長年使うことなく放置していた電気スタンド。
涼しくなってきたこともあり、部屋掃除をしているときにでてきました。
1年ほど前に見た時は特に問題なかったのですが、スタンドのアーム部分のゴムがなにやらベトついている気配。
触るとかなりベトベトでゴムの成分かなにかがでてきたのか、そのまま使える状態ではない感じ。
このまま廃棄してしまおうかとも思いましたが、このスタンドは確か社会人になった時に母親が送ってきた荷物の中にあった実家で学生時代より使っていたスタンドだったと思うので、捨てるのも忍びない。
とはいえ、このままの状態で使うのは見た目もよろしくないので、なにか手立てがないか調べてみました。
ゴムのべたべたは加水分解が原因
同じような悩みを持つ人は多いようで、すぐに答えは見つかりました。
【べとつきの原因】
ゴム特有の加水分解。
今回の電気スタンドの場合、湿度の高い部屋に長い間放置していたので、どうやらゴムが加水分解されて酸性物質になってベタツキの原因になっている模様。
【対処方法】
・無水エタノール(無水アルコール)をふきかけて、ふき取る。
・重曹水をふきかけて、ふき取る。
・歯ブラシで重曹をつけつつ磨く、等々。
自宅に重曹もありましたが、キッチンにあったフマキラーのアルコール除菌でまずはやってみることにしました。
さっとふきかけて、さっと拭き取るだけ。
さて・・・本当にベタつきをきれいに除去できるのでしょうか?
<Before>
<After>
す、すごい!!!
アルコール除菌をふきかけてふき取ると、あれほどベタベタしていた粘着があっけなくきれいに取り除かれています。
過去に同じようになってしまったPC用マイクなどを捨ててしまっていたことを後悔。
省電力のLEDスタンドに買い替えようとしていましたが、ひとまず使えるようになったので大切に使い続けることにします。