手をかざすだけで自動で液体ソープがでてくる「ソープディスペンサー」使っていますか?
ポンプタイプと違って、直接ボトルにふれる必要がないため非常に衛生的なことはもちろんのこと、食器を洗う時もスポンジをもった片手をさっとかざすだけで液体ソープが注がれるので、とても使い勝手がよいのです。
わが家では5年前からシンプルヒューマンのソープディスペンサーをキッチンと洗面所で愛用していますが、内1台故障したので新調することにしました。
もはや自動ソープディスペンサーはわが家では毎日使う欠かせないものになっているので迷うことなく選びました。
今回購入したのは、こちらのシンプルヒューマンの充電式のソープディスペンサー(ブラッシュシルバー)です。
シンプルヒューマンをリピートした理由は、やはり洗練されたデザインと質感がとても気に入っていたこともありますが、なによりも旧モデルを使っていて気になっていたところがすべて改善され、使い勝手の点で大きく進化していたからです。
シンプルヒューマンの「ソープディスペンサー」の概要
ソープディスペンサーの5つの特長
- 赤外線センサー内蔵で手を触れずに使える
- 手をかざす位置でスープ量を調整できる
- 防水仕様(IP67防水型)で本体まるごと洗える
- バッテリー充電式で電池いらず
- カラーバリエーション豊富3色展開
ソープディスペンサーの仕様
- メーカー名:simplehuman ( シンプルヒューマン )
- 商品名:充電式センサーポンプソープディスペンサー
- サイズ:約 幅 70mm×奥行き 112mm×高さ 172mm
- 重さ:約 380g
- 液体ソープタンク容量:266ml
- 素材:本体:ステンレススチール(ナノシルバー加工)、ABS樹脂、SAN樹脂、パッキン:シリコーン
- 電源:内蔵リチウムイオン電池
- 付属品:充電用USBケーブル(マグネット付無接点式; 約110cm)
- 連続使用時間目安:満充電で1日10~15回の使用で約3ヶ月間。
- カラー:ブラッシュシルバー(マット、ツヤ消しシルバー)、ポリッシュシルバー(鏡面仕上げ、ツヤあり)、ローズゴールド(ツヤなし)の3色
- 推奨洗剤:<ハンドソープ>ミューズ、キレイキレイ、naive、メディッシュ、ハンドソープ(資生堂)、<台所用洗剤>ファミリーフレッシュ、泡のチカラ、Magica除菌+、クリスタ、JOY W除菌、ヤシノミ洗剤
※上記以外の洗剤も利用可適(スクラブ剤を含まない液体ソープ)
▼同梱物はソープディスペンサー本体、充電用USBケーブル×1、取扱い説明書。
シンプルヒューマン「ソープディスペンサー」レビュー
外観・デザイン:スタイリッシュ
シンプルヒューマンの製品はスタイリッシュで飽きのこないデザイン。
流行りのデザイン家電のような所有感をくすぐる筐体です。
大きさも500mlのペットボトルよりは高さも低く、旧型と比べて円筒形なのでスリムでコンパクトな印象です。
カラーバリエーションも豊富で、ブラッシュシルバー(ステンレス)、ポリッシュシルバー(鏡面)、ローズゴールドの3色展開。
部屋のインテリアにあった色合いのものを選べます。
尚、輸入品ではホワイトもあるようですが、国内では販売店および公認ショップ経由のものか、シンプルヒューマン合同会社から購入したものでないとメーカー1年保証は受けることができないので注意しましょう。
機能性:センサー内蔵で手を触れずに使えるので衛生的
手動ポンプ式のソープディスペンサーだと、手でポンプに触れないといけないので気になるところ。
その点、ノズルの下方にセンサーを搭載しているので、手をかざすだけで液体ソープがでてきます。
タッチフリーで衛生的です。
さらに画期的だった点は、手をかざす位置でスープ量を調整できる機能。
スポンジをかざす高さによって、自動的に吐出する液体ソープの量を調整します。
ノズルに近いと少量、ノズルから離せばはなすほど量が多くなります。
この機能は、洗い物に応じて調整できるのでとても便利です。
たとえば、フライパンなど汚れがひどいものは洗剤多め、しばらく洗って洗剤がきれてきたので少しだけ洗剤を足したいなんて言う時は少量追加。
この機能は旧モデルにはなく、毎回乾電池をいれてセッティングする度に液量を調整する必要があり、設定したあとは一定量しかでませんでした。
そのため、必要な洗剤の量をとるまで何度もかざす必要がありました。
