週末ちょっとした外出の時に、身の回りのものをコンパクトに収納できるバックが欲しいと思ったことはないでしょうか?
かくいう私も日頃携帯しているスマホや財布に加えて、バッテリーやコンデジなども持ち運べたらいいな・・・と思いたち、ちょっとしたお散歩用のカバンを探していたところ、「ボディバック」なるものに行きあたりました。
ちょっとした身の周りのものをいれるには大きすぎず小さすぎず、使い勝手のよいサイズ感で、両手が使えるのがよさそう。
「ボディバック」とは少量の荷物を入れることに適した、1本のベルトで斜めがけスタイルで持つ、コンパクトサイズのバックのことです。
いわゆるワンショルダーのバックパックタイプですが、ワンショルダーバックよりもよりスリムで小さめのサイズ感の鞄です。
最大の特長は、バックを斜めがけで持ち運ぶため、体にそってぴったりとフィット、揺れることなく安定して持ち運べること。
また両手が自由になり、ふさがることがないので、散歩に限らず、近所の買い物や旅行先など少量の荷物しか持ち運ばない時には重宝します。
Amazonでチェックすると様々なメーカーから「ボディバック」がラインナップされていますので、迷いますよね。
今回、ボディバックを選ぶにあたって重視したことは以下のポイント5つ。
1.最大で持ち運びたい荷物がすべて収納できるサイズ感、ただしコンパクトであること
2.雨天や汚れにも多少安心なナイロン素材
3.三方開きのファスナーがついていること
4.ショルダー紐の位置を左右変更できる両利き用
5.サイドポケットがあるもの(ペットボトルや濡れた折りたたみ傘を差し込める)
まずは自分で使う利用シーンを想像して、絶対に妥協できないポイントを想定しておくと失敗はないかも。
これらの条件を満たし、まず最初のボディバックとして手軽なAddidas(アディダス)ボディバック、ロリンズ(47832)を購入することにしました。
最初の入門用ボディバックとしては手軽で、万が一気に入らなくても安心な価格帯です。
しかもブランドはAddidasのロゴ入りですが、バックそのものは国内で高品質なバックを多数手がけるエースジーンがライセンスインして製造しているものです。
普段のビジネスバックとして、エースジーンのクロスタイドを愛用しており、個人的には信頼のおける安心なメーカーだったので迷わず選びました。
Addidas(アディダス)のボディバックのレビュー
Addidas(アディダス)「ロリンズ」シリーズのボディバックは、ナイロン素材を使っているため、とても軽いです。
サイズは約18×32×9㎝、重量は約220gとコンパクトながら、容量は約5リットル、A5サイズと収納力もあります。
収納スペースは2つあり、両方とも同じ深さがあります。
写真では前面の収納スペースが上半分のようにみえますが、下まで深いです。
使いやすい両利き仕様
持ち手はショルダー以外に上部に簡単な持ち手の2つ。
ショルダー紐はボディバック下部の左右にあるフックに、お好みでスイッチすることができます。
切り替えはショルダー紐の先端の金具を左右のフックにひっかけるだけ。
両利き対応フックのおかげで使いやすいほうの肩にかけて使うことができます。
両肩どちらからもかけることができることに加えて、メインの収納バックのファスナーは三方開きファスナーになっていますので、開け閉めに苦労することはありません。
唯一残念なのが、2つの収納スペースの内、前面の収納スペースについているファスナーが三方開きになっていない点です。
特にスマホなどよく使うものを前面にいれることが多いので、ここは2つとも三方開きのファスナーが欲しかったところ。
実際の収納力はいかに?
