この季節、暑くて汗でべとつき、クーラーがないと眠れなくなってきました。
そんな時にオススメのアイテムがニトリの「Nクール敷きパッド」です。
ニトリの「Nクール敷きパッド」は毎年発売されるとすぐに売り切れてしまうほどの人気商品です。
例年4月上旬から順次販売されるのですが、梅雨があけて本格的に蒸し暑い夏になる頃にはすでに完売状態になります。
わが家もついに今年は猛暑と誘惑に負けて、ニトリの冷感敷きパッドとピローパッドを購入しました。
とはいえ、購入しようとしていた7月中旬には、最上位の接触冷感をほこる「Nクールダブルスーパー」が店舗では売り切れになっていたので、楽天のニトリ公式ショップで予約(納期は3週間)して、先日ようやく届きました。
ニトリは店舗だけではなく直販サイトや楽天に出先のテナントショップあり、店舗になくても在庫があるケースもあるので、探してみるとよいかも。
もちろん店舗でも予約はできますが、暑い中受け取りに出向くのも面倒ですし、7,560円(税込)以上を購入すれば送料無料なのでネットで予約したほうが便利です。2枚敷きパッドを購入すれば送料は無料で届けてもらえます。
公式サイト ニトリの「Nクールひんやり冷感敷きパッド」
ニトリの「Nクール敷きパッド」の特長とバリエーション
ニトリの「ひんやり敷きパッド」は「Nクール」というブランドで展開しており、冷感度合いで3種類あります。
Nクール < Nクールスーパー < Nクールダブルスーパーの順に冷たさ・機能がアップ。
この中でも最も冷感度が高い「Nクールダブルスーパー」が人気です。
私が買ったのもこのダブルスーパー。
各シリーズの詳細はこちらの表にまとめていますが、身体をひんやり冷やす「接触冷感」の素材(冷たさを感じる鉱石を練りこんだもの、ポリエチレン、ナイロン、レーヨン等)は敷きパッドの冷たさによって素材が異なっています。
肌さわりに拘るのであれば、バリエーション展開しているNクールも一択。
比較的オールシーズンとは言わないまでも、長い期間使いたい場合はNクールスーパーも選択肢にはいってきます。
ひんやり敷きパッド名称 | 商品の特長など(※いずれもマットレスの厚さは30㎝の高さまで対応) |
Nクール | ・接触冷感スタンダードで値段もお手頃。
・コットン、リネン、冷感 パイル生地など表面素材にバリエーションがある。 ・カラーバリエーションも店頭カラー5色+ネット限定カラー9色=全14色展開と抱負。 |
Nクールスーパー | ・Nクールより冷たい表生地+東洋紡と共同開発した「快適わた」で吸湿・放湿に優れる。
・3色展開。 ・リーバーシブルで春先から秋口まで使える。 |
Nクールダブルスーパー | ・Nクールスーパー+持続性(表生地と快適わたの間に熱伝導率の高いPEシート)をプラス。
・シリーズ史上最高の接触冷感度をほこる。 |
私の購入した「Nクールダブルスーパー」は、表生地の組成がナイロン90%+ポリウレタン10%と熱伝導率の高いナイロンを使用しています。
サラサラ、ツルツルとした、なめらかな手触り、しなやかで快適な肌触りが特長で、乾きやすくてべたつかないので梅雨の時期でも気持ちよく使えるのがオススメポイントです。
また洗濯ネットを使って洗濯機で丸洗いできるのもポイント高し!
