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【DIY】キッチンの蛇口からの水漏れは自分で修理できる!簡単カートリッジ交換方法

キッチンの混合栓のバルブ交換

ここ数週間、キッチンの蛇口からぽたぽたと水漏れがあるような気配が。
ちょうど1年前に洗面所の蛇口にも同じような現象があったこともあり、自分で部品を取り寄せてカートリッジ交換をすることにいました。

最近では部品は型番さえわかれば、Amazonなどの通販で安く手に入れることができるので便利です。

肝心の対応カートリッジの型番は水栓の型番から、こちらのTOTO建築専門家のための情報サイト「コメット」で検索するとわかります。

水栓の型番は水栓の根元右側にシールが貼付されています。
今回のケースではTOTOの「TKW32P」と標準的な水栓なので部品の入手も簡単です。

水栓の型番

部品の入手はコメットで検索

型番を調べると、すでに販売終了の水栓でしたが、同じTOTOのカートリッジ(シングルバルブ部THY582N)の交換で修理できるとわかりました。
部品のパッケージには業務者用と書かれていますが、カートリッジ交換程度であれば自分でも取付ることはできます。

今回購入したものは、こちらの洗面所と同じ型番のシングルレバー用カートリッジ「THY582N」です。

カートリッジの押さえのタイプが「ストッパータイプ止めばね付き」のタイプなので、特に工具は必要はありませんが、ラジオペンチかドライバーがあれば便利です。
手順はこちらの記事と同じです。

バルブのカートリッジを交換してみる

ではキッチンのバルブのカートリッジ交換を順番におこなっていきます。
道具としてはマイナスドライバー、ラジオペンチ、そして竹串1本あれば効率よく作業できます。

1.止水栓を閉める

作業時に水がもれないように、キッチンのシンク下にある止水栓(お水とお湯用の2つ)をしめます。
時計回りでしめることができます。

と、、、ここで問題発生!止水栓を止めようとしたところ、止水栓の1つが蛇口をどうひねっても、うんともすんとも言わず、動くそぶりもみせません。
どうやら蛇口を全開状態で長年放置していると、固着してしまうことが原因らしい。

固着した止水栓

ここで困った時に使うのが、シリコンスプレーの「クレ5-56」
シリコンスプレーとは、素材の表面にシリコーン被膜を形成して、すべりをよくする潤滑スプレーです。

止水栓の蛇口のまわりに、クレ5-56を細いノズルをつけてスプレーして、しばらく放置します。
その後、金槌等で慎重にリズムよく軽~く蛇口をたたくと、、、、見事に蛇口がまわり、無事止水栓をしめることができました。
これまで何度となく救われたことのある、「クレ5-56」。すごい。

クレ556

2.混合栓を分解する

水栓のレバーは少し力をいれて上に引っ張るだけで取り外すことができます。

レバー分解

レバーハンドルをはずしたら、止めバネ→スペーサー→ストッパーの順に取り外していきます。
すべてのパーツをはずしたら、ようやく劣化したカートリッジがお目見えです。

カートリッジお目見え

3.古いカートリッジを取り外す

次にカートリッジを覆っている、カートリッジ押さえもまわして取り外します。
このまわりのカバーを外さないと中のカートリッジを取り出すことができないのです。

カートリッジは手前のひっかかりをマイナスドライバーやラジオペンチなどをつかって、テコの原理で持ち上げてはずします。

カートリッジ取り外し

取り出したカートリッジは見た目も汚く、ゴムも劣化しています。

カートリッジ劣化

4.カートリッジ交換する

カートリッジを取り出したあと、必ず水栓の中を確認しましょう。
カートリッジの一部が劣化してかけらが落ちていたり、フレアパッキンやバネが残っている可能性があります。

中に何も残っていないことを確認できたら、新しいフレアパッキンとバネを間違えないように指定の方向に向けて、竹串などをつかってはめ込みます。

竹串でバネセット

穴にはめこんだら、指のはらで押し込んで安定させます。

竹串でセット完了

その後、新しいカートリッジを差し込みます。まずカバープレートつけて、取り外した順番にパーツを元通りにしていきます。

カートリッジはめこみ

5.組立して元通りにする

取り外した時とは逆の手順で、ストッパー→スペーサー→止めバネの順で戻していきます

組み戻し完了

最後にレバーハンドルをはめ戻して完了です。
止水栓を元通りに戻して(しめるときは時計回りだったので、逆時計まわりで開放)、蛇口から水が出るかどうか確認します。

キッチン水栓

交換を終えての結論・・・DIYでやるべき

洗面所の時とほぼ同じ手順で取り外し、カートリッジを交換するだけだったため、非常に簡単。

想定外だったのは、止水栓の長期放置による固着でしたが、これもシリコンスプレーと金槌のおかげで解決できました。

前回学習済みということもあって、過去記事をみながらあっという間に交換完了!
止水栓トラブルを除いた実作業時間は15分もかかりませんでした。
この程度の交換であれば、取り外す順番さえ間違わなければ誰でもできるので、ぜひDIYでやってみることをおすすめします。

取り外したレバーハンドルやカートリッジ押さえカバーなどの取り外した部品は汚れているので、この機会にクエン酸水できれいに磨いてに洗浄しておくとよいでしょう。

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この記事を書いたのは

dalahast_shikaku2

dalahast(ダーラヘスト; @dalahast_jp)です。ほぼ週末限定の趣味のお料理以外に日々の暮らしのなかで興味をもったこと等を 気の向くままに徒然に綴っています。
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