試しに、散歩・旅先での利用を想定して、いつも持ち歩いている「スマホ・モバイルバッテリー・コンデジ・自撮り棒・ウェットフィスシート・財布・ガイドブック・ペットボトル・折りたたみ傘」の9点を収納してみます。
2つ収納スペースあるうちの前面のポケットには利用頻度の高い、スマホや財布、モバイルバッテリーなどを収納。
サイドにペットボトル350ml、モンベルの折りたたみ傘をさしこみます。
一番大きな収納スペースには、ガイドブックやかさばる自撮り棒、コンデジをいれています。
これだけいれても余裕のある、5リットルサイズの収納スペースはすごい。
アディダスのロリンズシリーズのボディバックは、収納力は十分満足できるレベルで、バックそのものの重さがとても軽いので、普段使いにはぴったり。
カラーも4色展開でユニセックスモデルなので、大人から子供まで幅広い年代で使えるボディバックとしてオススメです。
ボディバック・ワンショルダーの選び方
ボディバックの最大のメリットとは
数多くあるボディバックの中からお気に入りの1つをみつけるためには、ある程度ボディバックの特長を理解しておく必要があります。
まずメリットとしては、
・必要最低限に荷物をいれるのに最適(休日のお出かけバックとして使える)
・両手が自由になるため、身軽に動ける(自転車やウォーキング、ランニングなどアクティブな活動にも使える)
・ボディにそってバックがフィットするため、装着感がよい
・見た目もコンパクトで、スタイリッシュ
があげられます。
最適なボディバックを選ぶための5つのポイント
その上で自分の利用用途にあったボディバックを選ぶにあたって、気を付けるポイントがいくつかあります。
ポイント1 持ち運ぶ荷物の量で選ぶ
私の場合は休日のお出かけバックとして、主として身の回りのものを収納する前提で選びました。
スマホやモバイルバッテリー、財布程度に加えて、折り畳み傘やペットボトルまでは収納したい場合は容量に注意しましょう。
大きさとしては私の購入したコンパクトサイズ(身軽で過ごせるサイズ感)からタブレットが余裕をもって収納できるA4サイズ程度(収納力重視で旅先でも活躍できるサイズ感)までのバリエーションがあります。
スマホ以外にもタブレットまでは入れたいのあれば、最低でもA4サイズまではほしいところ。
iPadの場合、おおよそA5サイズなので、余裕をもって少し大きめのサイズがよいです。
ただその場合、もはやボディバックの中でも大き目サイズになってしまうため、別のバック(リュックなど)も選択肢にはいってくるでしょう。
ポイント2 利用シーンにあった素材で選ぶ
次に大切なポイントとしてあげられるのが、利用シーンです。
ランニングやウォーキング、サイクリングなどのアクティビティで使いたいのか、買い物などの時に気軽にもって出かけたいのか、またはジャケットなど着用していてビジネスやフォーマルなシーンで使いたいのかによって、選ぶべきバックの「素材」が違ってきます。
例えば、雨の日であれば「防水」仕様(エナメル、ナイロン素材がベター、レザーはシミになるため避けるべき)を選ぶべきです。
また日常持ち歩くことを考えて、「軽さ」を重視するのであれば、ナイロン素材やファブリック素材が好ましいでしょう。
さらに「軽さ」に加えて運動を想定するのであれば、ナイロン素材で、背面部分がメッシュになっているものを選べば、汗をかいても乾きも早く、熱がこもり蒸れることは軽減されるでしょう。
そして、ビジネスやジャケットスタイルで街歩きを想定するのであれば、オシャレなデザインのレザー素材(皮)を選ぶとマッチします。
ポイント3 三方開きファスナーがついている
三方開きのファスナーがついているのかどうかも、使いやすさをはかる上で大切なポイントです。
三方開きファスナーがあれば、右にも左にもファスナーが開くので収納したものが取り出しやすくなります。
肩掛けのボディバックはモノを取り出すときは前にもってきてあけることが多いです。
その場合、右肩にかけている場合は右にファスナーを開き、左肩にかけている場合は左にファスナーを開くほうが使いやすくなります。
使い勝手に大きくかかわることなので、購入前に実際にかけてみて、ファスナーの開閉を確認してみることをオススメします。
ポイント4 ショルダー紐を左右位置を変えることができる
ショルダー紐が左右ふどちらかに固定されているものよりは、自由に付け替えることができるもの(両利き用)を選ぶと使い勝手が向上します。
ボディバックの底面の両サイドにはショルダー紐をかけるフックはがついていると、右利きでも左利きでも使えます。
同じ肩にかけ続けて疲れた時に左右切り替えるなんてこともできますね。
ポイント5 サイドポケットがある
利用シーンによっては、サイドポケットがあるとなにかと便利です。
特にウォーキング・サイクリングなどのアクティビティやアウトドア用途で使う場合は、ちょっとしたポケットがあると、喉を潤すためのペットボトルを挿しておいたりできてよいですよね?
