今宵は連子鯛の土鍋飯。
真鯛よりもお手軽な連子鯛(なんと1尾300円もしない)を使った、お安くできるけどなかなか侮れない土鍋飯です。
連子鯛(れんこだい)は主に西日本に多く生育するきだいのこと。
鯛の中でも比較的安価に購入できるので、干物や塩焼きとして広く食卓にのぼります。
味は淡白で白く透き通った身で、真鯛に比べると味は落ちるものの、塩と米酢がよくあうため、私の大好きな「小鯛のささ漬け」にも使われていることでも知られています。
秋から冬にかけては連子鯛には身が引き締まっているだけではなく、脂がのって、より一層旨味をましています。
これは土鍋にしないともったいない!とのことで、早速つくってみました。
簡単!絶品!連子鯛の土鍋飯の作りかた
【材料(2人前)】
・鯛(今回は連子鯛) 中1尾
・酒 大3
・しょうが汁 大1程度
・米 2合
・昆布 5x5cm 1枚
・水 750cc(新米でなければ、10~20cc足す)
・醤油 大2
・酒 大1+1/2
・塩 小1/2
・しょうが(千切り)1片分
・あさつき(小口切り) 適宜
【作り方】
1.鯛の下処理をする。鱗(ヒレの下・目の周り・頬の辺りも忘れずに)、エラ、内臓を取り、血合いも竹串等できれいにする。水分をふき取り、酒・しょうが汁を掛け、30分間冷蔵庫に置く。
2.米は研ぎ、ざるにあげて30分間置く。
3.鯛をグリルで両面焼く。(片面5分ずつ)焦げる場合は、アルミホイルをかぶせると良い。
4.土鍋に米を入れ、水・醤油・酒・塩を混ぜたものを入れてひとまぜする。
5.昆布を入れ、その上に鯛を乗せて、炊く。沸騰してから、中~弱火で12分。火を止める直前、10秒強火にしてから止める。10~15分蒸らす。
6.鯛の頭と骨を丁寧に取り除き、身をほぐす。しょうが(千切り)とあさつきを散らす。
※骨が固いので、丁寧に除くこと。細い骨も多いので食べる時も注意する。