この機能のおかげで、結果的に何度もスポンジをかざす必要がなくなるので、バッテリーのもちもよくなります。
ただひとつだけ注意するポイントとしては、黒色のスポンジはNGということ。
黒色はセンサーの赤外線を吸収するため無反応になります。
モノトーンカラー好きの方は残念ですが、スポンジは黒以外のものを使いましょう。
防水性:防水仕様(IP67)で本体まるごと洗える
防水仕様はiPhoneと同じ、防水型IP67(防浸型)で水回りので利用も安心です。
実はここが今回のリプレースにあたって最も重視したポイントです。
というのも故障した原因が乾電池スペースへの水漏れだったからです。
▼左が旧型、右が新型。
これまで使っていたディスペンサーは乾電池式(単4電池×4本)で、乾電池ケースと洗剤をいれる容器が隣接しており、誤って洗剤がはいってたり、また水回りでの利用のため誤って水はが入ってしまうリスクがありました。
液体ソープがいれやすい
一方で、新型は上ブタをとると大きな注ぎ口があります。
何よりうれしかったのが、この液体ソープの注ぎ口が広くなったところ。
旧モデルでは課題であった、液体ソープの注ぎ口もバッテリーレスにしたことで乾電池ケースのスペースがなくなりました。
おかげで詰め替え用洗剤をそのまま液だれもなく、うまく注ぐことができるようになりました。
しかも本体が洗剤でべたついたり、水垢などがついて汚れても、本体丸ごと洗えるので衛生的ですね。
本体はステンレススチール(ナノシルバー加工)のため、汚れてもさっとふきとるだけできれいになりますが、いざという時は丸洗いできます。
キッチンや洗面所といった水回りでも安心して使えますね。
液体ソープ残量も一目瞭然
底面はクリアーな透明プラスチックなので、液体ソープの残量を確認することができます。
わが家ではキッチン用は「キュキュットクリア除菌」をいれて使っていますが、洗剤をいれた状態では右のようにみえます。
また旧型と比べて、新型は266ml と容量も約20%アップ。
※旧型 222ml から+44ml分、容量が増えています。
運用面:バッテリー充電式で電池いらずストレスフリー
本体にバッテリー内蔵しているので、乾電池交換のわずらわしさはありません。
乾電池もバッテリーも定期的に交換・充電が必要ですが、バッテリー内蔵になることで浸水リスクがへります。
バッテリーの場合、経年劣化でいずれ使えなくなってしまうのですが、キッチンや洗面所など水回りでの利用が多いことを考えると、経験上、やはり「充電式」がおすすめです。
肝心の充電ですが、付属の無接点端子付きのUSBケーブル(要ACアダプター)を使います。
別途スマホで使っているACアダプターがあれば、それを使って充電できます。
ノートPCのUSBポートに接続しても充電することができます。
もちろんモバイルバッテリーからの充電も可能ですが、充電しながらの使用は危険なのでやめましょう。
本体との接続はマグネット式なので、近づけるだけでピタッとはりつき充電開始。
1回のフル充電で1日10回~15回の液体ソープの利用で、最大3か月使えるとのこと。
旧型はエネループ電池の交換運用だったので、電池切れになったら充電済みエネループと交換すれば、すぐに使えるメリットはありました。
バッテリー充電式の場合はそうもいかず、充電時間もそれほどかからないものの、このあたりの使い勝手は気になるところです。
※このあたりの使用感はまたしばらく経ったら追記しようと思います。
また、付属の専用ケーブルは他ケーブルで代替できないため、なくしてしまわないように保管しておくようにしましょう。
尚、バッテリーの充電状態はノズル上方のフロントランプの色でわかります。
充電中は青点滅、充電完了時に青点灯、赤は要充電のサインとなります。
まとめ:衛生的でストレスフリーな自動ソープディスペンサー
防水性、充電式、センサーによる自動液体ソープ吐出が特徴のディスペンサー。
カラバリも豊富でご自宅の雰囲気にあわせて選べます。
少々価格が高めなのは否めませんが、一度使うとその便利さから離れることができません。
いつも使っている家庭用の液体ソープ(詰め替え用)を買えば、そのままディスペンサーで使うことができます。
見た目のデザインの満足度も高め、機能性を兼ねそなえた充電式の自動ソープディスンサーは、生活の質がかわったように思えます。
あなたのご自宅のキッチンや洗面所に備えてみてはいかがでしょうか?