水耕栽培器を使って室内で野菜やハーブを育てていますが、植物が元気よく育つための大きな要素として、LED照明はかかせません。
今夏、ベランダにあった植物たちをいくつか室内にとりこんでみたのですが、日当りのよい窓際でもやはり1週間もしないうちに葉のつやや彩度が薄れきているのが目にもわかるようになっていました。
植物の一部には徒長(とちょう)といって、主として日照不足等により、茎が細くて葉の間隔が長く間延びしてしまう現象が顕著にあらわれてきています。
ということで、日照不足を解消するためにこちらの室内用の植物育成LEDライトを購入してみました。
尚、最新モデルはこちらの簡易タイマー付きのLEDライトです。
私は操作しやすい、こちらのデジタルプログラマブルタイマーを別途あわせて買いました。
このタイマーに植物育成用ライトのプラグを差し込んで、AC100Vコンセントにセットすると、お好みの時間設定で自動オン・オフをおこなうことができるようになります。
例えば毎日朝7時にLED照明をON、夕方18時にOFFにすることができます。
今回のような植物育成用のLED照明のスイッチだけではなく、他の照明器具にも使えるので防犯目的であったり、節電目的にも使えるのです。
便利な点 曜日ごとに、最小1分単位で最大14個のプログラムまで自由に設定ができる。
植物育成LED照明(ライト)のレビュー
それでは早速、LEDライトの仕様をみていくことにしましょう。
このLEDライトの特長は大きく4つ。
1.植物の生長(光合成)を促進する36個に2つの波長のLEDライトが搭載
赤色LED(波長660nm 色温度3900K 24個)と青色LED(波長460nm 色温度2500K 12個)の計36個のLED搭載(600lm/18W)。赤色・青色LEDの波長が光合成のためのエネルギーとして効率よく吸収され、イキイキ大きく育つ。
LEDの明るさはスイッチコントローラで強弱の切り替えができます。
2.二段階調光できるデュアルタイプのLEDライトとフレキシブルアームで自由に設置
長さ22㎝のLEDライトバーが2本あり、360度回転可能なフレキシブルアーム(長さ28㎝)がついているので、好みの位置に配置することができるので、植物に明かりをくまなく照らすことができる。
3.クリップ付き、つり穴付きで設置場所も柔軟に対応
滑り止め付きのクリップ型のLEDライトなので、最大6㎝幅までの机などにはさんで固定することができます。
4.電源はUSB給電。
電源はUSB給電タイプのものですが、ACアダプター用のプラグがあれば家庭用コンセントにさしてつかうことができます。
プラグは標準で付属してほしかったところ。
尚、電源用コードの長さは全長140㎝で余裕があり、取りまわしやすい程よい長さです。
植物育成LED照明(ライト)の効果はあるのか?
使い始めて1週間。
朝7時から夕方の18時までタイマーで自動点灯・消灯をして、LEDライトを照射し続けたところ、これまで弱り切っていた植物が元気を取り戻してきました。
植物の状態も改善し、18Wなので長時間点灯していても、電気代はあまり気にならない省エネなLEDライトですが、1つだけ気になるところが。
それはLEDライトを強弱モードの「強」で2本とも点灯していると、コントローラ部分がかなり熱をもつことです。
Amazonの購入者レビューでもいくつか指摘されていましたが、実際に使ってみると熱く、ちょっと心配。
当初は外出時もタイマーコントロールで自動点灯・消灯する運用で考えていましたが、今のところは在宅時にだけ「弱」モードで使っています。
赤色と青色の2色のLEDによる、成長促進効果があることは確かめられたのだけど、安全性で少し不安の残る点があります。
水耕栽培をはじめた当時は、あまり安価な植物育成用のLED照明がなかったので、今後より安心して利用できる製品の登場に期待したいと思います。
この植物育成用LEDライトがあれば、LED照明がないタイプの水耕栽培器でも、室内で元気な野菜を育てることができるかもしれません。
こちらはいずれトライしてみようと考えています。