在宅勤務が増えて運動不足になりがちで、自分のカラダの健康状態が気になっている方も少なくないはず。
そんなあなたにおすすめなのが、「体組成計」です。
体組成計は、体重だけでなく、体脂肪率・BMI・筋肉量・体内年齢など幅広い項目を計測できるヘルスメーターです。
今回レビューするRENPHOの体組成計は、アプリと連動する「スマート体組成計」。
素足で乗るだけで、瞬時に計測。
さらに計測したデータをスマホのアプリに転送・蓄積して、カラダの変化をグラフで可視化できます。
筋肉トレーニングによる筋肉量の増加やダイエットによる体脂肪率の増減、肥満や生活習慣病の予防改善など、日々の健康管理を効率的におこなうことができるようにサポートします。
RENPHO体組成計(R-A009/R-A012)の概要
注目のポイント
製品仕様について
商品名 | 体組成計 Mini | ソーラーパワー内蔵 体組成計 |
型番 | R-A009 | R-A012 |
メーカー | RENPHO | |
サイズ | 28×18×2.5cm (横・縦・厚さ) |
28×28×2.3cm (横・縦・厚さ) |
重さ | 820g(実測値) | 1.3kg(実測値) |
電源 | 単4電池×3本 | ソラーバッテリー(充電式) |
計測項目 | 13項目:体重、BMI、体脂肪率、骨量、皮下脂肪、基礎代謝量、体水分、骨格筋、筋肉量、除脂肪体重、タンパク質、内臓脂肪、体内年齢 | |
測定技術 | BIA(生体電気インピーダンス法) | |
表示 | LEDディスプレイ(バックライト付き) | LCDディスプレイ(バックライト付き) |
計量範囲 | 0.2kg~150kg | |
目量 | 100g | |
計量精度 | 0,2kg~75kg以下:±200g 75kgを超え150kg以下:±300g |
|
表示重量単位 | kg | |
専用アプリ | Renpho Health(iOS, Android) | |
同梱物 | ・本体×1 ・収納ケース×1 ・日本語取扱い説明書×1 |
・本体×1 ・日本語取扱い説明書×1 |
セットアップ方法
利用にあたっては、スマートフォン用アプリ「RENPHO HEALTH」のダウンロードし、お手持のスマホにインストールします。
体組成計本体とスマホのアプリをBluetooth接続(ペアリング)することで登録が完了。
体組成計に乗ることで、アプリで体重を含む体組成の計測結果(全13種類)を確認することができます。
RENPHO体組成計(R-A009/R-A012)のレビュー
外観:薄型コンパクトな省スペース設計
RENPHOの体組成計は、「R-A009」・「R-A012」の両モデルとも、それぞれ2.3cmと2.5cmの超薄型のスリムなデザインです。
また体組成計の表面も二十層強化ガラストップということもあって衛生的。
お手入れも簡単で、アルコール除菌やウェットシートでさっとふくだけでOKです。
裏面は滑り止めが4コーナーともしっかりついているので、フローリングなどでもしっかり安定。
安全に計測することができます。
体組成計 Mini「R-A009」
「R-A009」には、計測結果が見やすい大きな赤色LED液晶パネル(バックライト付き)を搭載。
LEDは輝度が高いため、屋内の暗い場所でも視認性が高くみやすいですが、太陽光が直接当たる場所ではやや見にくいです。
「R-A009」は体組成計 Miniというだけあって、28×18×2.5cmと非常にコンパクト。
ちょうどタブレットのiPadと同じサイズ感。
ポータビリティ性に優れているので、いろいろな場所へ持ち運んで使うことができます。
その点で、体組成計Mini(R-A009)は、自宅や旅先でも筋肉トレーニングの成果をチェックしたいアスリートの方から、ダイエットの成果や健康管理を日々細かく行いたい人には最適な体組成計といえるでしょう。
ソーラーパワー内蔵体組成計「R-A012」
一方、「R-A012」モデルはソーラーパネルを搭載した、電源不要の省エネタイプ。
太陽光に限らず、洗面所の照明などの明るさでも十分充電可能です。
計測結果を表示部分には、大きなLCD液晶パネルを搭載。
こちらもバックライト付きで暗がりでも視認性は高く、太陽光が直接当たる場所でも反射しづらく、数字も大きくみやすいです。
サイズ感としてはコンパクトな「R-A009」と比べると約1.5倍ですが、薄型フラット設計ということもあり、それほど圧迫感はありません。
部屋のわずかな隙間にも収納できるので、場所も取らないのがよいですね。
また、「R-A-009」と比べて両足がきっちり収まるので、非常に安定感のある計測が可能です。
その意味でも、万人にオススメできる屋内向けの体組成計といえるでしょう。
機能1:乗るだけでスマート自動計測
体組成計には、大きくわけると「両手両足測定タイプ」と「両足測定タイプ」の2種類がありますが、RENPHOの体組成計は後者の「両足測定タイプ」です。
「両足測定タイプ」は、体組成計に乗るだけで簡単に自動測定できるのが〇。
RENPHO体組成計(R-A009/R-A012)は、4つの高精度なステンレスセンサー(高低周波測定)×重力感応センサーで体内データを取得。
独自のBIA技術を利用して精度の高い計測を実現しています。
留意する点としては、特に「両足測定タイプ」は体内水分の日内変動の影響を受けやすいこと。
