RX100M3を購入してからはiPhoneではなく料理や花・植物の写真などを撮ることが多くなりました。
ただ近接撮影は少し苦手のようで、より接写したいと思ったときになかな思うように撮影することができず、どうしたものかと悩んでいたところ、マクロ撮影アイテムの「クローズアップレンズ」をつけてみればよいということを知り、早速実践です。
ただRX100M3はコンデジなので一眼レフのようなフィルター等を標準で装着できるような仕様になっていません。
そこでレンズ鏡筒前面につけるタイプの「フィルターアダプター」が必要になります。
フィルターアダプターは調べてみると、RX100M3以降では残念ながら純正のものはなく、サードパーティのものでも代用がきくようです。
MagFilterとLENSMATEの2社ありますが、今回は入手しやすくて、比較的評判のよかったMagFilter(マグフィルター)の「MagFilter Threaded Adapter」を購入しました。
これを装着することで市販のやクローズアップレンズだけはなく、PL(偏光)フィルター等もつけることができるのでRX100M3の外出先での出番も多くなることでしょう。
適応フィルターサイズはRX100M3にあった52mmを選択。
マグネット式で簡単に装着・脱着ができるのが特長です。
※私はすぐに欲しかったのでAmazonで購入しましたが、時間がある人は海外直販やAmazon USで半値で購入することができます。
アダプター「MagFilter」をRX100M3に装着する
フィルターアダプター本体以外にカメラ装着用の金属製リングが2枚(予備1枚)、携帯ポーチが付属。
金属製リングにマギネット式でフィルターアダプターを簡単に装着・脱着することができます。
同梱の日本語マニュアルはあくまでも参考程度ですが、位置合わせは自分次第・・・
RX100M3の電源をオンにしてレンズ部を前に伸ばします。
リングのシールをはがして、レンズにかぶったりはみ出したりしないように慎重に位置合わせをして、リングをレンズ前面枠に貼りつけます。
あとはフィルターアダプターを貼りつけた金属製リングにくっつけてお好みのレンズやフィルターを取り付けるだけ。
レンズ前面の文字が半分隠れてしまうものの、なかなか良い感じです。
こちらは上から順に、「デフォルトのRX100M3」→「金属製リング装着」→「フィルター装着」を上部から俯瞰したイメージです。
リングは数mmとかなり薄いので目立ちません(写真だとわかりづらい・・・ですね)。
簡単に近接撮影ができるクローズアップレンズを装着する
そして肝心のクローズアップレンズは、薄くて軽量、そしてコスパ優れるKenkoレンズフィルターMCクローズアップレンズのNo.3(52mm)。
同じケンコーのACクローズアップレンズとも悩みましたが、AC(アクロマートレンズ)タイプは2枚合わせレンズ故、分厚くなってしまうため、最終的にちょっと画質は落ちるけど、薄くて軽量である点でMC(マルチコートレンズ)タイプを選択しました。
なにせ主としてブログ用の写真なので・・・
一般的にMC(マルチコートレンズ)のメリットは、「安い」、「薄くて軽い」。
デメリットは「画質がいまいち」で「色収差ができる」ということ。
一方でAC(アクロマートレンズ)のメリットはMCよりは「MCよりよくクリアーな画質」、複数のレンズを組み合わせることで色収差を補正しているため、「色収差がでない」ということ。
デメリットはMCの逆で「高い」(MCの2~3倍程度)、「厚くて重い」。
最も差がでるのがレンズ枚数でかわる「重量」です。
ケンコーのMCで厚さは6mm、ACが10mmあるのでその分差がでます。
クローズアップレンズはMagFilterをとりつけたRX100M3のレンズ前面に装着するだけ。
装着することで、最短撮影距離(被写体にピントがあう短い距離)よりも、ずっと被写体に近づくことができるため、大きく撮影することができます。
普段クローズアップレンズを使わないときは、MagFilterのアダプターに装着した状態で、MagFilter付属のポーチに収納して持ち歩いています。
こちらの携帯ポーチはクッション性があるので安心です。
実際に撮影した写真は随時アップしていく予定です。