断捨離中にでてきた、若い頃に愛用していた懐かしい香水が数本。
そもそも香水の使用期限は未開封で数年程度と言われているようですが、これはまさしく20数年ものです。^-^;
さて、、、これどうやって処分しようか?
まさか洗面所や台所の排水溝にそのまま捨てる猛者はいませんよね・・・・?
ルームフレグランスとして再利用するのも面倒だし、もはや年齢的にも好ましくない香りなので、さっさと処分してしまいたいのが本音。
というわけで、使い道のない中途半端に残った香水の処分方法を調べてやってみました。
使わない香水の正しい処分方法について
香水瓶のスプレー部分はまわして取り外せるネジ式とがっちり機械で圧着させたカシメ式の2通りあるそうですが、大半が後者のカシメ式です。
カシメ式の場合、まず最初誰もが通る道なのが、香水のスプレー噴射部分が固くて取れない!ということ。
それもそのはず。液体漏れ・異物混入防止のため、がっちりと金属製のカバー(カシメ)で覆われているから、手で取れるわけもないのです。
そこで必要なものは、写真の上から順に①ラジオペンチ、②ニッパー、③マイナスドライバー。
ラジオペンチは取り外しの際、ケガ防止のためにもあると便利ですが、なくても大丈夫です。
そして、ビニール袋、ジップロック、新聞紙またはキッチンペーパー。
ジップロックは強烈な香水の匂いをシャットアウトするには必須です。
尚、室内でやるよりは臭いが充満するのでベランダなどでやることを推奨。
部屋で行う場合は換気をおこないつつ、香水が作業中にうっかりこぼれて臭いがつかないように新聞紙などを敷いてやりましょう。
香水のキャップを取り、まずはニッパーで香水の容器と噴射するスプレー(アトマイザー)のつなぎ目部分(ハカマ)をブチブチと少しずつ切り込みをいれていきます。切り込みを入れつつ、ひっぱる感じ。
ラジオペンチがあれば、切り込みをいれた部分をはさんで一気に引きはがすことも可能です。
ハサミやカッターでは危ないだけで到底固くて切り込みをいれられないので、ニッパー必須です。
↓このようにスプレー噴射部分の金具部分(カシメ)を上から下に向かって少しずつ切り込みをいれたら、あとはラジオペンチでめくれた金属部分をはさんで引っ張ると簡単にとりはずせます。
取り外すと、プラスチックのノズルキャップがでてくるので、この部分はマイナスドライバーをキャップの下部に押し当ててテコの原理で少し力をいれると取れます。
ほら?簡単でしょ・・・ あとはスプレーノズルを引き抜くだけ。手だと全く動きもしなかった香水のキャップが取れました。
あとは、ビニール袋に新聞紙をまるめていれて、そこへ残った香水を少しずつ染み込ませていきます。
ビニール袋の口をしっかり結んだら、最後はジップロックにいれて普通ごみとして捨てるだけ。
新聞紙そのものにも消臭効果はありますが、香水なのでなかなか手強いです。
密閉できるジップロックにいれることにより、臭いのもれを軽減することができます。
取り除いた蓋や香水の瓶はお住まいの地域指定の廃棄方法で処分します。
私の地域では香水の瓶は資源ごみではなく、厚紙に包み「びんキケン」などと表示して普通ごみとして捨てます。
プラスチック製のふたはプラスチック製容器包装へ。スプレー部分の金具は金属ゴミへ。
ニッパーさえあれば意外と簡単だったのですが、最初の1本目は必死にスプレー連射でやったことは内緒・・・