正確な体重や体組成の変化を知るためには、毎日ほぼ同じ時間帯で測定することが大切です。
起床後すぐや入浴前、就寝前がおすすめのタイミングです。
体組成計での計測方法
- STEP1アプリを起動する
「Renpho Healthcare」アプリを起動、スマホのBluetooth設定は「ON」にしておく。
使用する体組成計を選択する。
- STEP2体組成計に裸足で乗る
あらかじめペアリングした体組成計にある、4つのステンレスセンサーに両足を確実に密着させる。
- STEP3計測開始。
RENPHOの体組成計は、リスポンスもよく、乗って5秒ほどで計測結果を表示。
体組成計には体重のみ表示、アプリで13種類の項目について推定結果を閲覧することができる。アプリに複数利用者を登録している場合、測定結果から、登録したユーザーを自動判別します。
※登録数は無制限で複数名登録可能です。
機能2:豊富な計測項目で体内チェック
RENPHOの体組成計を使えば、瞬時に様々な体組成の項目が数値化されます。
体重/BMI/体脂肪率/皮下脂肪/内臓脂肪/体水分率/骨格筋/筋肉量/骨量/タンパク質/基礎代謝量など、13種類の項目を測定可能です。
計測項目 | 項目の内容 | |
1 | 体重(kg) | 身体の重さ。健康状態を示す重要な指標の一つ。 |
2 | BMI | ボディマス指数(BMI)は、身長に対する体重の測定値であり、全体的な健康を考える上で体脂肪率と同様に重要な指標となる要素。 体重を身長の2乗で割って計算されます。BMI = 体重kg ÷ (身長m)2。 |
3 | 体脂肪率(%) | 体重に対する脂肪組織の割合。 |
4 | 除脂肪体重(kg) | 体脂肪に加えて、筋肉も体重の主な構成要素のひとつ。 |
5 | 皮下脂肪(%) | 体重に対する皮下脂肪の割合。 |
6 | 内蔵脂肪 | 体脂肪の1種で、皮下脂肪と異なり、人間の臓器を囲むように腹腔内についている脂肪。 |
7 | 体水分率(%) | 体のさまざまな組織、血液、骨、およびその他の構成要素の水分含有量。全体的な健康に大きな影響を与える重要な生理学的指標となる。 |
8 | 骨格筋(%) | 骨格筋は3つの主要な筋肉のうちの1つ。手足や他の部位を動かすための筋肉の割合。 |
9 | 筋肉量(kg) | 筋肉の総重量で、骨格筋・心筋・平滑筋などを含む。 筋肉量が増えれば体はカロリーやエネルギーをより速く燃焼できるため、減量効果が高まる。 |
10 | 骨量(kg) | 体全体の骨密度の測定値。 骨密度の低下は、骨粗鬆症の指標となる可能性がある。 |
11 | タンパク質(%) | 体組織を構成する基礎的要素の1つであり、体を動かすための燃料源としても機能する。 |
12 | 基礎代謝量(kcal) | BMRは基本的な生命維持機能を実行するために体が必要とする総カロリー数。 |
13 | 体内年齢(才) | 基礎代謝率 (BMR) を年齢グループの BMR 平均と比較することによって算出される。 体内年齢が実年齢より高い場合は、代謝率を改善する必要がある。 運動量を増やすと、健康な筋肉組織が構築され体内年齢が改善される。 |
機能3:アプリとデータ連携・可視化
体組成計本体では体重のみ確認可能ですが、スマホ専用アプリ「Renpho Health」を使えば、体組成計本体ではわからない体重以外の健康チェック項目も確認することができます。
時系列に記録したデータは、日・週・月・年単位の数値でグラフ化することで、データの推移を一目で確認できるので、トレーニングやダイエットのモチベーションにもつながります。
計測データはCSV形式でエクスポートも可能。
自分でパソコンを使って集計するときは役立ちます。
また「Renpho Healthcare」アプリは、主要なフィットネス系アプリのApple health、Google health、Fitbit、Samsung Healthとも連動が可能。
アプリごとに計測データがバラバラになりがちですが、RENPHOの体組成計ならば取得したデータをあなたのスマホに集約。
他のセンサーから取得したデータとまとめて管理して有効活用することができます。
連携方法は、Renpho Healthcareアプリから「私」を選択。
次に、「アプリ」を選択し、連携したいAppを選択することで連携が完了します。
Apple Healthの場合、体重・体脂肪率・身長・体重指数・除脂肪体重・基礎代謝量・身長のデータを共有します。
まとめ:乗るだけでカラダの変化を日々管理できるスマート体組成計
以上、RENPHOのスマート体組成計「R-A009」と「R-A012」のレビューでした。
RENPHOのスマート体組成計は、衛生的なガラストップが美しい薄型コンパクトなヘルスメーターです。
4つの高精度なステンレスセンサーと重力感応センサーにより、乗るだけで瞬時にあなたの体組成を測定できる気軽さが、継続的な健康管理につながります。
また、独自アプリ「Rebpho Healthcare」を使えば、時系列にグラフで確認できる他、その他のメジャーなフィットネスアプリともデータ同期できるので、血圧計や活動量などのデータを含めて総合的なデータ活用の範囲が広がります。
在宅勤務などで運動不足がちなあなたも、スマート体組成計を使って日々の体内のデータを計測することで、健康管理のきっかけにしてみてはいかがでしょうか?