

外観:近未来的でスタイリッシュ、機能的なデザイン

本体サイズは、76 × 231.7 × 203 mmで、写真から想像するよりもとてもコンパクト。
カラーリングもマットなブラックで落ち着いており、近未来的なスクエア形状で、小型のPCやゲーム機のようなデザインです。

アンテナを6本本体に内蔵しているため、突起物もなく見ためはとてもスマートなのも好印象。

排熱対策

上:本体上面
下:本体底面

本体の上面と底面ともメッシュ形状のベンチレーションホール(通気孔)があり、通気性も十分確保
排熱対策もしっかりされているので、長時間安定して稼働できるのも安心です。

本体前面

本体前面にはWPSボタン、LEDのオンオフボタン、Wi-Fiオンオフボタンの3つのボタンを配置。
本体を親機として設置すれば、後はWPS対応機器であればワンタッチで無線LANに追加することができます。

左:LED点灯時
右:LED消灯時

また設置場所や時間帯によって、本体LEDを消灯しておきたい場合は、本体にあるLEDオンオフボタンで物理的に消灯、またアプリでも制御することが可能です。

本体背面

豊富な拡張ポート類

「Archer BE550」は、外部ポートも充実しています。

2.5Gbpsの有線接続に対応しており、WAN側には2.5Gpsのポート×1、LAN側にも2.5Gbpsポート×4を搭載。

4つもLANポートあれば、別途ハブを購入しなくても十分対応できるのが嬉しいですね。

マルチギガビット接続できるポートは、高速回線を契約しているユーザーだけにメリットがあるだけと思われがちですが、家庭内でNASを構築したり、ゲーミングPCを高速・低遅延の安定した有線で接続したいユーザーにもメリットがあります。

また、USB3.0ポート×1を搭載しているので、USBメモリーや外付けのHDDを接続することで、簡単にNAS環境を構築できるのも、拡張性のある便利な仕様といえるでしょう。

参考 どのように簡易NAS機能を利用しますか?(TP-Link公式)

ここがイイネ!ポイント❶

拡張性のあるポートが充実しているのが〇。
個人的にはUSB3.0がうれしかったです。

「Archer BE550」のUSBポートに接続したストレージに保存したファイルへ、宅内やインターネット経由で複数のパソコンやスマートフォンからアクセスできます。

VPNにも対応しているので、外部インターネット環境から接続するケースにおいては、セキュリティ面でも安心です。

家族間でファイルや画像などを共有したい方や、外出先で自宅のファイルを使って仕事をしたい方には便利な機能です。

設定:ユーザーフレンドリーなアプリで簡単設定

私も長年愛用しているTP-Linkの無線LANルーターをおすすめする理由の1つとして、オリジナルアプリ「Tether」を使うことで、誰でも迷いなく初期設定ができるところです。

スマホ用アプリはこちら。

‎TP-Link Tether
‎TP-Link Tether
開発者: TP-LINK GLOBAL INC.
金額: 無料+
TP-Link Tether
TP-Link Tether
金額: 無料

定期的なアップデートでさらに使いやすくなったインターフェイスで、はじめて無線LANを設定する方でも、アプリのガイダンスに従って進めるだけで、セットアップすることができます。

整理された見やすい
アプリのインターフェース

注意点として、Wi-Fi7ならではの6GHz帯域へのアクセスやMLO機能(後述)は、Tetherアプリから有効にしないと使えないところ。
忘れずオンにしておきましょう。

ここがイイネ!ポイント❷

初心者にはとても助かるアプリですが、アプリ以外でもPCやスマホのブラウザからでも、無線LANルーター本体の管理画面にもアクセス可能です。

NASの設置や外部ネットワークから接続する場合のVPN設定など、より詳細なネットワーク設定をしたい中・上級者の方は、WEBブラウザ経由で管理画面をチェックしましょう。

参考 TP-Linkルーターの管理画面にログインするには

初心者から中級・上級者にも応えるWEB管理画面!

性能:最新規格Wi-Fi7対応で、高速・低遅延な通信を実現

「Archer BE550」の最大のポイントは、次世代Wi-Fi7に対応していること。

IEEE 802.11be Extremely High Throughput (EHT)とも呼ばれ、2.4GHz・5GHz・6GHzの3帯域全てを利用可能なため、Wi-Fi6よりも大幅に改善された帯域幅で、遅延が少ないのが特長です。

「Archer BE550」では、最大9.2Gbpsの高速通信が可能となっています。

さらに、Wi-Fi7の技術的進化であるMLO(Multi-Link Operation)機能により、複数の周波数帯域やチャンネルを束ねて同時に活用することで、高いスループットと低遅延を実現しています。

MLOイメージ図(公式サイトより引用)
ここがイイネ!ポイント

今までのWi-Fi規格では、2.4GHzまたは5GHzのどちらかに接続されていました。

Wi-Fi7のMLO機能を使った接続では、複数チャンネルに同時接続することが可能になります。

「Archer BE550」は2.4GHz・5GHz・6GHzの3帯域をまとめて使えるので、従来よりストレスのない通信が可能です。

トライバンド且つMLOで低遅延!

