手指を触れずに自動で液体が吐出されるオートディスペンサー、使っていますか?
わが家では数年前より、手洗い用のハンドソープを自動で吐出できるディスペンサーと感染対策として除菌用消毒液を自動吐出するディスペンサーを導入しています。
この度、工匠藤井様より新しく発売された「オートソープディスペンサー」のサンプル商品を提供いただきましたので、ソープディスペンサーを長年利用してきたユーザーの視点から使い勝手をレビューしたいと思います。
工匠藤井「非接触式オートソープディスペンサー」概要
注目した5つのポイント
- 非接触式で衛生的
- 5段階で吐出量調整可能
- 乾電池式でバッテリー消耗を気にしなくてよい
- IPX5防水仕様で安心安全
- 330ML大容量タンクで開口部が広く注ぎやすい
製品名 | 工匠藤井オートソープディスペンサー |
本体サイズ | 高さ18.9*奥行10.4*幅8 cm |
電源 | 単4乾電池×3本(別売) |
タンク容量 | 330ml(半透明タンク) |
吐出量調整 | 0.2秒/0.4秒/0.8秒/1.2秒/1.8秒の5段階 |
センサー感知距離 | 0~7㎝ |
センサー感知時間 | 0.2 秒 |
防水等級 | IPX5防水 |
同梱物 | 本体*1,シリコンマット*1,取扱説明書 |
「非接触式オートソープディスペンサー」レビュー
本体デザイン:シンプルで飽きのこないカラーリング
本体はブラックを基調としたホワイトとのツートンカラー。
価格が抑えられている分、質感はそれなりですが、飽きのこないマットなカラーリングでどこに置いてもマッチするデザインです。
また「く」の字のような独特な形状と20°仰角に傾斜がついたノズルのおかげで、手やスポンジをかざしたときに本体に当たらないようにくぼんでいるのは〇。
電源:単4乾電池で数カ月利用可能、収納場所も安心
ディスペンサーの電源は一般的に入手しやすい「単4乾電池」が3本。
利用頻度によりますが、数カ月利用可能です(まだ検証中なので後日アップデートします)。
わが家のキッチンで使っている充電式のディスペンサーは1カ月に2度ほど充電しないといけないため、その手間を考えると電池の入れ替えだけなので運用が楽です。
充電式バッテリーと違って充電をする手間やバッテリーの消耗の心配もありません。
また電池の収納場所も工夫されているのが〇。
電池ケースが洗剤をいれるタンクよりも上部にあり、写真のように上に差し込むようにセットするので、水没しない限り、水や洗剤がかかったり浸水することはありません。
また本体はIPX5防水仕様なので水回りでの利用も安心です。
以前使っていた乾電池タイプのオートディスペンサーは、洗剤をいれるタンクと電池を収納するケースが本体上部にあったため、洗剤や水がはいりこんで電源部分が腐食してしまい使えなくなった苦い思い出があります。
その点、この構造は安心して使うことができますね。
操作性:センサー感度よし、音で切り替え時がわかりやすい
手やスポンジを検知するために、高感度の赤外線センサーとPIRセンサー(人感センサー)を搭載。
これらセンサーのおかげで、0㎝~7㎝の範囲でかざした瞬間(メーカー公称値0.2秒)に自動で洗剤を吐出することができます。
注意点としては、この製品に限らず赤外線センサーなので黒っぽいスポンジは反応しないこと。
ボタン類の操作性についてもタッチ感度もよく、さっと触れる程度で電源のオンオフや吐出量の調整ができます。
これまで使っていたディスペンサーは、物理的なボタンで押しづらいものが多かったのですが、こちらのディスペンサーはタッチセンサーの感度がよく、スムーズです。
音も同時になるので液量調整の切り替わりのタイミングがわかりやすいのは〇。
液量調整:5段階で自分の好みで設定できる
洗剤の吐出量は、5段階で切り替えることができます。
基本的に吐出時間によって洗剤量が決まりますので、使用する液体の種類にあわせて調整しましょう。
一般的に液体タイプはとろみのある乳液タイプより吐出量が多くなります。
吐出時間(吐出量) | |
1段階 | 0.2秒(最小量) |
2段階 | 0.4秒(2倍量) |
3段階 | 0.8秒(4倍量) |
4段階 | 1.2秒(6倍量) |
5段階 | 1.8秒(9倍量) |
わが家の利用では、
- 手洗い用の液体ハンドソープでは、最小の1~2
- 食器用洗剤では、最小の1
- 消毒用アルコール液では、最小の1~2
とほぼ最小量でも充分に使えました。
これまで使っていたディスペンサーはどれかひとつに用途が限定されていましたが、手洗用のハンドソープや食器用洗剤のほか、消毒液などさまざまな液体に対応しています。
消毒液はミスト状にはなりませんが、しっかり手のひらに行き渡るので問題なく使えます。
唯一、「泡」タイプのハンドソープは使えません。
これまで使っていたソープディスペンサーではアルコール消毒液は対応していなかったので、用途に応じて幅広く使えるのは〇でした。
容量:大容量タンクで間口が広くて使いやすい
気になるタンクの容量は330MLと大容量。
通常の詰め替え用洗剤もじゅうぶん入る容量で、補充回数が少ないのは〇 。
洗剤をいれるタンクにも工夫が施されています。
半透明ボトルで残量をひとめで確認できるのがよいですね。
洗剤の残量があらかじめわかるので、継ぎ足しのタイミングがわかり、使っている途中で洗剤切れを防ぐことができます。
またタンクの注ぎ口が実測で30mmと大きいのも〇。
詰め替え用のソープも楽々注入することができます。
日常的に使いやすさを追求したシンプルな非接触式オートソープディスペンサー
以上、「工匠藤井オートソープディスペンサー」のレビューでした。
シンプルな構造ながら日常的に使いやすさを追求、その価格帯からもじゅうぶんコストパフォーマンスの高いアイテムだと実際に使ってみて感じました。
- キッチンや洗面所に自動ソープディスペンサーを検討している方
- 感染症対策として除菌用消毒液用の非接触式のディスペンサーを探している方
まで幅広く対応している製品ですので、候補の一つとして検討してみてはいかがでしょうか?
本レビューがご参考になれば幸いです。