今が旬のトウモロコシを堪能できる、トウモロコシご飯。
ポイントはトウモロコシの芯を一緒に炊き込むこと。
トウモロコシの芯はグルタミン酸などの旨味成分が豊富に含まれているため、 一緒に炊き込むとことでご飯全体にその旨味が行きわたり、よりおいしくなります。
またシンプルに塩だけで炊き上げることで、トウモロコシ本来のもつ甘味が際立ちます。
ちなみに、わが家ではその日のおかずにあわせて、味つけを変えています。
おかずの味が濃いめのときは、トウモロコシご飯は塩で味をつけず酒大さじ1だけで炊き込み、味が薄めのときは塩味をきかせます。
またトウモロコシの実を一緒に炊き込むか、電子レンジで温めて後から加えるかはその日の気分で決めています。
どちらも美味しいのですが、一緒に炊き込むとよりトウモロコシの味が濃縮された味わいに、炊いたご飯に後から加える場合はよりジューシーなトウモロコシご飯を楽しむことができます。
いずれも旬の食材だからこそ美味しさは変わらず、食欲が落ちがちな夏にオススメののシンプルレシピです。
夏の炊き込みご飯「トウモロコシご飯」のレシピ
【材料(二人分)】
・米 2合
・トウモロコシ(生) 1本
・塩 小さじ1/2
・酒 大さじ1
・バター 適量
【作り方1】一緒に炊き込む場合
1.トウモロコシ(生)の皮をむいたら半分に切り、それぞれ包丁で実の部分をそぎ落とす。
※かつらむきでできる人はそちらの方が実がきれいにとれるのでオススメです。
2.炊飯器でお米(20~30分浸水させたもの)に分量分の水をいれたら、酒、塩を加えて、そいだトウモロコシの実をいれ、最後に芯をいれて炊飯する。
3.炊きあがったら芯を取りだし、しゃもじで軽くまぜあわせた後、ふたをしめて少し蒸らしたら完成です。
4.茶碗にもり、お好みでバターをのせていただく。
ご飯は土鍋で炊いても良し、炊飯器でも美味しく炊けます。
またトウモロコシのシーズンオフの時はスイートコーン缶を使うとよいでしょう。
【作り方2】後から混ぜ合わせる場合
1.トウモロコシ(生)は皮つきのままラップに包んで、電子レンジ(600W)で加熱する(4分程度)。
2.1の皮をはいだら、実だけ包丁でそぎおとす。
3.炊飯器でお米(20~30分浸水させたもの)に分量分の水をいれ、塩、酒を加え、芯をいれて炊飯する。
4.炊きあがったら芯を取り出し、2のそいだ実を加えて、しゃもじで軽くまぜあわせた後、ふたをしめて少し蒸らしたら完成です。
5.茶碗にもり、お好みでバターをのせていただく。
電子レンジでトウモロコシを加熱することで、茹でるよるもより甘くなります(温め効果でデンプンが糖分になるため)。
疲労回復効果のあるビタミンB1などが豊富なトウモロコシはこれからの暑い夏にぴったり。
旬な今だからこそ、オススメできるレシピです。
1.芯も一緒に炊き込むと旨味、甘さ倍増。
2.残ったら翌日のおにぎりにしてもGood!
3.スパイシーなカレーとあわせて食べてもあいます。
オススメ度:★★★★★