秋の食材、サツマイモ。
今日は昨年からはまっている干し野菜シリーズとして、「干し芋」に挑戦してみます。
干し芋はおばあちゃんの味。昔は祖母宅へいくと干し柿とともに常備してありましたので、たまに懐かしくなって食べたくなります。
ちょうど季節的には寒風を享受できる11~2月頃が仕込み時です。
干し芋は食物繊維も豊富なので健康にもよく、冷蔵保存しておくと、なにか甘いものを食べたくなったら、トースターで焼いて食べればお腹も心もほっこりして満足感十分。
干し芋用のハンギングドライネットはアウトドアグッズメーカーのColeman(コールマン)のもの。
定価も1,000円程度で見た目もよく、収納時にコンパクトになるのでオススメです。
もちろん釣具屋さんにうっている青いネットでもOKですが、このグリーン色がなかなかかっこいい。
ザル籠は自宅にあったものを流用していますが、ダイソーで何種類かサイズの異なるザルをみつけたので、今度はそれを買ってこようと思います。
干し芋の作り方
では早速干し芋を仕込んでいきます。容易する食材はサツマイモのみ。
今回は短時間の蒸時間ですむように、サツマイモをふかす段階で皮を剥いて輪切りにしてあります。
時間がある場合は、洗ったサツマイモをそのままふかして(1時間程度)、皮を剥き、縦長に切ることでザルに並べやすくなります。
輪切りの場合は隙間があくのでたくさんの干し芋を作るときにスペースを有効に使いたい場合はこちらのやり方で。
①サツマイモの皮をピーラーで剥いて、サツマイモを冷水に2-3時間ほどさらして、アクを抜きます。
アクを抜くことでふかした時に黒ずみがでづらくなります。
▼ピーラーで皮を剥きます。
▼全体的に流水で水が濁らないまで洗い流します。
▼冷水にさらして、数時間アク抜きをします。ここ重要。
②鍋に水を500mlほど(鍋のサイズによります。蒸し籠に水が浸らないように注意)いれて、加熱して沸騰させる。
③水を切ったサツマイモを蒸し籠にいれて、約10~15分ほど中火の強め~強火で蒸します。
▼鍋蓋にはふきんをかぶせておくと、鍋豚についた水滴が落ちてサツマイモが水っぽくなることを防止します。
また鍋と蓋の間がより密閉されて、美味しくふかすことができるのです。
▼10分~15分状態をみつつふかす。竹串がすっと通れば完了。これだけでも美味しいそう・・・
あとはザルに重ならないように並べて、ハンギングネットにいれて日当たりと風通しの良い場所で数日干すだけ。
ときどき、裏返してまんべんなく乾燥させます。夜は室内に取り込んだ方がよいですが、温度・湿度の高いところは避けます。
できあがった干し芋は乾燥剤と一緒にジップロックなどにいれて空気を抜いて、冷蔵庫で冷蔵密閉保存。
約1ヶ月~2ケ月程度はもつようです。
数日後が楽しみです。^-^