日々温かくなり、春野菜もたくさん市場にならぶようになりました。
今日は「春キャベツ」をつかって、焼きうどんをつくります。
この時期の春キャベツはみずみずしくて、ふんわりと柔らかく、ほんのりと甘みを含んでいます。
さっと炒めて火を通すだけでも美味しくいただけます。
まさに春のごちそうですね。
メモ 本日の食材:春キャベツ(春玉、新キャベツ)
キャベツは栽培される季節によって種類が異なっているのをご存知でしょうか?
収穫される時期によって、春キャベツ・夏秋キャベツ・冬キャベツの3つに分けられます。
春キャベツは春玉・新キャベツとも言われ、秋頃(9~11月頃)に種をまき、翌春(3~5月)にかけて収穫します。
特徴としては、キャベツの玉が丸くてやや小さめ。葉は水分が多いため、みずみずしく鮮やかな黄緑色。葉の巻きがふっくらとしていて、柔らかいのが春キャベツです。
一方、秋夏キャベツは高原キャベツとも言われ、種をまく時期が春(3~5月)で、収穫が夏から秋(7~10月)にかけて。
こちらは巻きがしっかりしていて、甘味が強いのが特徴です。
最後に冬キャベツは寒玉キャベツとも言われ、初夏(6~8月)に種をまいて、晩秋から冬(11~3月)に収穫されます。
形としては楕円形に近く、葉は淡い黄緑色をしています。葉肉が分厚く、ぎゅっと詰まっているので、煮物などの加熱調理にむいています。
収穫時期によって、キャベツの食感も異なるので、その時期に応じた調理法で美味しくいただきます。
チェック 美味しいキャベツを選ぶポイント
一般的にキャベツを選ぶポイントは、キャベツの葉の巻きがしっかりしていて、手に持ったときにずっしりと重みのあるものが良いでしょう。
また葉も鮮やかな緑色をしていて、つや・ハリがあるものを選ぶと間違いありません。
カットされたキャベツの場合は、切り口がみずみずしくて新鮮なもの。また葉と葉の間がぎっしりとつまっているものが良いでしょう。
ただ、春キャベツはぎゅっとつまったものではなく、ふわっとしているほうが美味しいです。
春キャベツと桜えびのペペロンチーノ風焼きうどんのレシピ
【材料(2人前)】
・冷凍うどん、または茹でうどん 2玉
・春キャベツ 1/4~1/6 1㎝幅に切る
・豚薄切り肉、または豚バラ肉でもOK 100g
・唐辛子 1本 お好みで(種をとる)
・ニンニク みじん切り2片
・桜海老(乾燥) 適量
・オリーブオイル 大さじ2
・お酒 大さじ1
・塩 少々(小さじ1/2程度)
・鶏ガラスープの素(顆粒) 小さじ1/2
・お湯 適量(茹でうどんの場合)
【作り方】
1.春キャベツは1㎝幅に細切り、豚肉は食べやすい大きさに切り分ける。ニンニクはみじん切りにしておく。
2.フライパンにオリーブオイル大さじ2を熱し、唐辛子とニンニクを加えて、香りがでるまで弱火で炒める。
3.香りがでてきたら、豚肉を加えて、強火で痛める。
4.3に細切りにした春キャベツを加えて、しんなりするまで炒める。
5.桜海老を適量加えて、塩少々、鶏ガラスープの素(顆粒)を加えて、炒める。最後にお酒を加えて火をとめる。
6.解凍したうどん(茹でうどんの場合はお湯も加えてほぐしながら)を加えて、ほぐしながら強火で炒める。
7.お皿に盛り付けて完成。
・旬の春キャベツそのものの美味しさを活かしているので、この時期には欠かせないレシピ
・キャベツの甘味に加えて、豚肉や桜海老からでてくる旨味がキャベツにしみ込んでいる
・簡単なのでランチにおすすめ
オススメ度:★★★★★