パリっとした麺の食感とシャキシャキのもやしの食感が癖になり、大分の郷土料理「日田焼きそば」。
いつも食べる焼きそばは確かに炒めているので焼きそばには違いないのだけど、日田焼きそばは正真正銘、麺を両面ともしっかり焼かれたものなので、焼きそばの中の焼きそばと言えるもの。
パリッパリの両面焼きの焼きそばをいつか食べてみたいと思っていたところ、手軽なレシピで自宅でもつくれるという。
今日はあさイチで紹介されていた、東京高島平に両面焼きそばのお店「あぺたいと」をかまえる飯野雅司さんのレシピでパリッパリの焼きそばをつくります。
ご家庭でつくるポイントは、
- スパゲッティの麺を代用する(半茹でしてから焼く)
- 麺を円盤状にして、豚肉の旨味をすわせる
- 麺をさわらずじっくり焦げ目がつくまで焼く
です。
自宅にあるスパゲッティを使うことで、麺の中はちもち、外側はパリッパリの食感の焼きそばを楽しむことができます。
また甘~いソースがからんで実にうまい。
dalahast
これは病みつきになる美味さです。
日田焼きそば風パリッパリ焼きそばのレシピ
【材料(2人前)】
- スパゲッティ(1.6ミリ)200グラム
- 豚薄切り肉 100グラム(オリジナルでは豚バラ肉薄切り)
- サラダ油 大さじ2
- ニラ 2本(オリジナルではわけぎ)
- もやし 300グラム
- 黒コショウ 少々(オリジナルでは白こしょう)
- 卵(好みに応じて)2コ(お好みで)
<ソース>
- ウスターソース 大さじ4
- オイスターソース 大さじ2
- しょうゆ 大さじ2
- 酒 大さじ2
- めんつゆ(ストレートタイプ)小さじ2
【作り方】
- スパゲッティを5分ほどゆでる。
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7分茹でのスパゲッティを時間短め5分茹でにして、少しかた目にゆで上げるのがポイント。
- ニラは軸の部分は斜めに5ミリ幅、葉の部分は斜めに1センチ幅に切る。
- 3センチ幅に切った豚薄切り肉を、強火で熱したフライパンの中心部にのせて、そのまま触らずに1分ほど焼く。
- 1のスパゲッティの水気を切り、3にのせる。
肉を中心にして、麺を円盤状に広げる。肉にサラダ油をかける。dalahast麺を円盤状にして豚肉のうまみを吸わせやすくする。サラダ油が豚肉を伝って、旨味が広がるとともに熱を伝えやすくするため、麺がパリッパリになります。
- 麺は触らずに3分焼く。
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ここでしっかりと焦げ目がつくまで麺を焼くこと。
- 豚肉をほぐして両面焼く。
- 3分後、麺を裏返す。
豚肉は焦げないように麺の上に移動させておく。
麺の一部が焦げ過ぎないように回しながら2分ほど焼く。
- 火を止めたら、麺と豚肉を一旦、器に移す。
- フライパンにもやしとニラをのせ、その上に麺と豚肉をもどす。
- 材料をすべて混ぜ合わせたソースを麺の上に回しかけ、こしょうをかけたら、箸で麺をほぐす。
- 強火で2分ほど炒め、全体にソースが絡まり、汁気がとんだら完成。
- お好みでトッピングに生卵をのせてもよい(私は黄身だけトッピング)
オススメ度:★★★★★
dalahast
目から鱗のスパゲッティの代用。
茹で方、焼き方を工夫するひと手間で驚くほど美味しくできる、本格的な両面焼きそばです。
甘いソースが麺にからんで絶品。わが家ではリピート決定です。