大分県の名物でもある「とり天」。しっかりと下味をつけた鶏肉の天ぷらです。
大分市や別府市を中心に食べられている郷土料理ですが、意外とその起源は新しく、昭和30年代と言われています。
現地訪問時にレモン&タルタルソースと一緒にいただきましたが、今回は刻みわざびをマヨネーズと一緒に和えてピリッとアクセントをつけたタレでいただきました。
揚げたてのとり天はジューシーで肉汁がたっぷり、ふんわりした衣に覆われています。
とり天を噛んだ時に広がる、にんにくと生姜の香りがやわらかい鶏肉の食感にぴったり。
お酒のおつまみとしても、白いご飯のおかずとしても食卓にのぼれば、家族のみんなが喜ぶ、大人気間違いなしの一品です。
大分名物「とり天」のレシピ
レシピブログでいただいたハウス食品の和のスパイス。
その中から、「粗切りわさび」をチョイスして、とり天用のタレをつくります。
粗く刻んだわざびがたっぷりはいっているので食感が楽しめ、辛さや塩味が控えめな分、わさび本来の風味を楽しむことができます。
【材料(2人前)】
・鶏肉(今回は胸肉、もも肉でも美味しい):250g
※胸肉ともも肉を使って異なる食感を楽しむのもあり
・お好みの野菜(キャベツや水菜):適量
<漬けタレ>
・にんにく:小さじ1/3(すりおろし)
・生姜:小さじ1(すりおろし)
・酒:大さじ1
・塩:少々
・薄口醤油:大さじ1
<天ぷらの衣>
・卵:1個
・水:1/3カップ
・小麦粉:1/2カップ
・片栗粉:大さじ3
<つけダレ>
・粗切りわさびとマヨネーズを1:1で混ぜ合わせる。
【つくり方】
1.鶏肉を一口サイズにカット
鶏肉は食べやすい一口サイズに切り分ける。
2.合わせ調味料に漬け込む
合わせ調味料をつくり、鶏肉にしっかり揉みこんで約30分程度漬け込んで、下味をつける。
3.衣もたっぷりつけてカラッと揚げる
てんぷらの衣をつくり、2の鶏肉にたっぷり衣をからませて、180℃の油でカラッと揚げる。揚げすぎると風味がとぶので注意。
4.つけダレをつくる
マヨネ-ズに粗切りわさびを加えてよく混ぜ合わせてタレをつくる。
5.盛りつけ
皿に野菜と一緒にとり天を盛り付け、4のわざびマヨネーズのタレをそえて出来上がり。
【番外編】
こちらは朝食用につくった蒸し鶏とアボガドのスライスをチ-ズトーストにのせたもの。
粗切りわさびのトッピングがアクセントになって美味い。
たくさんのせても辛さが抑えられているので、とても食べやすいです。