私のiPhoneのストレージはほとんど写真の画像ファイルばかりで、音楽ファイルといえばお気に入りの楽曲をセレクトして入れ替えて運用している程度です。
現在のiPhoneは64GBモデルなので、すぐに容量がいっぱいいっぱいになりがちで、できれば写真以外のデータはクラウドサービスを連携させることで、手持ちのiPhoneの容量をセーブしたいところ。
これまで音楽ファイルはPC上ではiTunesで音楽の管理して、クラウドのGoogle Music(国内ではサービス開始していませんが、裏技でアカウントを作成してアプリを使うことができます)を使ってiPhoneで音楽をほぼWiFi環境でのストリーミング配信で楽しんでいましたが、純正アプリが少し使いづらかったこともあり、使い勝手のよいアプリを模索していました。
iPhoneでの音楽リスニングの環境構築にあたり、必要な条件は以下の通り。
- 基本的によく聴く楽曲はクラウドで管理し、iPhone本体のストレージ容量を無駄に消費しないこと。
- WiFi環境のストリーム配信を前提に、必要に応じて楽曲をローカル(iPhone本体)にダウンロードして再生することもしたい。
- ストレージはできれば無料のサービスを使う。
- 楽曲の出し入れ管理が楽であること。
クラウド音楽プレイヤーCloudBeats×無料ストレージサービスで容量セーブができる!
これらの条件を満たすアプリの中でも、「CloudBeats」は対応無料ストレージサービスの種類とアプリの機能面でもなかなか使えるプレイヤーです。
まず、対応クラウドサービスはGoogleのGoogle drive、MicrosoftのOne drive、BOX、Dropbox、MediaFireとメジャーなサービスには対応済み。
※但しマルチアカウント対応ではないので、1サービスについて1アカウントとなります。
そしてストリーム配信だけではなく、必要に応じてローカル(iPhoneの本体)に好みの楽曲だけダウンロードして再生できます。
その他、PlayListsも作成可能(ローカルではなくてもクラウドにファイルがある状態でも各クラウドサービスを横断して作成可能)。
再生の速度調整(0.5-2.5倍)、リピート再生(10秒・30秒戻り、早送り)といった機能もあるため、語学学習にも使えます。
ただ1点残念なのはライブラリーが日本語対応していないため、基本的に英語のタイトルは見出し(A-Z)に正しく表示されきますが、日本語はインデックスされない点。
日本語の文字化けについては、今のところ問題なく表示されています。
基本的にCloudBeatsでは日本語の文字化けはおこらないはずですが、万が一文字化けの場合は、楽曲ファイルのタグ情報が正しくないケースが考えられます。
その場合はMP3の音源ファイルであればMP3tagなどのツールを使うことでタグ情報を正しく修正することができます。
私は今上記クラウドサービスを用途別に使い分けているのですが、音楽ファイルに関してはOne drive(無料で使える容量はキャンペーン適用もあり、現在30GB)に直近でよく聴く音楽ファイルをアップロードして活用しています。
相対的に使い勝手がよく、今のところ120%満足しています。
iPhoneのストレージをできるだけ節約したいけれど音楽もiPhoneで聴きたい方、普段はクラウドから御好みの音楽をストリーミングで楽しみ、楽曲によってはローカルにダウンロードしておきたい方にはオススメのアプリです。