今晩は鶏もも肉をフライパンでじっくり焼きあげたパリパリチキンソテーです。
「鶏もも肉」は足のつけねからモモの部分の肉に相当し、ほどよく脂肪分があるのでジューシーでコクのある味わいのある部位です。
ただただ我慢して無理にひっくり返すことなく、じっくり焼くだけで誰でも表面がパリッパリで中身がジューシーな美味しいチキンソテーをつくることができます。
そして、チキンソテーにあわせるソースは夏にぴったりのサッパリ味のソース2種をご紹介。
万能ねぎ塩ダレと小松菜を生のまま使ったシャキシャキ小松菜ソースです。
これから梅雨があけてだんだん暑くなってきて食欲がなくなりがちですが、食欲を刺激するレモンの酸味が効いたソースをかけていただきます。
小松菜、ねぎともけちることなく、多めに刻んで混ぜましょう。
どちらも甲乙つけがたく、他料理にも応用のきくおすすめのソースですので、機会あればぜひ2種類とも試してほしいです。
パリパリチキンソテー(小松菜ソース)のレシピ
【材料(2人前)】
・鶏もも肉 1枚(250~300g)
・塩 小さじ1/3
・黒コショウ(粗びき) 少々
・サラダ油 小さじ1
<小松菜ソース>
・小松菜 1/2把(100g) ※よく洗って生のまま使う
・塩 小さじ1/3
<A>
・ニンニク みじん切り 1/2かけ
・レモン汁 小さじ1/2
・オリーブオイル 大さじ1
【作り方】
1.鶏もも肉は身の回りの余分な脂肪を取り除き、身のあつい部分は筋を切るようにところどころに浅く切れ目をいれておく。
2.1のもも肉の両面に塩、黒コショウをまんべんなくふる。
3.小松菜ソースをつくる。粗く刻んだ小松菜をボウルにいれて塩を手で混ぜ、水分がでたらAの材料を加えてよく混ぜ合わせる。しばらくおいて味をなじませておく。
4.フライパンに油を弱火で熱し、鶏もも肉の皮目を下にしていれる。
5.フライ返しで上から押しつけて、にじみ出る脂をべたつかないようにキッチンペーパーで丁寧にふきとりながら8分ほどじっくり焼く。
6.肉の側面の下半分ほどまで色が変わり、皮目がこんがりと焼きあがったタイミングで裏返す。さらに4分程度焼く。
7.火をとめてそのまま2分ほど放置し、余熱で火を通す。
8.食べやすい大きさに切リ分け、器に盛り付けて3の「小松菜ソース」をかけて出来上がり。
パリパリチキンソテー(ねぎ塩ダレ)のレシピ
【材料(2人前)】
・鶏もも肉 1枚(250~300g)
・塩 小さじ1/3
・黒コショウ(粗びき) 少々
・サラダ油 小さじ1
<ねぎ塩ダレ>
・ねぎ 1本(100g) たっぷり目に用意
<A>
・ごま油 大さじ2
・レモン果汁 大さじ1
・塩 小さじ1/3
・黒コショウ(粗びき)少々
【作り方】
1.鶏もも肉は身の回りの余分な脂肪を取り除き、身のあつい部分は筋を切るようにところどころに浅く切れ目をいれておく。
2.1のもも肉の両面に塩、黒コショウをまんべんなくふる。
3.ねぎ塩ダレをつくる。みじん切りにしたねぎをボウルにいれて、Aの材料を加えてよく混ぜ合わせる。しばらくおいて味をなじませておく。
4.フライパンに油を弱火で熱し、鶏もも肉の皮目を下にしていれる。
5.フライ返しで上から押しつけて、にじみ出る脂をべたつかないようにキッチンペーパーで丁寧にふきとりながら8分ほどじっくり焼く。
6.肉の側面の下半分ほどまで色が変わり、皮目がこんがりと焼きあがったタイミングで裏返す。さらに4分程度焼く。
7.火をとめてそのまま2分ほど放置し、余熱で火を通す。
8.食べやすい大きさに切リ分け、器に盛り付けて3の「ねぎ塩だれ」をかけて出来上がり。
・鶏もも肉を事前に筋を切るように浅く切れ目をいれておくと、焼き縮みがなく均一に火が通る。
・油は少な目。鶏もも肉からにじみ出る脂を丁寧にふきとりながら、じっくり焼あげるのがパリっとさせるポイント。
・皮目側は完全に色がかわるまで無駄にひっくり返して確認しないことが大切。熱がにげてしまうので注意。
・小松菜ソース、ねぎ塩ダレともレモン果汁の酸味でさっぱりしているので、ジューシーな鶏もも肉にぴったり。シンプルなのに激うまです。
オススメ度:★★★★★