ここ最近自宅でのセルフカットにはまっています。
もちろん1ヶ月から1ヶ月半のサイクルで美容室には通っています。
正確にいうとセルフカットではなく、わたしの場合は「合間散髪」で、家族にお願いして、すきばさみで軽くすいているのです。
そろそろ美容室に行かなきゃ・・・と思いつつも、まだ少し早いかなと思った時、自分(または家族)が自宅で簡単にヘアカットできる「道具」を購入しました。
ヘアスタイルがきまりづらくなってきたと感じた時に軽く散髪すると、美容室まであと1~2週間といった時期が非常に快適に過ごせますのでオススメです。
調べてみると実際のところ、ヘアカッター市場は年々拡大しているようで、H23年には82万台だったのがH28には131万台へと5年間で約1.6倍伸びています(出典:日本電機工業会のデータによる)。
そして購入者の実に約6割が、美容室や理髪店代を節約するために家庭で散髪するというよりは、スタイルを維持する目的(合間散髪)でヘアカッターを利用しているというアンケート結果(出典:パナソニック調査)もあるように、合間散髪は広く普及しつつあるようです。
特に20代~30代の男性が買い求めているケースが多く、価格帯も2,000円台から1万円と非常に手軽なお値段になっているため人気です。
とりわけ短髪の方にはパナソニック等のヘアカッターが人気で、豊富なアタッチメントでmm単位でカット幅を調整できる等、高機能。
特に長さをかえずにすき刈りのできるナチュラルアタッチメントには興味津々。
トップや襟あし、サイドをすくにはぴったりかもしれません。
その内買ってしまうかもしれませんが、現時点ではまだそこまで本格的なセルフカットは必要がないので、今回はあえて簡易的な道具をそろえてみました。
カットバサミ+すきバサミ
セルフカットには必要なものは、もちろん細かなカットができる「カットバサミ」と長さと量を整える「すきバサミ」の2種類の鋏です。
1,000円程度で2種類のハサミがセットになったGATSBY(ギャッツビー)のヘアセルフカットのセットはリーゾナブルなセット。
値段相応のチープさで、すきバサミのすき間隔がもう少し細やかで且つひっかかりがなければ尚良かったのですが、合間散髪用途であれば必要十分だと感じています。
カットバサミが少し小さめですが主として前髪の調整用のためです。
手の大きな人だとにぎりづらいかも。
ハサミをぞれぞれ握ったイメージです。
私は手が小さいほうなのですが、それでもけっこう小さく感じてしまいます。
私の場合、セルフカットではほとんどすきバサミしか使わないので特に不便にかんじていません。
ただすき率が高めなのでざっくりすいてしまいます。
お好みにより繊細にカットしたい場合はすき率が低いすきバサミを購入すると良いでしょう。
すきバサミ(セニングシザー)にはすき率%(セニング率)が設定されていて、1回あたりの開閉で切れる髪の毛の量が変わります。
例えばすき率50%であればすきバサミ1回の開閉で半分カットされます。
すき率30%であれば、1回の開閉で30%カットされるので70%の髪の毛が残ります。
さらに2回目の開閉ではその30%カットされるので、すき率30%のすきバサミであれば2回開閉で約50%(100%⇒1回目:70%⇒2回目:49%)カットされることになります。
こちらはギャッツビーのすきバサミ(セニングシザー)です。
100均のすきバサミと比べて多少すき率は低めですが、実際試してみるとがっつりカットされるので少しづつ調整しながらすくことをオススメします。
一般的に15~30%のすき率のすきバサミのほうが失敗なく、慎重にカットできるので初心者にはつかいやすいと思います。
すき率が低いとそれだけカットされる髪の毛の量がすくなくなるので時間がかかりますが、髪の毛をすいたときのラインがでづらいので調整はききそうです。
すき率15%の富士山シザーはこちら。
すき率20%の富士山シザーはこちら。※2017/5/2購入しました。近日レビュー予定!
カットした髪の毛を落とさない散髪マット
次にあったほうが絶対良いのが、「散髪マント」です。
こちらはコジットのジャンボ散髪マントを購入しました。
首回りがマジックテープで首の太さに応じて調整ができますので、子供から大人まで1つでカバーします。
これは最大のポイントは袖がマントについていること。
切った髪が溜まっていくマントの擦りかえり部分より、上部に袖口があることで返し部分がセルフカット時に邪魔になりません。
両腕を袖からだして自由に使えるので、家族に頼まなくてもセルフカットすることができます。
このマントは毛染めの時などにも活躍しそうです。
またセルフカットの後始末も楽ちん。
素材がポリエステルなので、散髪した髪の毛がつきづらいです。
気になる方は静電気防止のエレガードをふきかけておくと、髪の毛がまとまり取り除きやすいです。
あらかた手で取り除いた後はハンドクリーナーで残った小さな髪の毛を吸い取ればお片付けも完了。
これまで洗面所などで新聞紙などを敷いてやっていましたが、セルフカット後の後始末がとても楽になりました。
また夏場はともかく、寒くなってくると洗面所ではなく、暖かい部屋でも気軽にセルフカットできるので重宝しています。
収納時には少しコツがいりますが、このようにコンパクトに付属の収納袋におさまりますので邪魔になりません。
側面もよくみえる3面鏡
洗面所ではない場所でセルフカット行う場合は3面鏡があると便利です。
正面だけではなく、耳の後ろから後頭部・襟あしにかけてみることができます。
これらご紹介した3つの道具があれば、あとは腕と慣れ次第ですが、美容室にいくまでのスタイルキープを実践することができます。