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【不要なペンキの捨て方】使わなくなった古いペンキやニス等の塗料の正しい処分方法とは?

ペンキ塗料の処分方法

DIYや日曜大工でペンキやニスなどの塗料を買ったはいいものの、使い切らずに自宅にたくさんの缶やボトルが眠っていることありませんか?

塗料はなるべく必要な量だけ購入して、使い切ることが望ましいのですが、なかなかそうもいきません。

かくいう私も、何年も前に購入したペンキがベランダのコンテナボックスにいくつか残ったいたので、整理整頓をかねて処分することにしました。

ペンキの中身を容器から取り出して、それぞれ適切に処置をすることで処分することが可能です。

dalahast
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液体だからといって、排水溝にそのまま流して捨てるなんてことは絶対NGです!

ここでは多くの自治体が採用しているペンキを可燃ごみ(燃えるごみ)として処分する方法をご紹介します。
必ず、お住まいの地域の分別・処分方法に従ってください。

残ったペンキやニスなどの塗料の捨て方

1)ペンキを乾燥させて廃棄する

丸缶(ペンキ)の場合

少量のペンキが残っている場合は、風通しのよい屋外で、「新聞紙」などに塗り広げて乾燥させることが基本です。

必要なものは、

があると万全です。
※は処分する量などに応じて使い分けるとよいでしょう。

最近では新聞をとっている方も少なくなってきるので、新聞紙がない場合は、吸水性の高い「クッキングシート」や不要な「ぼろ布」などを、段ボールや大き目のビニールごみ袋を二重にした中に敷くとよいでしょう。

ハケや使い捨てのスプーン等、塗料を取り出しやすい道具を使って、残ったペンキをすべてその上に塗り広げて、乾燥させます。

臭いがきついので、必ずの換気の良い場所、屋外で作業しましょう。
乾燥しやすい天候の良い日をねらって作業すると効率的です。

数日間放置して乾燥させたら、そのまま可燃ごみとして処分します。

天候や季節にもよりますが、3日~1週間程度で完全に乾燥して固まります。

ニスはボトルのキャップをあけて、そのまま屋外の風通しのよい場所に放置すると自然に凝固しますので、そのまま可燃ごみとして処分することができます。

ただ実際にやってみたところ、なかなか固まらず3週間程度かかってしまったので、ペンキ同様にぼろ布などにしみこませて乾燥させるほうが効率的かもしれません。

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古いマニキュアなどもペンキと同様、この方法で処分できます。

スプレー缶(ペンキ)の場合

スプレー塗料の場合も同様に周辺をしっかり養生した上で、不要な新聞紙やボロ布、クッキングペーパーなどにふきかけて使い切ります。

紙は途中新しいものを上に重ねながら、缶の中身がなくなるまで噴射して出し切ります。

中身のなくなったスプレー缶は、火気のない屋外でガス抜きを行ってから分別廃棄しましょう。

参考 ガス抜きキャップについて(日本エアゾール協会)

まず、スプレー缶のボタン部分のプラスチックを取り外します。
次にガス抜きキャップを逆さまにしてティッシュをつめこみ、スプレー缶のノズルに押しこみます(飛散しないように養生はしておくこと)。

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最後にスプレー缶そのものに穴をあけるかどうかは自治体にもよりますので、あらかじめご確認を(私の住む地域はガス抜きすれば、缶への穴あけは不要でした)。

2)専用の凝固剤を使って処分する

大量のペンキが残っている場合は、専用の凝固剤を使ってペンキを固めた上で廃棄すると効率的です。

赤ちゃんのおむつや防災トイレなどにも使われている素材、高吸水性樹脂(吸収性ポリマー)と呼ばれる成分により、液体が固化する仕組みです。

「水性・油性兼用の塗料固化剤」を使うと便利です。
凝固剤は水性・油性塗料だけではなく、ニスやうすめ液にも使えます。

こちらの商品の場合、1袋35gで廃棄塗料約400mlまで、500gサイズで約6Lまで固化処理が可能です。

不要なバケツなどにペンキをあけ、凝固剤と水を加えて混ぜ合わせて放置すると凝固します。

水性ペンキにはそのまま凝固剤を入れて混ぜるだけでよいですが、油性ペンキの場合は薄める必要があるため、水分が多く必要です。
目安として、油性ペンキ塗料に対して2.5倍の水を加えてよく混ぜ合わせたものに凝固剤を混ぜ合わせましょう。※アサヒペン凝固剤の場合

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自宅に残った少量のペンキの場合は、凝固剤を使うよりも自分で塗り広げたほうがコスパもよいです。

ペンキのはいっていた塗料缶の捨て方

空いたペンキ・塗料缶(スプレー以外)は、私の住む地域では「小物貴金属」または「粗大ごみ(長片30㎝以上は有償)」として処分することができました。

スプレー缶は食糧缶や菓子缶などの空き缶と同じく、「資源物」として処分します。

もちろんペンキなどの液体がはいったまま塗料缶を捨てることは禁止です。

上で紹介した方法で、塗料缶から中身をすべてかき出したら、新聞社や古い布などを使って塗料缶の内側をきれいに拭き取りましょう。

もちろん完全にきれいにはできませんので、液だれのない程度までふきとり、屋外の風通しのよい場所に放置して、よく乾燥させます。

尚、使用後にペンキが塗料缶やスプレー缶の中で固まったりして出せない場合は、私の住む地域では「中身入り」と記載した上で、そのまま塗料缶ごと「小物貴金属」としてだすことができます。

こちらのルールもお住まいの自治体によって異なるため、確認する必要があります。

面倒だと思いがちな余ったペンキや塗料の処分も、適切な処置をほどこせば、ごみとして処分することができます。

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ペンキの処分は慣れれば簡単ですので、重い腰をあげてすっきりさせてみてはいかがでしょうか?

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この記事を書いたのは

dalahast_shikaku2

dalahast(ダーラヘスト; @dalahast_jp)です。ほぼ週末限定の趣味のお料理以外に日々の暮らしのなかで興味をもったこと等を 気の向くままに徒然に綴っています。
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