参考 WiFi7とは?(TP-Link公式)

ネットワークパフォーマンス結果

ここでは、「Archer BE550」単体によるBE9300の無線通信環境を構築して、ネットワークのパフォーマンスをテストしてみました。

計測環境
  • 通信環境:上位回線1Gbps CATV光回線、共用LANタイプ
  • テスト空間:鉄筋マンション、100㎡(3~4LDK相当)
  • 計測時間:混雑しそうな午後22時頃
  • 計測ツール:速度はFast.com、状態はWi-Fiミレル利用
  • 設置方法:親機(Archer BE550)をマルメディアコンセント接続
  • その他設定:MLO機能オン
  • 接続デバイス:iPhone 16 Pro(Wi-Fi7対応)

この環境下で計測した結果がこちら。

「Archer BW550」単体でも、6本の内蔵ハイゲインアンテナと接続デバイスに集中的に電波を送ることができるビームフォーミングの効果がでていることがわかります。

ドアや壁といった遮蔽物もある居住空間ですが、広範囲に無線でカバーできています。

複数バンドを束ねるMLO機能もあり、混雑自体にもかかわらず、Archer BE550本体近くではDownlinkが760Gbpsと高速、さらにUplinkも900Gpbsもでていることがわかります。

また遠く離れた場所でも、本体近くほどではないですが、レイテンシーの数値も低く、低遅延で高速な無線LAN環境をつくることができています。

参考までに、Archer BE550近くで計測した結果。

こちらはArcher BE550本体からもっとも離れた部屋の片隅で計測した結果です。

電波を拡張するならメッシュWi-Fi

今回のテストでは「Archer BE550」単体で計測したため、わが家の環境では、設置場所から受信デバイスが離れるほど電波が減衰して通信速度も落ちました。

それでも十分使える速度と安定感ですが、もし電波を部屋のすみずみまで拡張したい場合は、「Archer BE550」はEasyMeshに対応しているので安心です。

後付けで子機を追加することで、メッシュWi-Fi環境を簡単に構築することが可能(注意:同社のDecoシリーズとは別規格)で、無線のカバレッジを広げることができます。

Wi-Fi7に対応した機器(例えばArcher BE550等の無線LANルーターや中継器)をもう1台導入することで、今以上のパワフルなネット環境をつくりだすことが可能になります。

まず1台設置して様子をみて、部屋によっては無線が安定しない時は、EasyMesh対応機器を追加するだけで無線LANを拡張できるので無駄にはなりません。

参考 EasyMeshとは?(TP-Link公式)
参考 TP-Link EasyMesh対応デバイス一覧

ここがイイネ!ポイント❸

Wi-Fi7ならではのMLO機能を使った接続では、複数チャンネルを同時に接続することができるので、より低遅延で安定した通信が可能になります。

またメッシュWi-Fiにも対応しているので、後付けで無線を拡張することができ、Wi-Fi死角をなくした環境をつくることができます。

コスパに優れたミドルレンジのWi-Fi7対応トライバンドルーター

総合評価:★★★★★
良かったところ
気になるところ
  • Wi-Fi7対応で、高速通信・複数台同時接続も安定
  • トライバンド
  • MLO対応
  • マルチギガビット対応
  • USB3.0ポート搭載
  • CAT6Aケーブル同梱
  • コストパフォーマンス高い
  • Wi-Fi 7に対応したデバイスがまだ少ない

「Archer BE550」は、最新のWi-Fi7に対応したコストパフォーマンスに優れたミドルレンジの無線LANルーターです。

有線ポートも充実しており、さらにメッシュWi-FiやVPNにも対応しているので、はじめて無線LANを導入する方に限らず、拡張性を求める中級・上級者にも満足できるスペックを備えているといえるでしょう。

現時点ではWi-Fi7に対応したデバイスがまだまだ少ないですが、今後スタンダードになる通信規格なので、長期的に安心して使えるルーターとしておすすめできるモデルです。

レビュー
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この記事を書いたのは

dalahast_shikaku2

dalahast(ダーラヘスト; @dalahast_jp)です。ほぼ週末限定の趣味のお料理以外に日々の暮らしのなかで興味をもったこと等を 気の向くままに徒然に綴っています。
詳しいプロフィールはこちら

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