前回は開封までのレポートでした。
いよいよ、今回はGreen Farmのお試しキットについている、ジェンティリナグリーン(レタス)を早速培地に植えつけます。
水耕栽培の培地へ種子を受け付ける
その前に、まず本体についている栽培ケースと苗床パネル、水位フロート、フローロカバー、苗床フタなど取り外し可能なものを流水でよく洗います。
付属の培地スポンジは15個。種子も15個。
ただしセッティングするのは穴数の関係でレタス系は最大14個です。
その後4つほど間引きしますので、最終的には10個の培地で育成することになります。
スポンジには大きく穴があいているのが特徴ですが、水耕栽培用のスポンジであれば、特にこの形状でなくても問題ありません。
水位のラインまで水を注ぎます。
4リットルの水をいれるため、初期で5kgの重さですが、最終的に水を含めて約9kg程度までになりますので注意。
できる限り、設置場所で注水するようにしてください。
培地となるスポンジは事前に切り分けて、洗面器などでよく水を吸わせておきます。 4から5回程度、水中でスポンジを押して中の空気を抜いておきます。
溶液30mlを水のたまった栽培ケースにいれて、苗床パネルをかぶせます。
スポンジを苗床パネルの所定箇所にはめこみます。高さが苗床パネルと同じ高さになるように軽く押し込みます。
残った空洞には苗床フタをはめておきます。
これを↓の高さまで押し込みます。 押し込みすぎないように注意します。
水位フロートは満水でこの状態です。赤ライン前で給水+液肥注入する必要があります。
スポンジに種子をまきますが、くぼみにのせる感じです。埋め込まないように注意します。
水没すると、種子に必要な酸素を含む空気との接点がなくなってしまいます。
操作パネル。 右側の本体スイッチを押すと起動。LEDが点灯します。
最初は通常モードで起動されるので、「モード」と記載されているボタンを一度押して、「発芽モード」に切り替えます。
発芽モードは72時間はLEDを点灯せず、定期的に送風と水中ポンプが動作するようになっています。
切り替えてすぐに水中ポンプの音がしますが、しばらくすると自動停止。また一定の時間後、起動するの繰り返し。
72時間後、自動的には「発芽モード」から「通常モード」に切り替わり、デフォルト設定では朝6時から夜10時までの16時間はLEDが自動的に点灯・消灯します。
※この時間はユーザー側で自由にタイマーセット可能です。
↓ LED照明が点灯したところ。 夜間ではかなり明るいので、ポンプの音もあるため寝室は避けたほうが無難です。
LED電球はどうなっているのか?
購入に際してLED電球がどのように配列されているのかしりたかったのですが、どこにも記載がなかったので共有メモ。
LED照明は81灯の3列構成。
ちなみにワンサイズ小さいGreen Farm Cubeは42灯です。3段タイプのTRI-TOERは81灯×3台。
81灯の1段タイプの電気代は月(30日)あたり約285円です。
また本体左側に排気ファンがついており、密閉される容器のなかを空気が流れるように調整します。
湿気の発生を防止すると同時にLED照明による発熱を冷却する役割があります。