また濡れた折り畳み傘をそのまま差し込んでおけるのもありです。
もちろんマイクロファイバーの折り畳み収納カバーにいれてしまう方法もありますが、さっと出し入れできるので、サイドポケットがあるとストレスフリーではないでしょうか。
以上、選択する際に見るべきポイントを列挙しましたが、カジュアル or フォーマルなのか、防水性、軽量、通気性など、ボディバックを使う環境や状況によって、人それぞれ重視する点が異なります。
ボディバック・ワンショルダーのオススメブランド6選
これまで私が選んだボディバックのレビューを中心に、最適なボディバックを選ぶためのチェックポイントをみてきました。
とはいえ、見るべきポイントはわかったけれども、数多くあるボディバックの中からやみくもに探すのは面倒だったり、ある程度利用用途にあったオススメのバックをいくつかピックアップして紹介してほしいという方もいるかもしれません。
そんな方のために、dalahastが利用シーンを想定していくつか選んでみましたので、ご参考にしてください。
アニアリ:ジャケットスタイルにぴったりのボディバック(レザー)
こだわりを感じさせるドメスティックブランド「aniary」。
an ideal and reality(理想と現実)から生まれた造語であるブランドネームにも、そのこだわりを追求する決意が込められているブランドのボディバックはこちら。
タウンユースでスリムな縦型ボディバックならばこのタイプ。
ファスナーが開きやすい横型であればこちら。
その他、「マスターピース」や「エルゴボック」、「ポーター」などの国産ブランドのレザー素材ボディバックもオススメです。
ポーター:収納力抜群のシックな大人のボディバック(ナイロン)
1962年に日本のカバンメーカー「吉田カバン」から発表されたブランド。
定番のビジネスバックと同じく、あらゆる世代で使えるシンプルなデザインが特徴です。
こちらはナイロン素材の縦型ボディバックです。
タウンユースはもちろんアウトドアでも使えます。
ビアンキ:コスパ優れる万能ボディバック(ポリエステル等)
イタリアの老舗自転車メーカー「Bianchi」のボディバック。
ビアンキを代表とするNBTCシリーズは、本体生地に撥水コーディング加工がされているため、天気の悪い日でも大丈夫(一部付属品は合成皮革のため注意)。
ショルダー部分と背面はエアメッシュしようで蒸れを軽減、長時間の使用でも快適です。
オロビアンコ:スタイリッシュなデザインのボディバック(ナイロン)
1996年ジャコモ・ヴァレンティーニ氏によって、イタリア・ミラノ近郊で創設されたバッグ発祥のファクトリーブランド。
デザイン性と機能性を兼ね備えたイタリアンファッションのコンセプト通り、イタリアンテイストの鮮やかなカラーや自然で抜け感のあるフォルムでありながらも、実用性の高いバックです。
こちらはストラップの位置が背面下の左右中央の3つから選べる。縦型1気室仕様のボディバックです。
グレゴリー:アウトドア派のためのボディバック(ナイロン)
グレゴリーこと、グレゴリー・マウンテン・プロダクツは272年以上にわたり、冒険好きなアウトドア派のライフスタイルに求められる製品を展開。
アウトドアではもちろんのこと、街でも旅先でも使い勝手のよいバックです。
パタゴニア:程よい収納力のあるアウトドアに最適なボディバック(ナイロン)
アウトドアブランドのパタゴニアによる、機能性あふれるボディバック。
体にかけたままくるりと前に回して中の物を容易に取り出すことができる、シングルストラップを備えたティアドロップ型のデザインが秀逸。
程よい収納力と吸湿速乾性があるので、ハイキングやサイクリング用途にもぴったり。
ボディバック・ワンショルダ-のまとめ
dalahastの一言
連休前にボディバックを購入して、近所への買い物からウォーキングなど、どこへ行くにも欠かせないものとなっています。
これからの季節、背面部分がメッシュ素材であれば尚良かったかなと思いますが、コンパクト・軽量、十分な収納力(5リットル)、サイドのメッシュポケット、そしてどちらの肩からもかけられる点で、最初のボディバックとして満足度が高く気に入っています。
カジュアルシーンはこのバックで必要十分ですが、普段はジャケットスタイルを好むコーディネートなので、次はレザー素材のオシャレなタウンユースのボディバックをじっくり検討してみたいと考えています。
今回ご紹介したボディバックを選ぶポイントを参考に、皆様もお気に入りの1つを見つけてみてはいかがでしょうか?
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ブランド、メーカーに拘らないのであれば、安価な商品はたくさんありますので、お試し気分でまず1つ選んで使ってみるのも手です。