3月3日は雛祭り。 子どもの頃から男子なのに雛祭りは大好きでした。
というのも、美味しいご馳走が食卓に並ぶから・・・
甘酒、菱餅、ひなあられ。思う存分食べることができる、雛祭りは毎年待ち遠しくて待ち遠しくて。
そして雛祭りが終われば、5月の端午の節句。
端午の節句といえば、柏餅、ちまき・・・
本当に食べることばかり考えている子供でしたね。^-^;
今回は雛祭りということで、いなり寿司を雛祭りテイストに飾り付けてみました。
おいなりさんは土井先生のレシピ、「油揚げの炊いたん」です。
雛いなり寿司の作り方
油揚げの炊いたん by 土井先生
【材料(16枚分)】
・油揚げ 長方形8枚を半分に切って16枚(土井先生の油揚げはすし揚げと呼ばれる正方形のものでしたが、関東ではみつからず長方形をつかって半分にしてみました)
・だし カップ2
・砂糖 大さじ6
・醤油 大さじ3
【作り方】
①鍋に湯を沸かして油揚げを入れる。落としぶたをして強火で10~12分間煮立て、油抜きをする。あとで調味料がよくしみ込むように、強めの火加減で、余分な油をしっかりと抜く。
②落とし蓋で中身を押さえ、湯をきる。油揚げが柔らかくなっているので、破らないように注意する。
③いなり寿司に使うとき、すし飯が詰めやすいように、落とし蓋の上に取り出して、軽く形を整えた上で、鍋に並べ入れるとよい。
④だしと砂糖を加え、再び落としぶたをして中火で7~8分間煮る。
⑤醤油を加えて、落とし蓋をして弱火でゆっくりと約30分間、煮汁がだいたいなくなるまで煮る。その後、火を止めて、落とし蓋をしたまま冷ます。
雛いなり寿司(土井先生のおいなりさんをトッピングでアレンジ!)
【材料】
・油揚げの炊いたん by 土井先生(上記レシピ)
・米 カップ2(400ml)
<合わせ酢>
・米酢 カップ1/3
・砂糖 大さじ3
・塩 小さじ1
・白ゴマ 大さじ1
・柚子の皮 1個分
・柚子のしぼり汁 適量
・紅ショウガ
<トッピング>
・いくら
・錦糸卵
・いんげん
・味付椎茸
・茹で海老(半分にスライス)
【作り方】
<すし飯をつくる>
①米は洗ってざるに上げ、30~40分間おく(洗い米)。計量カップで量って炊飯器に入れて、それより1割引きの水を加えて堅めに炊く。
②合わせ酢の材料を鍋に合わせて弱火にかけ、混ぜながら砂糖を溶かし、火から下ろす。
③固く絞った布巾で盤台の内側を拭き、炊きたてのご飯を移す。熱いうちに合わせ酢を回しかけ、うちわであおいで冷ましながら、しゃもじで切るようにサックリと混ぜる。
④合わせ酢がなじんで粗熱が取れたら、一か所にまとめ、固く絞ったさらしの布巾をかぶせておく。
⑤冷めたら白ごまをふり、柚子の皮の黄色い表面だけをすりおろして割り箸で散らし、サックリと混ぜる。味をみながら柚子の搾り汁を加える。
⑥片手に固く絞ったさらしの布巾をかぶせ、反対側の手に油揚げの煮汁(手水)をつけて、⑤を軽くにぎって丸める。
<油揚げにつめる>
⑦油揚げの炊いたんは、落としぶたの上に数枚ずつ重ねてしゃもじではさんで煮汁をきる(煮汁は⑥の手水に加える)。
⑧長方形の油揚げを真ん中で半分に切り、数枚ずつ両手でギュッとはさんで、もう一度汁けをきる。
⑨破らないようにして袋状に開き、クルリと裏返しておく。
⑩油揚げの口(端側)をくるりと反転させて、⑥を油揚げに入れ、指でギュッと押して隅まで詰め、上に御好みでトッピングで飾り付けて出来上がり。
※今回は油揚げの表と裏をそれぞれ裏返して2バージョンつくりました。
雛祭りということで・・・
雛人形
クロスステッチの雛人形、お内裏様とお姫様。毎年我が家ではこの時期飾ります。妻の作品。
甘酒
大好物の甘酒。これなくして雛祭りは語れません!
今年は、マルコメ味噌の「のむ糀 甘酒」をセレクト。無加糖、アルコール度数0%。
とはいえ、「糀」本来の甘さなのかほんのりと上品な甘味がある美味しい甘酒です。これかなりおいしいのでオススメ。