今回は「下味冷凍」で味付けしたカジキと夏野菜をつかって、さっぱり食べれるトマトケチャップ煮を作ってみました。
以前「ブライン液」をつかったカジキのトマト煮込みをご紹介しましたが、シンプルな味つけであらかじめ「下味冷凍」しておくと、今回のレシピ以外にもいろいろ応用できるおすすめの調理法です。
【レシピ】カジキとしめじのトマト蒸し煮 ブライン液を使ってしっとりジューシーに仕上げる
淡泊ながらもしっかりと脂ののったカジキは、くせがなく、和洋中さまざまなジャンルの料理に使える食材です。 今日は料理研究家の上田淳子さんのレシピをベースに、カジキをトマトベースのソースで煮込んでみました。 カジキの身をしっとりとやわらかく、旨...
週一回まとめて買い物する場合でも、新鮮なお魚にこの「下味調理」をほどこせば、冷凍保存で2~3週間程度持つので、いつでも好きな時に調理して食べることができます。
しかもシンプルな味付けにしておけば、調理の幅も広がり、とても使い勝手がよいのです。
もちろん魚以外にも牛肉や鶏肉、豚肉も同様に「下味冷凍」は可能で、まさに万能調理法といえるでしょう。
「カジキと野菜のケチャップ蒸し煮」のレシピ
【材料(2人分)】
- カジキ 2切
※塩 小さじ1/2
※コショウ 少々
※オリーブ油 大さじ1
※ニンニク 1片(スライスする) - 玉ねぎ 1/4個
- しめじ 50g
- 茄子 1本
- 小松菜 2株
- ミニトマト 4個
- オリーブ油 小さじ2
- ケチャップ 大さじ2
- 白ワイン 大さじ3
- チリパウダー 少々
- パセリ 適宜
【作り方】
- <下味冷凍>
※の材料をポリ袋に入れ、カジキも入れてまぶし、空気を抜いて口を縛り、
平らにして冷凍庫で冷凍する。食べる日に、解凍しておく。dalahastカジキは下味冷凍しておくことで中まで味が染み込み、加熱してもふっくら柔らかく仕上がります。
- 玉ねぎはスライス、しめじは小房に、茄子は5cm長さに切ってそれぞれ縦
に4~6等分、小松菜は5cm長さに切っておく。パセリはみじん切りにする。 - ケチャップ・白ワイン・チリパウダーは、混ぜておく。
dalahast
チリパウダーは全体の味を引き締めて風味が増すので、なるべく加えると良いでしょう。
- フライパンにオリーブ油(小さじ2)を敷き、野菜としめじ(小松菜の葉の
部分とミニトマトは除く)を、中火で2分ソテーする。 - 3を入れて、沸々するまで加熱する。
- 野菜を平らにして、その上にカジキを漬けた油・ニンニクごと乗せる。端に
小松菜の葉・ミニトマトも入れてフタをし、3分蒸し煮にする。 - カジキに火が通ったら、お皿に盛りつける。(今回は野菜を敷き、上にカジ
キを乗せた。)パセリを散らす。
オススメ度:★★★★★
「下味冷凍」で楽々調理のレシピ
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