本日のブランチはベトナム風サンドイッチの「バインミーサンドイッチ」。
バインミーとは、フランスパンにフレッシュなハーブや野菜や肉・魚をはさんで食べる、ベトナムのローカルフード。
ベトナムがフランスに統治されていた時代から残るフランス食文化の名残です。
バインミーとの出会いは今をさかのぼること10数年前、ハワイ州オアフ島にいた時によくランチに利用していた、地元のベトナム料理のファーストフードショップ、「BALI」。
ふと、あの味が懐かしくなってブランチにつくってみました。
LEDの水耕栽培で育てたパクチーがたくさん収穫されたので、美味しく消費するにはもってこいのサンド。
カリッと香ばしく焼き上げたフランスパンは中はもっちりとして、バターの芳純な香りが漂い、フレッシュなアジアンテイストの野菜(なます)と鶏肉の具材もつまっているので、ボリューム満点で腹持ちもよいです。
なかなかの満足感。
↓LED水耕は成長が早いので、約1週間周期で収穫できるほど。今回も惜しみなくふんだんにパクチーを消費します。
ベトナム風サンドイッチ、バインミーのレシピ(鶏肉)
【材料(2人前)】
・バゲット 1本
・きゅうり(斜め薄切り)
・香菜 お好みで
・バター 適宜
・鶏むね肉 1枚
・塩 小さじ1/2
・砂糖 小さじ1
・鶏ガラの素 小さじ1/2
<なます>
・大根 5cm(細切り)
・人参 1/2本(細切り)
・塩 少々
・砂糖 大さじ1
・酢 大さじ1
・ナンプラー 小さじ1
・塩 少々
<タレ>
・醤油 大さじ1
・砂糖 大さじ1
・ナンプラー 小さじ1
・水 大さじ2
・片栗粉 小1さじ
・水 小さじ2
【作り方】
1.鶏むね肉に塩・砂糖をすりこみ、15~30分置く。
2.1を鍋に入れ、ひたひたに水を注ぎ、鶏ガラの素を加えて火にかける。
3.沸騰したら弱~とろ火にして10分ゆで、火を止めてスープにつけたまま冷ます。冷めたらそぎ切りしておく。
4.なます用の大根・人参を塩もみする。しばらく置いたら水気を絞り、甘酢(砂糖・酢・ナンプラー・塩)につけておく。
5.鍋にタレの醤油・砂糖・ナンプラー・水を入れて火にかけ、砂糖が溶けたら水溶き片栗粉を加えてとろみをつける。
6.バゲットの両端を切ってから半分に切る。それぞれ横から切れ目を入れ、水を少量振ってトースターで2分焼く。
7.バゲットにバターを塗り、タレを適宜(濃い味なので少量)塗り、鶏肉・なます・きゅうり・香菜をはさむ。
ベトナム風サンドイッチ、バインミーのレシピ(卵&ベーコン)
次は鶏肉を使わず、卵焼きとベーコンの組み合わせのバインミーです。
なますに鷹の爪を加え、べースのマヨネーズソースにタバスコを加えることで少しピリ辛風味に。
【材料(2人前)】
・卵 2個
・塩 ひとつまみ
・ベーコン 2枚
・パクチー お好みで
・バゲット 1本を半分ずつ
<マヨネーズソース>
・マヨネーズ 大さじ2
・タバスコ 小さじ1
・ニンニク 1/2片 すりおろし
<なます>
・大根 5cm(細切り)
・人参 1/2本(細切り)
・砂糖 30g
・水 50ml(1/4カップ)
・酢 50ml(1/4カップ)
・白ワイン 50ml(1/4カップ)
・鷹の爪 1本
・塩 ひとつまみ
【作り方】
1.ソースをつくる。ボウルにマヨネーズ大さじ2にタバスコ小さじ1、ニンニク1/2片をすりおろし混ぜ合わせる。
2.なますをつくる。小鍋に水、砂糖、酢、白ワイン、鷹の爪、塩を加え、火にかける。
3.ボウルに細切りにした大根、ニンジンをいれ、2の漬け汁をかけてよくなじませる。
4.卵2個をわりほぐし、塩ひとつまみいれてまぜ、熱したフライパンで薄焼き卵をつくる。最後に卵焼きをロール状に包む。
5.ベーコンも熱したフライパンで焼く。
6.バゲットを半分にして2つに分け、それぞれ横から切れ目を入れる。
7.下半分のバケットに1のマヨネーズソースをまんべんなく塗り、その上に4の卵焼き、5のベーコン、3のなます、新鮮なパクチーをのせて、上半分のバケットではさんで出来上がり。