流行りの厚焼きたまごサンドはライ麦パンでサンドイッチにすることで、ライ麦の食感と風味が、とても食欲をそそります。
付け合わせは、葉がやわらかく甘い春キャベツをつかったコールスロー。
キャラウェイというスパイスをつかうことで清涼感のある爽やかな香りづけをしています。まさに朝食にぴったり!
メモ 本日のスパイス:キャラウェイ(Caraway)
キャラウェイ(Caraway)は西ヨーロッパが原産地のセリ科の植物で、夏に小さい花を咲かせて、甘い香りを漂わせます。
新鮮で香りの良い若葉はそのまま刻んでスープやサラダ料理の香りづけに利用します。
一方、キャラウェイシード(三日月型の種子)はスパイスとして使用されます。
キャラウェイシードの香りの主成分はカルボンとリモネンで、爽やかな香りがあり、料理に使うとレモンのような柑橘系の味がします。
特にドイツではザワークラウトやスープなどの風味づけに使われることが多く、またケーキやパンなどの焼き菓子に焼きこんだり、ジャムやピクルスなどに使われることが多いスパイスです。
※レシプブログさんの「ハッピー朝ごはん」企画に参加中です。
ライ麦厚焼きたまごサンド&キャラウェイ風味のコールスロー添えのレシピ
まずは柑橘系の風味が爽やかな朝にピッタリ!なキャラウェイ風味のコールスローのレシピから。
【材料(2人分)】
・春キャベツ 2〜3枚
・黄人参 5cm
・オリーブオイル 小さじ2
・塩 小さじ1/5
・米酢 小さじ1
・GABANキャラウェイ<ホール> 少々
【作り方】
1.キャベツは、少し太めの千切りにする。芯の部分も細切りにして、そのまま加える。黄人参も千切りにする。
2.ボウルに1の野菜を入れ、オリーブオイルを加えて混ぜる。全体に絡まったら、塩・米酢・キャラウェイを加えて、さっと混ぜる。
3.味見をして、キャラウェイの風味が足りないようであれば、適宜加える。
1.初めにオイルを絡めて、野菜の水分が出ないようにする。
2.キャラウェイはホールなので、風味を感じる様に少し多めに加える。
3.春野菜の柔らかい食感と、キャラウェイの爽やかな香りの相性がぴったり。
オススメ度:★★★★★
大人気の厚焼き玉子のサンドイッチのレシピはこちら。ライ麦パンの風味がなかなか癖になります。
【材料(2人前)】
・ライ麦食パン(6枚切) 2枚
・バター 5g
・マヨネーズ 小さじ2
・練りがらし 小さじ1/2
・卵 2個
・みりん 小さじ2
・塩 ひとつまみ
・サラダ油 小さじ1
【作り方】
1.バター・マヨネーズの順に、食パンそれぞれの片面に塗る。1枚だけ、練りがらしをマヨネーズの上から塗る。
2.卵を軽く溶きほぐし、みりん・塩を加え、さっと混ぜる。
3.卵焼き器にサラダ油を入れ、中火で熱したら、卵液を入れる。
4.木ベラでざっくり混ぜながら、半熟部分が残る程度まで火を通し、弱火にして、卵を半分に折りたたむ。
5.30秒ほど焼き、1度上下を返して更に30秒〜1分ほど焼き、中まで火を通す。
6.5をパンにのせて挟み、ラップで包む。5分ほど置いてなじませ、ラップの上から半分にカットする。
1.卵はふわっと焼ける様、軽く溶きほぐす程度で、あまりしっかりほぐさない。
2.卵にみりん(水分)を加え、しっとりした卵焼きを目指した。
3.パンがライ麦パンだったので、塗る材料にバターも加え、パンの存在感に負けないようにした。
4.卵が甘くふわっとしているので、練りがらしで味を引き締めた。
オススメ度:★★★★★