昨年夏も終わりに近づいたころ、大量発生した蟻を駆除するために、ネットで評判の高い「アリメツ」を購入しました。
その時の記事はこちら。
昨夏にいったん駆除完了・・・と思っていたところ、先週あたりからベランダにちらほら蟻が隊をなしているのを発見。
蟻は梅雨の時期から夏にかけて食欲が旺盛になるらしく、動きも活発化するようです。
これはまずい!ということで、再び「アリメツ」を求めて近くのホームセンターへ。
アリメツは同じ神奈川県の製造会社ですが、ホームセンターにはあまりおいていないようです。
ひとまず、蟻駆除売り場にあったフマキラーの商品を買って一時的にしのぐことにしました。
その商品がこちら。その名も、「アリカダン」。
設置タイプのもの(10個入り)と粉剤タイプの2種類を買いました。
アリカダンは効くのか?
結論から言うと、ベランダに発生した蟻には設置する固形タイプはまったく効きませんでした。
一方で、粉剤タイプのアリカダンは直接蟻にかけることで速攻殺虫効果もあるようで効果てきめん。
ただ、、、、蟻は動きが速い。 かけているそばから逃げ惑ってそこらあたりが粉だらけになってしまいます。
そのため一般的には、お隣のベランダとの境目に小さな山盛りになる程度にまくことで、侵入防止のバリケードとして使うことをおすすめします。 そうすることで、お隣まで蟻が侵入することなくご迷惑をかけることはなくなります。
やっぱり、アリメツか?
結局、Amazonでアリメツの容器付パッケージを2個購入しました。
昨年使った容器は風化されて痛んでいたので、新調するしかありませんでした。
ネットでしらべてみると、ペットボトルの底を切り取ってアリメツ用の容器にするアイデアもあるようです。
この場合、雨を防ぐことはできませんが、アリメツ液体のみ買えばよいので経済的です。
ただ、アリメツは1本あたり55gしかはいっていないため、専用容器でつかうと約20回分程度しかありません。
蟻の巣があり、卵が孵化する場合は約1週間程度かかります。
その場合はかなり根気よく駆除しないといけないため、大目に買っておかないとすぐになくなってしまいます。
結局のところ、植木の処分が早かった
アリメツは直接容器にいれて設置しても、我が家のケースではあまり効果があるのかよくわかりませんでした。
直接、液体をたらすと蟻が恐ろしいほど集まってきたので、それなりの効果はあるようですが、蟻の巣がいくつもある場合は時間もコストもかかるので、蟻の巣をみつけて植木そのものを処分するほうが早いです。
元凶となる植木鉢を特定するためには、まずアリメツで蟻をおびき出して、隊列の動きを観察。
特定した植木鉢を引き抜いてみると、鉢底にびっしり蟻と白い卵が大量にありました。コワイ・・・
蟻が広がらないように、ビニール袋にいれてアリカダンの粉剤をふりかけて、袋の口を閉じてしばらく放置します。
アリカダンは殺虫効果は抜群ですので、密閉しての駆除などには使えるかもしれません。
あとは水道で植木鉢をきれいに流し洗えば完了。
今回、10年以上育てているシマトネリコはどうしても処分したくなかったので、四苦八苦しながら、植え替え(別記事ご参照)。
金のなる木は挿し木用の何本かの枝を切り取り、植木鉢ごと処分。
アイビーも植木鉢ごと処分しました。
残念ながら、今回は蟻の巣がかなり発達していたこともあり、植木鉢を泣く泣く処分しましたが、軽微な場合はまずは「アリメツ」で駆除することからおすすめします。