ただし、タンブラー乾燥(乾燥機)は使用できませんので注意が必要です。
吸水速乾性に優れた素材であっという間に乾いてしまいますので、毎日まではいかなくても1週間に1度など定期的に洗濯して衛生的に使えるのが良いですね。
ひんやり敷きパッドを快適に使うための5つのコツ
ひんやり敷きパッドを快適に使うためには少しコツがあります。
商品の特性を知った上で使うことで、より快適になり、寝苦しい夜から開放されます。
1.マットレスの一番上に敷いて使う
私だけ購入直前まで知らなかったかもしれませんが、実はこのひんやり敷きパッドはベッドのマットレスの一番上に敷いて使うものです。
そもそも接触冷感の表生地が肌と触れ合うことを前提にしている商品ですので、くれぐれもシーツの下に敷いて使わないようにしましょう。
見た目多少やぼったくなりますが、夏の寝苦しさを軽減できるのであれば見た目は我慢です。
2.寝返りをうつと快適に過ごせる
「接触冷感」の敷きパッドは肌に触れた瞬間にひんやり感じる素材のため、同じ位置や姿勢でいると冷感効果は長時間続きません。
ずっと冷やし続ける状態だとむしろ体調が悪くなってしまうので、素材の制約ともいえますが、結果的にここは絶妙なところです。
回避策としては、寝返りをうつなどして肌が触れる場所時々をかえてやることでより快適に過ごせます。
え?寝返りなんて意識的にできないよ・・・というツッコミはおいておいて、それを軽減するための策は次にあるエアコン併用策です。
3.エアコンと併用すると効果増大
「接触冷感」の敷きパッドは、使う場所の環境に大きく左右されます。
一般的に温度の高い部屋での中では「接触冷感」の効果は低下して、ひんやり感じにくくなります。
扇風機やエアコンのある部屋で冷房と併用して使う場合は、表生地が冷やされ、より冷たさを感じることができるのでオススメです。
エアコンの快眠設定の目安としては、室温26~28度、湿度は50~60%(エアコンで除湿運転設定できれば)がよいとされています。
4.体感温度に応じた適切な敷きパッドを選ぶ
実はこれ一番大切かもしれません。人によって体感温度は異なります。
汗っかきで暑がりの方には接触冷感度が最上位の「Nクールダブルスーパー」がおすすめですが、むしろ冷え性の方には肌寒くすら感じるので、「Nクール」や「Nクールスーパー」などのより接触冷感度の低いクラスの敷きパッドを選ぶとよいでしょう。
それぞれの体感温度にあった、適切な接触冷感の敷きパッドを選択することがポイントです。
5.枕(ピロー)パッドもあわせて使うこと効果的
今回、Nクールダブルスーパーと同じ素材をつかった枕用のパッドも買いました。
睡眠時に頭(頭の上部)を冷やすことで、脳温が適切にコントロールされて良質な睡眠を促すといわれています。
断続的に冷やしすぎず、ほどよく冷やす素材なのでとても心地よく感じられるので併用をオススメします。
冷たさをキープするために大切な接触冷感と吸水速乾性
敷きパッドの冷たさをキープするための重要な要素が、「接触冷感」と「吸水速乾性」です。
接触冷感とは?
「接触冷感」とは肌がふれた部分から生地へ多くの熱が移動することで「冷たい」と感じること。
「接触冷感」にはレベルがあり、生地に触れた時の冷温感を表す尺度であるq-max(接触冷温感評価値)でその感度合いを知ることができます。
一般的にq-max(接触冷温感評価値)数値が高いほど冷たく感じます。
温度差20℃(室温20℃で生地が20℃、人の肌が40℃と仮定)の場合、Q-maxが0.2W/㎠が接触冷感の基準となります。
残念ながらニトリのひんやり敷きパッドにはそのレベル感を知るための表記がありませんが、他メーカーの商品には商品のうたい文句になっているケースが多く、各メーカーの基準になっているの冷たさのレベルを知ることができます。
ニトリを買い逃した方はこちらの数値を参考に冷感敷きパッドを選ぶとよいでしょう。
そして来年の夏がはじまる前には、忘れずニトリで「Nクールダブルスーパー」を買い求めることを忘れずに・・・
吸水速乾性とは?
敷きパッドを選ぶポイントとして、「吸水速乾性」に優れた素材が使われているのかどうかもポイントです。
吸水速乾性(吸湿放湿性)に優れた素材は、寝ている間にかいた水分(汗)を素早く吸収することができるため、敷きパッドが蒸れず、肌にベタつきにくくなり、サラサラとした肌さわりになるので快適に感じるからです。
接触冷感の持続性には欠かせない要素です。
その他おすすめの接触冷感ひんやり敷きパッドを選ぶポイント
ひんやり敷きパッドはニトリの専売特許ではありませんので、名称は違えど、ふとんの西川などのメーカーやイトーヨーカドー、カインズ等が独自ブランドで様々な「冷感」・「涼感」といった同種の効果をもつ涼感寝具を開発し販売しています。
どの商品を選ぶのかの基準として、q-max(接触冷温感評価値)や吸水速乾性に優れた素材を使っているのかどうか(組成)を参考に決めるとよいでしょう。
接触冷感ひんやり敷きパッドのまとめ
過去にジェルのはいった敷きパッドを購入したことがありますが、シーツの下でゴワゴワするわ、ずれるわで寝心地がよくなく、すぐに使わなくなってしまった経験があります。
今回初めてこの接触冷感敷きパッドと枕パッドを試してみたのですが、技術革新により随分と快適になったなぁ・・・と実感。
四隅にあるゴムバンドでしっかりとマットレスに固定するので、まったくずれません。違和感なし。
ここのところの熱帯夜。
もちろんエアコンなしでは寝苦しいのですが、この接触冷感敷きパッドのおかげで朝までぐっすりと眠りにつくことができています。
夜間の熱中症対策としてはもちろん、まさに快眠に欠かせないアイテムだと思います。
まだひんやり冷感敷きパッドを利用されていない方は、良質な睡眠のためにも、ぜひこの機会に導入を検討されることをおすすめいたします。
公式サイト ニトリの「Nクールひんやり冷感敷きパッド」