レシピブログさんより南米最大の果物輸出大国であるチリのチリ産レモンが届きました。
チリ産レモンの特徴は、レモンが中型サイズで表皮にツヤとハリがあり、種も少なくて、果汁もたっぷり、香りも酸味も強いところ。
今回はせっかくなので、フレッシュなレモン果汁を使った冷製パスタをつくってみることに。
国内で流通しているレモンの大半は輸入レモンですが、実はその中でもチリ産レモンはアメリカに次いで2番目の輸入先だということをはじめて知りました。
財務省貿易統計によると2016年でチリのレモンの総輸出量は76,000トンで総輸入量の35%を占めています。
そして、南半球にあるチリでは日本の夏(6月中旬~10月)が旬で、まさに今食べごろのレモンなんです。
旬な新鮮レモンの搾りたての果汁をつかった贅沢な冷製パスタは、これからの暑い夏にもぴったりです。
美味しいレモンの選び方と保存方法
今回いただいたレモンは写真の通り、大ぶりでしっかりとした表皮に包まれた、発色も鮮やかなレモンです。
スーパーなどで実際に果汁たっぷりの瑞々しいレモンを見分けるコツを調べてみました。
美味しいレモンを見分けるポイントは3つ
まず手に取ってみて、以下3つのポイントをチェックします。
1.表皮の色と状態
表皮がなめらかでつるっとしていて紡錘形で、弾力(ハリ)があること。また表面が鮮やかな色であること。
注意点としては、表皮がデコボコしているものは内部の白い皮の部分が多くて果汁が少ない場合が多く、シワや変色しているものは鮮度が落ちている証拠なので避けること。
2.重さ
ずっしりとした重みのあるもの。重みのあるものは熟して果汁がたっぷりなので、同じサイズでは重さがあるほうがよい。
3.香り
軸の部分が緑色で、香りがよいこと。香りがよいのは中身が熟している証拠。
レモンを美味しく保存する方法
乾燥しないようにビニール袋などにいれて冷蔵庫で保存。1ヶ月程度は大丈夫。
レモン果汁の爽やかなトマトとツナの冷製パスタレシピ
レモンにはビタミンCが豊富に含まれているので美容効果や風邪予防に適していることは言うまでもありません。
これからの季節にとってもクエン酸も豊富に含まれているので夏バテ防止や疲労回復にもぴったりです。
また抗酸化作用のあるポリフェノール、体内の塩分調整をするカリウム、リラックス効果のあるリモネンが豊富に含まれていますので、体に良いことづくめ。
それではレシピのご紹介です。
【材料(2人前)】
・ツナ缶 1缶(70g)
・トマト 中1個
・玉ねぎ 中1/8個
・チリ産レモンの果汁 小1~2
・塩 小3/4
・こしょう 少々
・バジル 適宜
・パスタ 160g
【作り方】
1.トマトは1.5cm角程度に切る。玉ねぎは5mm角程度に刻む。
2.ツナ缶・トマト・玉ねぎ・レモン果汁・塩・こしょうをボウルでさっくりと混ぜ、冷蔵庫に冷やしておく。(30分~1時間)
3.パスタは指定通りの時間で茹で、冷水で洗い、氷水に放って冷やす。
4.パスタの水気をしっかり切り、2のボウルに入れて混ぜ合わせる。
5.バジル(飾る分だけ残して)を手で粗くちぎり、ボウルに加えてさっと混ぜる。
6.お皿に盛り付け、上にバジルを飾る。
できればフレッシュなバジルとくし切りにしたフレッシュなレモンを添えれば、見た目も鮮やかな夏のパスタに。
冷蔵庫でトッピングするソースをキンキンに冷やしておくことがポイントです。